フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

夕方スキー&Dさんのご実家にお邪魔した

1月中旬の友人Dさんとのスキーハイキング記の続きです。


午後の出発だったので、高いお山に行く時間はなくグルノーブルからすぐのシャルトル―ズ山塊に来ました。


どんよりとした空だったのが、標高が上がるにつれ明るくなってきました。


最後は特に急斜面です。
キックターン(ジグザグに登るときに角度を変えること)中のわたし(^^;)


頂上はこの真後ろの岩壁をよじ登った先になります。
スキーを担いで登らないといけないので、もう夕方が近いしここで引き返します。


さあ、下りていきます✨


雪が足りないところも多いし、地形もそれなりに複雑で、どの辺を滑って下りるのがベストなのかよく分からないので、Dさんについていきます。


下から見るとすごい青空に写っていますね。
登っているときの9割以上はドン曇りだったのに(;^_^A


標高1800mくらいの地点ですが、ドラマチックな空がワクワク気分を高めてくれます。


Dさんが下りつつ撮った一枚がとってもきれかったので送ってもらいました。
雲がまとわりついているのは、ここシャルトル―ズ山塊の最高峰、シャムショウド。


明るく照らされる岩壁。


先ほど、シャモアたちがいた辺りを下りていくわたし。
眼下に見えているのは、グルノーブルの町です。
ご覧のように、決して雪の量は多くはなかったものの何とか滑れました。
雪の下が、石ころの少ない草原であることも幸いしています。それでも時々は石ころが出ているので、あまりスピードを出さず、よく地面を見ながら下りていきました。


森に突入しました。
もう少し下の辺りは、森にもあまり雪がなかったので、辛うじて継続的に雪がある道路から下りていきました。


最後。Dさんは手すりの右横のギリギリ雪があるところを滑ってましたけど😂わたしは潔く!?道路を歩きました。


Dさんの車まで無事に戻ってきました。
先ほどはなかった車が停まっています。先ほど、ワンちゃんと散歩している男性を見かけたので、その方かもしれません。


この日の記録。
距離が往復で6,7㎞、高低差が740mでした。


翌日もスキーの予定だったので、今晩はDさんのご実家に泊めていただくことになっています。薪ストーブがあって暖かい💖


写っていないけれど、わたしが手土産に持って来たアルザスワインと共にオリーブなどをつまみます。


右はヒメジをニンジン・トマトと共にオーブンで焼いたもの。
左は「クロゼ」と呼ばれるサヴォワ地方発祥のそば粉の小さなパスタ、Dさんが晩秋に拾って冷凍庫に入っていたキノコをグラタンにしたものでした。


ピンク色でかわいい💕


ティラミス風なものがデザートでした。


ご飯の後は、翌日のハイキングコースを山スキー専門サイトで確認します。


お客さん用寝室を準備していただきました。
サイドテーブルに置いてあるマグはこの冬、里帰り中にセリアで購入したお気に入りのもの。人んちで寛ぐ気満々なのが反映されています😅


翌日編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

夕方スキーハイキングで可愛いものいっぱい見た

日が少しずつ長くなってきて、先月に比べて少し遅い時間帯でもアウトドアスポーツをすることが可能になったきたのは嬉しいですね。


友人Dさんの車に詰め込まれたスキー用具。
バンタイプでしかも少し改造して荷物が入りやすくしてあってとても便利です。


これは今月半ばごろの話なんですが、この時期低い山にはまだ雪は少なかったです。
午後の出発だったので、あまり高い山には行けません。Dさんが「あそこなら」という近場のお山に来ました。冬季通行止めになっている道路の手前に車を停めて歩き出します。
標高1000mくらいの地点だと思います。


こんなギリギリの量の雪だけれど、何とかスキー担がずに歩き出すことが出来ました。


道路を30分くらい歩いたのち、雪が十分にある森を通って道路の最後の部分をショートカットしました。


森を出て野原に到着した辺り。


この時、少しだけ青空がのぞきましたが、この後すぐにどんより空に戻ってしまいました。


ずんずん登ってるところをDさんが撮ってくれました。


シャレ―の廃墟があります
夏には羊の放牧が盛んな場所なので、もしかすると羊飼い小屋だったのかもしれません。
この後、さらに登っていくとDさんが「あっ、見てごらん」と立ち止まりました。


ちょっとズームして撮ったものです。
シャモアがいっぱい✨


雪の量が大したことなく、地面がかなり出ているので食べるものが見つかるんでしょうね。


ニホンカモシカにちょっと似ているかもしれませんが、アイベックスと同じく野生のヤギの一種です。右の子は子供みたいで、まだ角がとても短いですね。


アイベックスがあまり怖がりではなくてあんまり逃げないのとは対照的に、シャモアはすぐに逃げる、という印象だったのですが、この日のシャモアたちは集団心理なのか!?わたし達がそろりそろりと動いている限り、逃げるそぶりも見せずに、こちらを見てきたり、お構いなしにお食事を続けたりしていました。


きょとんとしていて可愛い😻


先ほどの子たちは向かって右側の斜面だったのですが、よく見ると進行方向にもいっぱいました。Dさんいわく、合わせると全部で40匹くらいいたそうです。
今までは最高でも10匹くらいの群れしか見たことがなかったので、軽く記録更新してしまいました(^▽^;)
もうすぐ夕方でお天気もイマイチ、ハイキング客も全くいなかったので安心して出てきたのかもしれません。


さて、シャモア撮影会が長引いて、かなり時間を食ってしまいましたが、登り続けます。


正面の森の中に見えているのは、今日来た道路の除雪されていない部分です。
一応峠道になっていて、これは峠の反対側の部分だと思います。


正面の岩壁を左側に回り込みます。


奇跡的に青空が再び覗き始めました。


低くなったお日様が、雲の薄い部分からぶわーっと照りだしました。
夕暮れが近いのに、日の出のような印象です。


頂上は、この岩々をよじ登った少し先になるんですが、スキー担いで上り下りすることになるので、この岩の付け根の辺りでやめることになっています。


先ほどまでの曇り空とは打って変わって晴れ渡った空とカッコいい岩々をバックに撮ってもらいました。


後編&夜編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

友人Dさんと地元ライド&おうちご飯

今月前半、まだあまり寒くなかったときのお話です。
平日の夕方だったんですけど、山友のDさんが「今日早く終われるから、短い目のサイクリングに行かない?」と連絡がありました。


ひとつ前のブログにも写真を載せた、ぬかるみまくっていた展望台周辺です(;^_^A
この日は曇り空だったものの、雨の心配はありませんでした。
Dさんはマウンテンバイクを持っていて、それで普通の道路も走りますが、仕事場がわたしんちに近いためわたしの以前使っていた少し大きいロードバイクを貸してあげました。


Dさんの提案で帰りに余計な坂道を一つ付け足したため、いつもより若干長い目の行程に🤣
そうそう、前半に登った別の丘陵地への坂道で、前を行く3人組の中年ライダーさん達を抜かしにかかったDさんが加速しまくって、ついていくのが大変だったのでした・・・丘陵地のてっぺんに着く直前に、わたしも全員抜かすことが出来たけれど、なんかデジャヴな光景というかパターン(◎_◎;)
うちに戻ってくると、もう真っ暗だったのでご飯を食べて行ってもらうことにしました。


Dさんが買って来てくれたセルドン。
甘口で飲みやすい発泡酒です。次男も気に入ってくれました。


粉多めに少し硬い目に焼いたお好み焼きを小さく切って、爪楊枝でおつまみ風に出しました。


自分で作って冷凍していた餃子を解凍して焼きました。
どちらも、ガメイ種のヴィエイユ・ヴィ―ニュ(古い葡萄の木の意味、味が凝縮されたおいしいワインになる)とよく合いました。


デザートには最近うちでブームのお汁粉にしました。
Dさんはすでにわたしの作った餡子を食べたことがあって、好きだと言っていたので大丈夫だろうとは思っていましたが、とても喜んで食べてくれました。


デザートその2。
前日に焼いたやつだけど、バナナ&胡桃ケーキに、胡桃がちょっと足りずにアーモンドも入れたのと、最近マイ・ブームなデーツ粉(デーツを乾燥させて粉にしたもの)も混ぜてみました。いつも入れる蜂蜜の代わりです。年末年始にパン・デピス(蜂蜜入りのスパイスケーキ)の作り過ぎたため、蜂蜜不足な我が家なもので(;^_^A


お読みいただいてありがとうございました。