randonneuseのブログ

フランス在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

2泊でベルドンヌ山塊へ(その1)

5連休の初めの2日は子供たちと南仏へカヤックをしに行き、翌朝5時半にはひとりで山に向けて出掛けました。前日帰ってきたのが遅く、荷物の片付けや洗濯、準備(ハイキングの行程作り、荷造り)に時間がかかり2時間くらいしか寝られないままの出発となりました。


最近明るくなるのが早くなってきて山に行くときに毎回通る高速の料金所ゲート周辺での日の出となりました。


今回の2泊3日のハイキング先に選んだのはベルドンヌ山塊北部。2泊できるので初めはエクラン国立公園の中部~南部など普段あまり行かない遠い目の山にしようかと思ったのですが、天気予報ではそっちよりベルドンヌなど近場の方が良いように出ています。
それに予定を組んだのが前日夜中で民宿なども予約できていません💦 ベルドンヌ山塊には避難小屋がいくつもあり、それなら逆に予約なしに(というか無人なので予約できないわけですが)行けるので避難小屋が複数あり、かつ3日間分の歩き甲斐のあるコースもありそうという条件で地図とにらめっこして決めたエリアです。
写真はベルドンヌの向かいにあるロジエール山塊。


この辺りも峠道でサイクリングの人が多いようです。


出発地点は標高1500mほどの林道にある駐車場。うちから2時間強の道のりでした。
トレラン大会のお知らせが貼っています。1週間後らしく、ニアミスでした。後ろからどんどん走って来られたら落ち着かなくてたまらんと思います(・・;)


山に持って行くサングラス、前日の南仏行きのカバンに入ったままでした。仕方ないので車に置いていた「なんか違う」サングラスを使うことに(;´Д`)


準備を整えて歩き始めたのは8時。まずは森から始まりますがあまりうっそうとしていない森です。


今日も紫の花々に迎えられます。


10分もしないうちにひとつ避難小屋がありました。若いお父さんと幼稚園くらいの男の子が泊まっていたのでしばらく話をしました。ここは候補にしていなかったのですが、なかを見せてもらうと小さいながらとても管理が行き届た快適そうな小屋でした。
後に書きますが、この親子とは夜に再会することになります。


少しずつ急になってきます。2泊の予定なので荷物が重たい・・・寝袋や防寒着、食糧や着替え・・・あと雪のことがよく分からないのでアイゼンやゲイターも入ってます。


標高1700m前後から雪が残ってる場所もありました。


1週間後のトレラン大会のための道しるべがあちこちに立てられていました。


ブルーベリーの実、というか実の形をした花があちこちに。今の時点では中は空っぽです。


木が少なくなってきました。


まだクロッカスが咲いています。


あっ、避難小屋のひとつが見えてきました。


8時50分、アルバレタン避難小屋(1820m)に到着。
ここで1泊目しようと思っていたのですがまだ9時にもなってません。駐車場から300mくらいしか上がってないんだから当然か・・・
ここに荷物を置いてそこら辺をウロウロするにしても、あまりにも時間があり過ぎます。そこで1泊目と2泊目の山小屋を入れ替えることを思い付きました。明日夕方ここに戻って来るわけです。


小さな子供をふたり連れた若い夫婦が泊まっていて朝ごはん中でした。少し話をします。子供たちにとっては初めての避難小屋体験なんだそうです。
荷物を下ろして行程を考え直します。前日はもう遅かったので「泊まるとこありそう」「3日間退屈しないだけハイキングコースありそう」程度にしか決めていませんでした。


この日に歩いたコースはこんな感じでした。小屋その1で1泊目するのをやめてその2まで行ったわけです。荷物の一部を小屋に置いて午後に黄色い部分、夕食後に夕陽を見に(小屋からでも見えますが)青い部分を往復しました。地図や案内看板に書いてある標高で計算したら1日合計で1700mほどの高低差になりました。距離はよく分かりませんが地図の薄い青色のマス目が1㎞になっています。


はい、考え直したので9時に再度出発です(^^;
まずは峠に向かって歩きます。


あれ、もう峠に着きそうです。常にトレラン用のオレンジ色の印がところどころにあります。


9時22分、ペルシュ峠に到着。
1時間って小屋のところに書いてたけど22分で着いた(@_@)?? わたしトレランどころか重たい荷物でズルズル歩いていますが…標高でも120mくらいしか上がってないですしね。看板の計算がちょっとおかしいと思います。普段はコースタイムより若干早い程度です。疲れてる時だとコースタイムとどっこいどっこいだったりもするし・・・
ペリエ―ル峠経由でペリエ―ル避難小屋に向かいますが、ひとつめに書いてるプラチエール避難小屋も泊まる候補のひとつだったのでそちらにまず寄ってどんなところか見てみるつもりです。


早速反対側に下り始めます。


こちら側は雪が多く残っています。


あったあった、プラチエール避難小屋。あれのようです。
前まで行くと若い4人組の男女がいました。この辺に時々来るという地元の若者でした。ペリエ―ル峠方面に行くと言うと男の子が「ここから谷底に一度下りることになるけど、道、荒れ果てているからないも同じだよ。」Σ(゚Д゚)早速試練ですか・・・
わたしが話をしている間に小屋にいた別の男の子がわたしの分も手巻きタバコを作ってくれたのですが吸わないのでお断りしました(^^;


谷底に下りるってことはまたそこから峠に登るってこと(;´Д`)・・・仕方ないか。
暑くなりそうという予報だったので、日陰のある場所ならいいな~。


下り始め(振り返って)。
初めは道の形があったんですが、、


すぐめちゃくちゃになりどちらの方向を見ても道がなくなりました。コンパスの出番です!道がはっきりしているところまで戻って地図上の谷底の通過地点(峠に登るハイキング道が続く場所)に合わせました。
どうせ谷底なのでどう下りても下りられるわけですが、谷底も広いしどうせならちゃんとそちらに向かって下りたいものです。


木をかき分けて歩いて行くと、何となく道っぽいところに出てきました。


あ~嬉しい✨
ペンキマークが!!ハイキングコースに交わることができました。


谷底が近いです。急な坂道を下り続けます。


谷底の通過地点(1628m)に到着。もう10時55分になっています。次の目的地のペリエ―ル峠までは1時間20分か・・・


ふとお腹が減ってることに気付いたので日陰になっている石に座り7、8分おやつ休憩をとりました。暑いのでのども乾いています。


再出発後30分ほど上った地点。雪が増えてきています。


11時55分。雪の上を歩き続けます。ゲイターは付けましたがアイゼンはいりません。


12時5分。ペリエ―ル峠(2003m)に到着。ここに来たのは3度目ですが、今来た道は初めて通ってきました。


あとは分かりやすいよく踏みならされた道を緩やかに下っていきます。目指すは今晩のお宿、ペリエ―ル避難小屋です。


あ、ありました。ここは去年7月に子供たちと1泊した避難小屋なのです。


12時15分、着きました\(^_^)/ 


小屋の前では小さな子供ふたりを連れたお母さんとそのご両親が3世代でピクニック中でした。ここは景色は良く、最寄りの駐車場からだと1時間もかからないので人気があるのです。わたしの同僚の女の子もこの地方出身で子供のころ夏によく両親に連れられてこの小屋に泊まりに来たと言ってました。


一家の飼い犬も楽しそうです。


ここでわたしも昼食にします。一家としゃべりながら準備して食べたので、いつもは欠かさない写真を撮り忘れました(^^;)



昼食後は寝袋などのいらない荷物を小屋に置いて近くの山頂を目指しますが、きりがいいので一度ここで投稿します。

南仏アルデーシュ峡谷でカヤック(後編)

子供たちと1泊で出掛けた南仏アルデーシュ峡谷。お目当てはカヤックです。去年同じところで初めてやってとっても楽しかったのでまた来たいと思っていたのです。今の時期、山はまだ雪が結構多く残っており子供たちが嫌がるので山はもう少し後に行くことにして今回は川遊びに没頭します!


借りてるキャンプ場のプレハブ小屋の窓から。峡谷の岩が見えています。


子供たちがまだ爆睡中なのでひとり川辺に散歩に。といってもキャンプ場内です。


うちの子たちみたいな組み合わせの兄弟がペタンクをして遊んでいました。


キャンピングカーの人、普通の車+キャラバンの人、テントの人・・・色んな人があります。


さて、いくら待っても起きそうにないので起こして朝ごはんです(^^;
キャンプ場に2、3匹いるうち1匹の猫ちゃんが遊びに来ました。
朝食後は荷造りをして車に積んだ後、昨日言われた通りに貸しカヤック屋の前に9時15分に集合です。


参加する人たちにコースの説明、アドバイスがあります。昨日終着点だったところが今日の出発点となるのでワゴン車でみんなして連れて行ってもらいます。


今日も昨日と同じで好きなところで好きなだけ休憩しつつ、待ち合わせの河岸に4時半に迎えに来てもらいます。


待ち合わせ場所に早くに着き過ぎたくないし、かと言って遅れたら他の人の迷惑になるので時間配分に気を付けながら、それでもいい感じの場所があれば5分10分降りて休憩します。


洞窟みたいなところは子供たちもわたしも大好き(^^;) カヤックを付けられそうであればもれなく休憩していきます。


あっ、なぜかケルンがありました(;´Д`)



迫力の岩壁です。


見ていて飽きません。いちいち降りたくなって大変です(^^;


水草にも花が咲いています。


さすがに山に咲いている花とはちょっと違います。


ゴールが近いです。疲れているのでほっとするのと同時に終わってしまうのは寂しいです・・・


この日の1日コースは参加した人が多かったためカヤックなどを積む作業に時間がかかったことや、行きみたいにワゴン車2台でなく大型バス1台に乗ったため、峡谷沿いの細い道路でバス同士がすれ違うのが大変でキャンプ場に帰るのにとても時間がかかりました。バスの中では疲れてウトウトしていたのですが、バスが他のバスとすれ違う際、岩壁に近寄り過ぎて天井の辺りを岩にこすりつけてガリガリガリ~~となったのでしっかり目が覚めました(~_~;)


さて、眠いとは言っていられません。帰りはほとんど渋滞もなく約2時間半、夜9時ごろに帰ることができました。行きとは別の道で高速に入るまでは緑がまぶしい南仏のブドウ畑のなかを時々走りました。去年はラベンダーがちょうど見ごろでしたが、まだ早すぎて咲いていませんでした。


さて、まだ5連休のうち2日が終わっただけです。残りの3日はひとりで山に行くことにしたので、帰宅後速攻ご飯を作って食べ、解いた荷物を片付けたり洗濯したり山どこに行くか考えたり、ザックに荷物詰めたりでこの日は寝るのが午前2時になってしまいました。





南仏アルデーシュ峡谷でカヤック(前編)

先週木曜が祝日だったため、木~日曜の4日間を休む人が多かったフランス。学校も金曜は休みでした。わたしは金土に昨年の消化しきれていない有給を使い月曜が今週の休みだったため5連休でしたよ~5連休!
初めの2日間は子供たちと南仏アルデーシュ峡谷へカヤックをしに遊びに行ってきました。


連休の初日ということもあり、南に向かう高速は混み混み。グーグルマップの指示で早速高速を下ります。


ローヌの谷はワイン造りで有名です。


下の道も混んでいます。おお、サン・ペレの村を通ります。生産量が少なくあまり知られていないもののとってもおいしい白ワインです。コクのある赤で有名なコルナスも通りました。試飲に寄り道したくなるものの、ただでさえ渋滞して時間食ってるのにそれどころではありません(;´Д`)


朝8時半にうちを出て約4時間。渋滞がなければ2時間ちょっとで着く場所なのですが…。まだ45分ほどかかりそう~ってときにきれいなところを通りました。遠くに山のラインが浮かび上がっているのです。携帯の写真では写しきれないのが残念です。


山羊チーズ農家の看板があったので行ってみたのですが、赤ちゃんを抱いた女性が窓から「すみません、わたし今ひとりで赤ちゃんが一緒なので出ていけません」と💦 
残念。ここは民宿もやってるみたいなのでまたいつか泊りに来たくなりました。山ではありませんが、すてきなお散歩コースもありそうです。


出発から約5時間後、通常の倍以上の時間をかけてアルデーシュ川沿いの風光明媚な村、ヴァロン・ポン・ダルク近くのキャンプ場に到着。キャンプ場と言ってもわたし達が借りるのはプレハブの小屋。冷房もあり快適です。日本もだったみたいですが、フランスでは先週夏並みの猛暑で、それもあってカヤックなんてものを思い付いたのです。


肝心のカヤック、午後の最終出発は3時半までというので到着後大急ぎでご飯の準備に取り掛かります。
キャンプといえばバーベキューだと思うんですが、なんとこのキャンプ場はバーベキュー禁止なのです・・・とても乾燥していて山火事の多い地方だからでしょうか。
仕方ないので鉄板焼きです。鉄板は1日5ユーロで貸出してくれます。お肉はたっぷり買って持ってきました💖 お肉大好きな子供たち、とっても幸せそうです。普段そんなにたくさん買うことはないので…


カヤック貸し出し業者はたくさんあるのですが、キャンプ場内にあって便利だし宿泊客は割引もあるのでここにしました。


そしてキャンプ場は川に面しています。ヴァロン・ポン・ダルク周辺にはたくさんキャンプ場があるものの川に直接面しているものは案外少ないのです。そしてそういうところは大規模で高い目のところが多いのですが、ここはこじんまりとしていて去年友達2ファミリーと来て気に入ったので今年もここにしました。


こんな感じの峡谷です。6時に下流の待ち合わせ場所に迎えに来てくれるのでその間、適当な時間配分で漕いだり休んだりします。


探検気分です。


時間に余裕があるので何度も途中停泊(^^;
石投げして遊んでいます。


6時、待ち合わせ場所にカヤックを引き上げます。このようにカヤックを積み、わたしたちは別のワゴン車でキャンプ場まで連れて帰ってもらいました。


キャンプ場に着いてもまだ6時半。晩ご飯までまだだいぶ時間があります。お肉はたっぷり持ってきたものの、デザートがありません。行きに国道沿いの道端で売ってたサクランボ(ローヌの谷はサクランボの産地です)はお昼に食べてしまったし・・・
車で約5分のヴァロン・ポン・ダルクの町まで買い物に行きましたが、夏休み並みの混雑でビックリ。そう、南仏は夏はフランス内外からのバカンス客、ツーリストでごったがえすのです。この日もスイスやドイツナンバーの車を結構見かけました。
祝日の午後ということもあってか、お土産屋さんやレストラン関係以外は閉まっていて唯一開いていた街中の食料品店は値段も高く、ケチなわたしはヨーグルトとアプリコットだけ買って出てきました。


夜はしつこく鉄板焼きです(^^;
ほんとは今日1回明日1回したかったんだけど、明日は朝から夕方まで1日中カヤックの予定です。多めだったお肉、全部焼いておいて一部翌日のお昼のピクニックのために置いておきました。


さて、ごはんを食べてもまだ明るいです。最近では夜9時過ぎくらいまでは明るいので子供たちと川辺に散歩に行きました。


相変わらず石を投げてる子(^▽^;)


照りつける日差しの中カヤックをしてみんなクタクタです。早めに寝て明日に備えます。
続きは後編で(*‘∀‘)