フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

日本人としてあれも作っといた

この時期になるとSNSなどでやたらと目にするので、作らないといけないような気になり・・・というか、実は自分が食べたかっただけなんですけど、あれを作っておきました。


じゃじゃーん。
もちろん、太巻きです。
かんぴょうがないのが非常に残念なんですが(かんぴょうの細巻きが最高に好き)、手軽に手に入るもので作りました。手巻き寿司の面々と同じなんですけど、キュウリ、サーモン、玉子焼き、干し椎茸の煮たやつです。アボカドもあったんですけど、面倒くさくて💦


次男には「作るよ」と言っていなかったので、大学から帰ってきて「わーっ」って大喜びでした。わたしと同じく、お寿司大好きなのです。


トラディッションに基づいて半分ほどはかぶりついて食べましたけど、食べにくいので残りは切りました。
炒り大豆がなくて、豆まきが出来なかったのが残念です。
ピーナッツはあったんだけどなー・・・
最近、スーパーのオーガニック食品の量り売りコーナーで炒り大豆が売られているのを見付けて、オッと喜んだんですが(節分は関係なく、炒り大豆好きなので)、値段を見てビックリ、アーモンドやヘーゼルナッツと同じ値段していました(T_T)
納得いかないので買いませんでした(;^_^A


明日は高速を走るので(週1くらいで走ってるけど😅)、タイヤの空気圧を調整しに行きました。

11月に冬タイヤに変えた時以来、面倒くさがって確かめていなかったのでした(;'∀')


エアバルブキャップ。
ネットで買ったMazdaロゴのやつに付け替えてあります💖
それから、可愛いデミたんが塩カルでグチャグチャに汚れていたので、久しぶりに洗車しときました。


2,99ユーロと激安の洗車センターが最近、改装工事中で嫌な予感がしていたのですが、再オープンしていたので行ってみるとやはり3,99ユーロに値上げされていました(T_T)


1ユーロ高くなって、何か変わったん?
と思ったら、最後に送風だけで乾燥させていたのが、天井からぶら下がっているフワフワの素材の太いカーテンというか紐みたいなものが風に舞って、より良く(多分)乾燥させるシステムになっていました。
でも、洗車のトンネル?に入る直前に手作業でまずザッと洗ってくれていたのが省略されていました(高いコースを頼むとやってくれるらしい)。


スキーの話が続き過ぎていたので😅ちょっと別の話題を挟んでみました。
次回からまたスキー記に戻ります。
お読みいただいてありがとうございました。

クレープの日だった

2月2日は、フランスではクレープを食べる習慣があります。
その昔、巡礼者に配られていたという説や、太陽を思わせる形と色から、春の訪れを願うという意味もあると言われています。


みよん家では、この日に限らずしょっちゅう焼いている手軽なお菓子ですが、せっかくなのでいっぱい焼きました。おやつに、デザートに、翌日の朝ご飯にと1日かけて食べました。


こんなものを塗って食べました。
右のは、ヘーゼルナッツとチョコレートのスプレッド(ニュテラ的な)。時々行くお菓子屋さんが手作りしているやつで、ヘーゼルナッツの割合が50%。添加物ゼロなのでおいしさ抜群です。真ん中はみよん総料理長の渾身の手作りジャム。左はサヴォワ地方の道の駅的なお店で買う胡桃スプレッド。


上がジャム。友人Oさんちのお庭に生えていたレッドカラントとカシスです。
右が胡桃スプレッド。滑らかではなくて粒粒が残っているのが気に入っています。


・・・というのは昨日のお話で、今日は超久しぶりに自転車に乗りました。
最近、結構暖かいんですよね。少し前まで「自転車なんか乗ったら凍死する!」と絶対無理な感じだったのに。


自宅から20分か25分くらい走った地点。
この少し先から登り坂になるので、上着を脱いでいると、まるでわたしと待ち合わせをしていたかのようにイケメンサイクリストがやって来ました。
「ゴメンゴメン、待った?」とはもちろん言ってくれなくて(^▽^;)、単にボンジュール、と挨拶した後、待ち合わせをしているお友達に連絡を取っておられました。


よく写真を撮る場所、というかこのコースを走る時に唯一自転車を降りる場所です(今日は上着脱ぐのにも降りたけど)。
前回来た時(確か友人Dさんとでした)から、結構長い間乗っていなかったので体力というか脚力が落ちてるに違いない、と思っていましたが、しんどく感じた割にはタイムは悪くなかったのでホッとしました。


3つ目の丘から下りていく最中。
電動アシスト自転車のおじさまが登って来られました。
今日はお天気が良く、暖かめだったので結構たくさんのサイクリストさんを見かけました。
3週間近くぶりの自転車記録
👇

41㎞ちょい、獲得標高603m、タイムは2時間ちょいでした。
長くも短くもなく、坂は適度にあるし、町中はサイクルレーンがあるところが大半だし、山道は車が少ないのでとても気に入っているコースです。


お読みいただいてありがとうございました。

友人Dさんと山スキーの週末・2日目

友人Dさんのご実家に泊めてもらって2日連続でスキーハイキングをした週末のお話です。
1日目は午後の遅い目の出発だったので、お手軽に近場シャルトル―ズ山塊のお山に行きました。


この日はたっぷりと歩く予定なので、ボリューム満点の朝ご飯です。
真ん中にあるのはオレンジフラワーウォーターで風味づけされたブリオッシュです。


シリアルは持参したもので、自分で色々混ぜてるやつです。
Dさんのご実家に牛乳があるか分からなかったので、日本で買った小さいなサイズの豆乳を持って来ましたが、使わずじまいでした。
シリアルだけでなく、パンとブリオッシュ、フルーツまで頂きました(^^♪


この日の行き先は、前日の夜にDさんと決めました。
Dさんのご実家からだと1時間半ほどのロータレ峠に向かっています。
天気予報は曇り時々晴れ、だったと思います。気温的にはそう寒くはなく、朝の出発時にマイナス5度くらいでした。


標高2057mのロータレ峠。
通年で開通しているのでとても便利な峠道です。


峠を越えた直後に見えるお山。薄っすらと道路の形が見えますが、ツールドフランスで有名なガリビエ峠道です。10月下旬くらいから6月初旬くらいにかけて冬季閉鎖されます。


峠から反対側にしばらく下りた1800m台の道路沿いに車を停めます。
この日の目的地は、夏山では2度登ったことがあるグラン・ガリビエ(3228m)。
1度目はここからさらにもう少し下りた道路から、2回目の時はガリビエ峠の反対側になるサヴォワ県から出発しました。


まずは、除雪されている雪の上に登らないといけなかったので、Dさんがわたしの板も持って少し進んでくれました。すみませんね・・・


歩き始めの1枚。
グラン・ガリビエといえば有名なお山なのでそれなりにトレースがあるかな、と思ったけれど、ここの出発地点からのトレースはゼロでした。
ちなみに最後の積雪からは3日ほど経っていたと思います。


木の間からぽつんと見えているDさんの車。


しばらくカラマツ林の中を登ります。


キックターン(ジグザグに登る時に方向を変えること)直後のDさんと、ちょうど昇ってきたお日様。


谷底を走っている道路が見えていますね。
割と急な斜面なので、手っ取り早く標高を稼ぐことが出来ます。
まだ早い時間帯だったため、雪の表面が硬いです。急になるにつれスキー板が滑りがちで、登りにくくなってきました。


これの登場です。
緑のやつですよ・・・。


こうしてビンディングの前の部分に引っ掛けて使います。
フランス語でクトーと呼ばれる、スキー板用のアイゼンです。


こんな急斜面を結構長い間トラバースしていきました。


歩くスピードは若干落ちますが、滑る心配が少ないので安心して歩けます。


その後、クトーを付けた板でも難しいところが出てきました。


じゃじゃーん。
軽アイゼンの登場です✨
登山用の普通のアイゼンは持っているんですが、軽アイゼンでいいってことで、普通のアイゼンは重たいので、Dさんが予備に持っている(以前に使っていたやつらしい)ものをお借りしています。


これはスキー靴に付けます。


わーい、安心感が違いますね💖
ちょうど1年ほど前のピレネー遠征にはアイゼンは持って行ったものの、使うことはありませんでした。つまり、この日がスキー靴に付けるアイゼンデビューだったということになります。




やたらとカッコいい岩々のところを登っていきます。


続編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。