フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

速報・初滑りしてきました

3連休だった先週末、今シーズン初めての山スキーをしてきました。
先月下旬~今月上旬のアウトドア記が書き終わっていないので、速報という形でお伝えします。


雪の量がちょっと怪しかったのですが・・・


2700m台の峠まで登ると、50~60センチくらいはありました。
3日連続でスキーして、これはお天気がイマイチだった2日目です。
ひとつ前の写真は3日間で一番お天気が良かった1日目。


イマイチなりに、不思議な魅力のある景色でした。


これは昨日(日曜)の夕方。
午前中ドン曇りだったので、止めとこかと思ってたらお昼から晴れてきました。
滑っているのはこのブログではお馴染みの山スキーとロードバイクの師匠、友人Oさんです。


そんなに雪あると思ってなくて、お散歩程度かな~、と山用ヘルメットは持って来ていなかったので、自転車用ヘルメットと、先週買ったばかりのカッコいい!?自転車用サングラスを着用(;^_^A 


また順を追って、記事にしたいと思います。
お読みいただいてありがとうございました。

廃業したスキー場に登ってみた

以前に、友人Oさんに連れられて、一度だけ山スキーをしに来たことのある廃業したスキー場に、先日ロードバイクで登ってみました。


まずはその時の(元)スキー場の様子
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ほぼ2年前。ドカ雪が積もった直後でした。
Oさんと、愛犬ラフィちゃん。最近は留守にする機会が多いため、実家に預けていることが多いみたいです。


こういう山道です。
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麓から峠まで9㎞の部分だけのグラフです。
平均7,1%ですが、最初の平たい部分の後から数えると、8%くらいになります。
Oさんちから遠くないので、直接おうちから出発しました。
「目的地まで車で少し近づいてからサイクリングを始めよう」とOさんは言ったのですが、わたしが却下しました( ̄▽ ̄;)


で、行きの写真が1枚もなくて、いきなりゴール地点(元スキー場)です(^-^;
子供たちが中学生くらいの時に着ていたサッカーチームのシャツをサイクルウェアにしていいます。


サイクリングの道しるべ看板前で。
「セウーズの登り坂、ゴール」とあります。
セウーズは1520mとそこそこ標高のあるスキー場だったものの、雪不足が主な原因で廃業してしまって結構経っているようです。
冬には山スキーに来る人がいくらかあり、夏はハイキングや、特にクライミングする人達に人気があります。


長居をしたいような感じの場所でもないし😅、早々に休憩を終えて下り始めます。


しばらく下りたところにあるサイクリング用の看板。
ところで、集落の名前が「ラ・モンターニュ(山)」って?
テキトー過ぎませんか??


平均10%くらいのところも多い、キッツい登り坂でした(>_<)


登りよりも、下りでの方が色づき具合がきれいに見えるのは精神的な余裕のせいでしょうか(;^_^A


下りている途中だというのに、ヒルクライム中の写真がない~!とやらせで登り始めたわたし。


下りてるところよりも、登ってるところの方が撮りやすいし、サマになるでしょう!?
さて、やらせは終わりでまた下り始めます。


振り返って。
なだらかな斜面は、2年前にスキーを履いてウロウロした辺りだと思います。
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まるで、別世界ですね・・・
もうすぐこんな景色に再会できるのをそろそろ期待しています(*´▽`*)
さて、紅葉の季節に戻ります。


山道を半分以上下りてきました。


奥に見えているのが、今下りてきた山です。


しばらくは、ゆるやかなアップダウンのある田舎道を走ります。
地元だけあり、Oさんが道をよく知っているので助かります。一人だと、いちいち交差点で立ち止まって看板やGPSで調べないといけないので大変なんですよね・・・


しかし、この後難関が待っていました。


ダウンヒル前に「往復よりも周回がええやろ?」と聞いて来たOさんに「もちろん」と答えていたのですが、一部舗装路でないところを通らされる羽目になりました。
しかも、結構長い・・・1㎞近くあったと思います。


もはや、道路でもない(T_T)
変なコースを選んだOさんに、せめてわたしの自転車も押してもらいます。


最後は金網フェンスを開けて、舗装路に戻ってきました。
なぜに、こんな意味不明なところ通った?と怒りが収まらないわたしに「いやー、ここら辺の道路の工事の進み具合を見ておきたかった」と本音が出たOさんΣ(´∀`;)
道理で、通りにくかったはずだ・・・工事中の道でしたか_| ̄|○


この日のライド記録👇

約50㎞、獲得標高は1368mでした。
自宅に帰ったOさん、「りんごが庭にいっぱいあるから、取りに行くの手伝って」と言います。


お隣のわんこ、オスロ君がやってきました。
前はOさんのわんこ、ラフィちゃんと1日中遊びまわっていたのですが、最近はラフィちゃんはOさんのご実家にいることが多くてちょっと寂しいかも・・・


お庭が広い・・・


リンゴの木が数本あります。これは一部赤く染まっているけれど、グラニースミスなんだそう。食べてみると、確かに味やみずみずしい食感はグラニーっぽかったです。


品種は3つくらいあります。
一部、お土産にもらって帰りました(*´▽`*)


お読みいただいてありがとうございました。

今季3度目のイゾアール峠

ツールドフランスがよく通る峠のひとつ、イゾアール峠(2361m)に先月、自転車友のOさんと登った時のお話です。
オート・ザルプ県第二の都市、ブリアンソンから近く、アクセスが悪くないこともあり、今シーズン3度目になりました。


朝9時、ブリアンソン市内の駐車場。
前夜からお天気が悪く、ブリアンソンに到着したときはまだ雨が降っており、パン屋さんに併設されたカフェで菓子パンとコーヒーで朝ご飯にしつつ、お天気が回復するのを待ちました。
雨は上がったものの、午前中は「曇り時々雨、時々晴れ間」とよく分からない予報でしたが、秋になると「もうすぐ冬季閉鎖に入ってしまう~」という焦り!?から、あんまりお天気が良くない日にでもついつい登りたくなってしまうわたしやOさんです(;^_^A


ブリアンソンからイゾアール峠はこういう峠道になっています。
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標高1200m台から出発。
前半は比較的なだらかですが、途中から急になってきます。
5月末に反対側(ケラ山塊側)から、7月にこちら側から登っています。
こちら側の方が規則的で平均勾配は低く(6,5%)、しかも道路の幅は広めで舗装状態も良いため、登りやすくなっています。


出発地点から約550mほど登ったところにあるル・ロー(Le Laus)という集落。
7月に来た時と同じく、ここでおやつ休憩にしました。
峠道が冬季閉鎖されている時期は、ここが除雪最終地点になります。
クロスカントリースキーのコースが周辺にはあり、またここから山スキーやスノーシューで歩き始める人も多いです。


地味なおやつ、ナッツ&ドライフルールでエネルギー補給。


峠方面。雲は多いものの、全体的には晴れてきています。
雨は大丈夫そうな雲です。少し迷ったけど、来てよかった!


森を抜けてすぐの辺り。
Oさんにカメラを渡して撮ってもらいました。


この日の目的はカラマツの紅葉の中を走ることでした。


晴れ間が出てきて、明るく照らされるカラマツにうっとりしながら登りました。
これは先月の話ですが、秋が深まり寒くなってきて、上は何を着たらよいのか分からずにヒートテック2枚重ねです(;'∀')
つい先週、ようやく秋冬用サイクルウェアを購入しました。


森林限界を越えて、草原エリアに入った辺り。
草紅葉が進み、温かい色合いになっていました。
峠は2300m台ですが、2000mちょっとくらいまではカラマツ林の中を走ることになります。


峠まであと一息。
峠の石碑が見えています。


着いた\(^_^)/
ツールドフランスが最後に来て、もう5年になるんですね。
その際は、ステージのゴール地点になったようです。
峠は、5月に初めて来た時から既に工事中で、まだ終わっていませんでした。


石碑前。
峠は広くて、既に駐車場もちゃんとあるんですが、もっときれいに整備することにしたみたいです。峠には夏の間だけ開いている小さな売店もあるんですが、これも立派な建物になるらしく、ちょっと残念なような・・・


峠から反対側に少し下ります。


本当はいっぱい!?下りて、登り返したかったんですが、夏に比べて急な&長い山道に登る機会が減っているせいか、20㎞、高低差1200mくらい登っただけなのに、疲れてしまってそんな気分になりませんでした(-_-;)


再び峠に戻り、Oさんのキャニオン(自転車)も一緒に記念撮影。
ちなみに、看板に書かれている「Refuge Napoléon」は、峠から少し下りたところにある老舗の旅籠です。


急なヘアピンカーブ。


眼下に写っているのが、ナポレオン山小屋です。
夏の観光シーズンと、冬のスキーシーズンのみ開いており、この時は閉まっていました。


冬に来るとこうです。
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両方、数年前に来た時に撮影したものです。
ブログに何度も書いていますが、ナポレオン3世がオート・ザルプ県の主要な峠のいくつかに作らせました。現存するものの中でこれが一番有名だと思います。


さて、先月のサイクリングに戻ります。

登りでは青空が広く見えていたけれど、ほとんど雲で隠れてしまいました。


間もなく森に突入という場所で1枚。


オレンジの森を数キロ走ると・・・


最後の数㎞は、峡谷沿いの道路です。


ブリアンソンの町が近くに見えてきました。


市内まで戻ってきました。
駐車場まで1㎞程度です。


この日の、登りの記録
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なぜか、峠でストラバが終了されてしまったため、往路のみの記録となっています。
写真撮ってもらうのにカメラ渡したり、指示したりで、ちょっと時間かかってしまいました(;^_^A


帰りに寄った小規模なチーズ工場の売店。
なかなか美味しいチーズがいくつかあって、こちら方面に来たらよく寄っています。


お読みいただいてありがとうございました。