フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

大学生の次男とテント泊・下山編

19歳の次男とテント泊ハイキングをした時のお話です。


テントを張ったのは、標高2450mにある湖。
わたし達がテントを撤収して出発するのと同時に、放牧の牛さん達がゆっくりと湖畔に下りてきました。
行きに通ったハイキング道から下りるのは面白くないので、遠回りに周回するコースを歩いていきます。


もうお花はほとんど見られませんでした。
夏の後半から秋にかけて見られる、タンポポのような、アザミのようなカーリン。


8、9月によく見られるジョンシアン・シャンペートル。


小さな湖の隣を通ります。


湖では、ついつい水切りをしてしまう次男(;^_^A


朝はさすがに少し肌寒かったけれど、日向を歩いているとあっという間に暑くなってきます。


湖を通り過ぎてしばらくした地点。
ここからはどんどん下りていきます。


この辺りにも牛さん達がのんびりしていました。


今回、久しぶりに一緒にハイキングした次男。
実は、この場所には数年前に来たことがあるんです。
その時の写真を一枚
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2017年8月、つまり5年前でした。
めちゃくちゃ幼い(≧∇≦)


駐車場に無事に戻ってきました。


半端なく汚れてるデミたん(>_<)
標高の高い駐車場まで車で来られるのは、とてもありがたいのですが、ゆっくり走っても砂埃がすごいんです・・・


林道(といっても森林限界は越えていて木はないですが)から下りてきて、まず到着するベッス・アン・オワザン村。石造りの古い家屋が並ぶ、可愛らしい村です。


さらに下りて、ル・ブール・ドワザンの町に到着しました。
車を運河沿いの駐車場に停め、町を歩きます。


この町には、初夏にアルプ・デュエーズなどにロードバイクで登った時に来ました。
その時に寄ったパン屋さんに入ります。
バニラ味のフラン(カスタードのタルト)がとても美味しかったのですが、この日はチョコレートが混じったものしかなく、仕方なくそれを購入。
その後、同じ商店街?にあるチーズなどを扱う食料品店に入りました。


運河沿いのベンチでピクニックにします。
買ったばかりのピリ辛サラミを切る次男。


パン屋さんではナッツ入りのパンも買いました。
なかなか美味しかったです。


サラミと共に買ったのは、小ぶりな山羊乳チーズ。
クリーミーでとってもおいしかったので、自宅用に買って帰ろうとピクニックの後、戻ってみるとお昼休みで閉まっていました_| ̄|○
フランスでは、お昼過ぎに2~3時間閉めてしまうお店も結構あるんですよね(;^_^A


手前はピザ的なおかずパン。
奥が半分チョコレート味のフラン。バニラ味のもののほうが好みだったけれど、これもまあおいしかったです。


おまけの1枚
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自宅もベランダにて。
テント泊をしたあと、うちに帰るとすぐにするのはテントを乾かすことです。
この日はビールを飲みながら、アウトドア食器などの洗い物もしました。
すぐにしないで、車のトランクの中に入れたままにしていたりすると、ついつい忘れてしまって次にテント泊するときに湿ったテントが出てくることになります(;^_^A


お読みいただいてありがとうございました。

次男と迎える極上テント泊の朝

19歳の次男とテント泊ハイキングをした時のお話です。


夜明け前に、テントから出てみました。
風もなく、想像していたよりも寒くない朝でした。


テントから眺める景色。


爆睡中の次男を寝させたまま、再びテントの外に出ました。
刻々と変化する早朝の空の色を見るのは、テント泊の醍醐味です。


神秘的な色に包まれる湖畔の景色を動画でぐるっとご覧ください👇

湖畔キャンプの朝
「もしかして、わたしって世界一幸せなひと?」と半ば本気で思ってしまう瞬間です😅


温かいインスタントコーヒーを飲みつつボーっと過ごす至福の時です。


いよいよ日が昇ってきました。


爆睡していた、と思い込んでいた次男が実はちゃっかりと、同じ瞬間の写真をテントから撮ってきました👇

サムスンのスマホですが、きれいに撮れてる・・・
ちなみに、この時期はわたしのキャノンのコンデジは故障中で、友人に借りたソニーのコンデジを使っていました。


テントの近くに広く平らな岩があり、ピクニックに最適でした。
朝ご飯はパン、ブリオッシュ、ビスケット、バター、蜂蜜、ニュテラ、チーズです。


地べたにはブルーベリーもあります(^^;)


飲み物はわたしはコーヒー、次男はココアでした。


夕方にどこかに行ってしまっていた放牧の牛さん達が、いつの間にか近くまで戻ってきています。


朝露で濡れていたフライシートを岩に張り付けて乾かします。
朝ご飯の前からしておけば良かったんだけど…忘れてました(いつも)。


牛さん達が少しずつ下りてきました。
すっかり寛いでいて幸せそうに見えます(*´ω`)


荷物をまとめて、出発です。


最終回に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

母息子キャンプの夜

大学生の次男とテント泊ハイキングしたときのお話です。


エクラン国立公園の氷河を正面に臨むことができる湖にて晩ご飯ピクニック。


もう1か月くらい前の話なので💦今よりかは随分と暖かかったものの、標高が2450mあるので、日陰になってくると肌寒いものです。
パスタを茹でて、茹で汁を利用してインスタントトマトスープにしました。
定番過ぎるわたしのキャンプ飯です(;^_^A
インスタントスープの種類を変えて変化を出そうと試みていますが、便利過ぎてほぼ毎回のように同じパターンです。
今日は思い付きでチーズを入れると、良い具合に溶けてかなりおいしかったです。


晩ご飯のあと、テントを設営しました。
湖畔ギリギリも考えましたが、微妙に傾いていたり、どけられない石が出っ張っていたりしたので、少し高い位置にしました。
湖畔の我が家を動画でご覧ください。
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母息子キャンプの夕方



my別荘とエーデルワイス。


この湖の周りにはあちこちに咲いていました。


歯磨き中の次男。


夕日に照らされるエクランの山々と我が家。


寒くなってきたので、テント内に避難。
出入り口を湖側にしたので、この景色です(^^♪


もちろん冬用シュラフなので、ぬくぬくです😊


朝編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。