フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

スキー場巡ってみた(ロードバイク)

坂道しか興味ないわたしにとって、サイクリングの行き先は大抵、山道になります。
自宅から近い丘陵地でも、山道はいくらでも登ることはできますが、連続した登りは長くても、6~7㎞以内くらいのことが多いので、それよりも長い山道を登ろうと思うと、丘陵地ではなくてそこそこ高いお山地方に行く必要があります。


アルプスの有名な峠道は、観光客の車がまだ少ない夏の前半にかなり登ってしまったので(アルプスの中でも遠い南仏の一部の峠道は除いて)、最近ではスキー場への山道を登ることも多いです。


オーシエールスキー場は、中心地の標高が1850mと高い目です。
ロゴマークはクマちゃんで可愛い💖


どうせだから、スキー場の舗装道路のうち、一番高い辺りまで登っておきます。


スキー場だけど・・・ハイキングする人が結構あり、グループ客が歩き始めるところでした。わたしはわざわざスキー場を歩く気はしないけど、一部の人たちにとっては安心感があるのかもしれません。


中心地まで下りてきました。ツーリストの車もそこそこ停まっているし、お店の一部は開いているけれど、スキーシーズンほどは賑わっていません。


開いているカフェを見付けて、15分ほどコーヒー&トイレ休憩していきました。


のんびりと新聞を読んでいるイギリス人の老夫婦がおられたので、写真を撮っていただきました。


オーシエールスキー場からのダウンヒル。
このスキー場は、2年前のツールドフランスの山岳ステージのうち一日の、ゴール地点になったため、元々悪くはなかった道路がさらに整備されて、とっても走りやすいです。


順番が入れ替わったけど、オーシエールに登る前に、もっと小さくて全然無名なスキー場にも登っておいたのでした。ライユスキー場といって、地元の家族客くらいしか来ないと思います😅


ライユスキー場の手前でひとつ、スキー場の後にもひとつ峠も越えます。
最後の峠は傾斜が5%前後くらいのところが多くてなだらか。峠然としておらず、言われなければ誰も峠だと思わない代物です(;^_^A


平和な(=激坂ではない)峠の手前の、平和な景色・・・


仔牛ちゃん、といっても結構大きな子が、お母さんのおっぱいを飲んでました。
可愛い(*´▽`*)


この日のストラバ(自転車&ランのアプリ)の記録。
右上のヘアピンカーブの連続がオーシエールスキー場で、左端にちょろっと出っ張ってる線がライユスキー場です。
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距離75㎞オーバーは、いつも半日しかサイクリングしないわたしにとっては最長レベル。
獲得標高1464mは夏の前半は当たり前でしたが、最近では、よく登った方です。
行動時間は3時間半強。オーシエールスキー場でのコーヒー休憩を足すと4時間弱でした。
平均時速。以前は登りのタイムは見ていても、全体的には全く気にしていなかったのですが、下りは怖くてスピード出せないにしても、平たいところはなるべく早く走るようにして何とか時速20㎞以上で漕げていたので、嬉しかったです。


ところで、短すぎて?全然人気のないライユスキー場への山道・・・
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女子で記録が残ってる人が7人しかいなくて、1位になってしまいました😅
ちなみに男女合わせると105人(それでも少ない💦)中26位でした。


お読みいただいてありがとうございました。

大学生の長男とお出掛け&デミたんのお手入れ

お山地方の友人Oさんから、しょっちゅう「君の子供たちも連れてこいや」と言われていて、長男は特にいつも忙しくて中々時間が取れなかったのですが、今回ようやく一緒に行くことができました。
次男は彼女と旅行中で同時には来られませんでした。


最近、わたしのお古のロードバイクに乗り始めた長男。
Oさんち周辺は、山道ばかりでサイクリングに最適です。
自転車2台積み込まれたデミたん。半端なくギューギューです(;^_^A


Oさんちに向かう途中にある、お気に入りのパン屋さんでお菓子を手土産に買っていきました。


このブログに何度も登場したことのある、ブリオッシュ生地を伸ばしたタルトです。
むしろ、巨大なクリームパンと言った方が分かりやすいかもしれません。
カスタードクリームには風味は付いていませんが、ブリオッシュ生地にはオレンジフラワーウォーターほんのりと香ります。
わたしたちが到着した朝は、Oさんは用事があって忙しかったので、別のプログラムを考えています。少し前に、サイクリング中に知り合ったLさんという方と会う約束をしていました。
Lさんは南仏の方で、この地方にバカンスで2週間ほど滞在しているということでした。


Lさんと、大まかなサイクリングコースを考えていたのですが、前日に自転車に乗り過ぎて筋肉痛の長男が「あんまりしんどい峠道は無理」ということで、楽なコースに切り替え、カフェ休憩を長くとりました。写真は休憩中の3人の自転車です。
この後、少しみんなで走ったのちにお別れしました。


お昼ご飯の写真とかはなくて(^-^;
午後のお話へと続きます。


愛車デミたんのブレーキパッドが古くなってきていたので、ネット購入しました。
わざわざOさんちに持って来なくても、うちでも出来るんですが、たまたまこの日の前日に届いたので、持って来たわけです。


次男はメカニックが得意で、ブレーキパッド交換やオイル交換など基本的なことは全部自分でできるんですが、長男はそこまで経験がないため、Oさんにちょっと見てもらいました。
Oさんも日本車のブレーキパッドはやったことがない(少し仕組みが違うらしい)、と少し手間取っていましたが、すぐに理解して残りの3つは長男がひとりでやっていました。


その後、デミたんの前輪のタイヤを交換しにタイヤ屋さんへ。
これも、ヤバいくらいすり減ってきていたのでした💦


1時間ほどかかるとのことで、近辺を散歩することにしました。
車の修理工場や、ディーラーの並ぶ地区です。
どうせだから、ランドローバーに入ってみよう・・・


最新ディフェンダーを興味深くのぞき込むOさん。
Oさんの年季の入ったディフェンダー(300tdi)とは、もはや関係ない車といえます。
車体もホイールもピカピカで、酷路は走ってはいけなさそうな高級感が・・・


外見のラグジュアリー感からすると、意外にもスッキリした内装でした。
あんまり応接間っぽくなると(ボキャ貧失礼)、ワイルドな感じのブランドイメージと異なるってことなんでしょうかね・・・


時間を潰しきれなくて、タイヤ屋さんに戻ってきました。
お山地方だけあって、雑誌コーナーに地元新聞社のデラックスなお山特集号が✨


わーい\(^_^)/
トーヨータイヤが付きました✨


それなりに盛沢山な一日だった気がしてたんですが、Oさんが「俺は今日まだ自転車に乗っていない」と言い出しました(・・;)
筋肉痛中の長男はパスで、わたしとOさんだけ近場の峠道クライムすることに💦


車で来た長男が撮ってくれました
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グレーズ峠 ヒルクライム
平均10パーセントが5㎞続くしんどいやつです。
この峠道に入る前にも、それなりにしんどい峠を経由するので、訓練としか言いようがないコースです😅


着いた💦
足つきはしないものの、毎回死にそうなる道路です。


車で来た長男が晩ご飯を運んでくれました(*^^*)


峠ピクニックです。


ピクニックのあとは、ダウンヒルです。


長男に撮ってもらいました。
厚い雲のサンセットは、なかなか雰囲気がありました。
出発した時点では雨だったのですが(それでも決行😓)、峠に着く少し前に止んでくれたのでした。


お読みいただいてありがとうございました。

しつこくディフェンダー泊

一度ハマるとそればっかり、というのはわたしの得意技であり、友人Oさんのスペシャリティ―でもあります。
先日、大修理を終えて復活したOさんの愛車ディフェンダーで車中泊をしたほんの数日後、また同じことをしてしまいました。ひとつ前のブログに書いた湖畔サイクリングの日の夕方の話です。


出発前にちょっとした問題があり、バッテリーをチェック・・・
ディフェンダーのバッテリーって運転席の真下(右ハンドルの場合は、助手席ということに)にあるんですねΣ(´∀`;)


自転車の汚れがふくらはぎに💦
シャワーはしたけれど、気付いておらずにゴシゴシしなかったから、付いたままでした😓


えっらい暑かったので、珍しくアイスクリーム屋さんに寄りました。


わたしは爽やかにカシスとマンゴー。
Oさんはチョコレート、バニラ、ココナッツという暑そうな(重そうな)組み合わせをチョイス。


今回は前回に比べて少し早くに着いたので、湖の近くを少し散策する時間がありました。


マーモットが💖


こちらには2匹✨


Oさんのお友達がこないだ持って来た不思議なビール(ジンジャー味)。
ジンジャーパウダーが普通に入っていて、底に沈んでいるので最後に喉に引っ掛かって咳が出ます。

つまみにはこんなものを。
メロン、サラミ、山羊乳チーズとパンです。


ミネストローネ風スープを持って来ました。
半分だけ熱々に温めて、残りに足して程よい温度にして飲みました。


この日の午前中にサイクリング中に買ったソーセージやマリネした豚バラ肉、野菜類を焚火でグリルしたものがメインでした。


ご飯は、風が来にくい岩の裏で焚火をしつつ食べました。
食事の後、さらに見晴らしのよい方へと移動します。


ベスト・ポジション✨
おやすみなさい🎵


おはよう\(^_^)/
相変わらず、夜と朝の写真が時刻を見ないとどちらがどちらなんだか分かりません(;^_^A


Oさんは爆睡中なので、ひとり外に出てコーヒーを。
ディフェンダーのボンネットの横の部分、滑り止めみたいなのが貼ってあってとても使い良いです。修理前はこれは付いていませんでした。
一応Oさんの分のコップも置いてあるけれど(中は空)、起きてきませんでした。


その後も全く起きてくる気配がないので、ひとり周辺を散歩します。
ポツンとしたディフェンダーが可愛いです。


ようやくOさんがのっそりと起きてきたので、朝ご飯に。
わたしは2杯目のコーヒーを飲みました。


全然関係ないけど、ボンネットのちょうつがい・・・


人の顔に見えて仕方がありません(;''∀'')


お読みいただいてありがとうございました。