フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

イチジク狩りライド

毎回毎回サイクリングで、アルプスの有名な峠道や大きなスキー場へと続く山道を登れるわけではなくて、地元の丘陵地をぐるりと回ることも多いです。
代わり映えしなくて、ブログに書きにくいので😅3回分くらいで撮った写真を適当に交ぜて書いてみます。地味だけれど、好きなコースです。


9月に入ってからは道が混むようになったので、うちから直接自転車で来るようになりましたが、上の写真は8月末のもので、丘陵地のすぐ手前まで車で来ました。


少し前に「レべチな人たちと自転車乗った」というタイトルで書いたサイクリング記に出てきたFさんからもらったボトル。
その時、自分のボトルを長男に貸していてジュースの空き瓶を使っていたのを可哀想に思われたみたいでした😅今では自分のボトルも返してもらったんですが、レべチなFさんのボトルの方が良い結果が出そうなので⁉こちらを使うことにしています。


遠回りのコースの時のみ登る峠。
600m台です。
この後登る二つの峠は短いコースでも通ります。


これは最近行った時のもの。
3つ目の峠へと向かう地点です。
夏の間は出ることが少ない、濃霧が出ていました。


3つ目の峠を越えた辺り。
そんな感じには見えないかもしれませんが、一応稜線ということになっているようです。
雲、というか濃霧と晴天の境界線でした。


すっかり霧から出て、晴天に。
たかだか700m台くらいなんですけど、ほんの少し進むだけでこれだけ変わるのが面白いです。


1枚前の写真から10分くらい下りた地点にある村。
長いコースで通るふたつの村のうち、ひとつです。


以下、最近の自転車のおやつです
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先月下旬に、長男が彼女Mちゃんと1週間イギリスに行ってお土産に買ってきてくれたショートブレッド。どこにでも売ってるやつだけど、嬉しかったです。
Mちゃんは英仏ハーフなので、Mちゃんの親戚のところに泊めてもらったみたいでした。
コンパクトでかなりカロリー高めなので、自転車にぴったり。


こちらも長男からのお土産。
Mちゃんの家族と南西部ランド地方に滞在したときに買ってきてくれた名物のブリオッシュ。しっとりとしていて、ラム酒が効いていました。袋のデザインが懐かしい感じです。


このコースは結構長いし、累計での高低差は結構あるものの、これといったキツい山道はありません。しいて言うと、7%が5㎞ほど続く道が2度ほどあるくらいです。
2度目のちょいしんどい山道を登り切ったところに、小さな村があります。


ひとつ前の村には、短いコースでも寄るのですが、この村には長いコースの時にしか寄りません。パン屋さん兼食料品店があるので重宝しています。


買うのは毎回決まっていて、桃とかネクタリンとかジューシーなフルーツです。
すぐ隣にベンチあるのでそこで一気食いします😅
パンもおいしそうなんですが、荷物になるので買ったことがありません・・・
パン屋さんなのに、パン買わなくてゴメンナサイという気分に毎回なります💦


村を後にして、もう少し登りが続きます。
緩やかな坂なんですけど、もう終盤なので、必要以上にしんどく感じる気がします(^-^;
長いコースの時に5つ目に通る峠です。
867m、とアルプスの有名な峠道に登る時の出発点の麓の町くらいの標高しかありませんが、このコースの最高標高地点になります。


地元過ぎて、ナメた格好で来がちです。
これは夏用のワンピース。普段着かつよそ行き。最近ではサイクリングウエアの仲間入りもしました。


さて、ようやくタイトルに書いたイチジクです。
だって、イチジクの木があるのがコースの最後らへんなんですよね(^^ゞ


これは8月中旬に来た時。
まだあまり熟していませんでした。


無理やり、何とか食べられそうなのをひとつふたつ味見しましたけど、あんまりまだ甘くありませんでした。


これはその1週間後くらいに来た時です。
いっぱい熟していました(^^♪


10個くらいイートインしました。


テイクアウト分はウエストポーチに詰め込みました。
しかし、この後もまだしばらく漕がなければならなかったので、中で半分近く潰れて汁が滴り背中からお尻にかけてベタベタになりました。


そのさらに1週間後。
かなり最近の1枚です。


前回のことで学んだので、ビニール袋持参です✨


イチジクの木の下にはイチジクいっぱい落ちているので、サイクリングシューズの裏はこんなことに(;''∀'')


おうちに帰って、さりげなく食卓に登場するイチジク。


イチジク狩りライド、長い目コースの記録
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距離約70㎞、獲得標高1436m、タイムは3時間24分でした。
中くらいコースだと60㎞、1200m、2時間45分ほど、
短いコースだと35㎞、650m、1時間半くらいとなります。
そのいずれでも、最後の部分は同じなのでイチジク狩りができます(^^♪


お読みいただいてありがとうございました。

友人Dさんと湖畔キャンプ

今年5月、残雪スキーをしたときに山小屋で知り合ったDさんと、一泊ハイキングに出掛けた時のお話です。


いくつかの湖が点在する盆地的なところで、駐車場からは2時間くらいで来られます。
一番大きな湖の畔にテントを設営しました。


日向で暖かいうちにご飯をゆっくりと楽しみたいので、少し早い目にスタートしました。
上の写真で夜の7時前です。


重たいのに、Dさんがワインを持って来てくれました。
ラディッシュもわたしのハイキングにはまず登場しないメンバーです。


パスタをジェットボイルで茹でて、茹で汁にインスタントスープの素を足すといういつものパターン。わたしは毎回のようにやっているのですが、Dさん的には新鮮だったようです😅


ご飯の後、夕焼けを見に少し歩きました。


テントから10分ほど歩いた辺り。
向かいのお山の稜線に沈むお日様をゆっくりと見送りました。
日没後は冷えてきますが、ダウンジャケットを着てしばらく外でちびちびとワインを飲みました。


翌朝。
テントからの景色です。
正面のお山、ロシェ・キュラソンとタイユフェールの頂上がピンクに照らされていました。


Dさんはマット+シュラフで地面で直に寝てました。
8月の気温の高い時期だったし、標高も2000m程度で寒くなかったようです。


テント前の岩の上で朝ご飯にしました。
晩ご飯にも使いましたが、大きさも高さもちょうどいいし、何よりも傾いていないのが完ぺきでした✨


Dさんのマットに座ってご飯にしていました。
わたしのテントのフライシートが朝露でべちゃべちゃだったので、ご飯の間、岩に広げておきましたが、あんまり乾いていませんでした😓


荷物をまとめて出発です。


昨日の夕方にも会ったソロハイキング客(外国人でした。オランダ人かドイツ人っぽいアクセントの英語)に再び会ったので、しばらく話をしました。同じ湖の少し先でテント泊をしたそうです。その方が撮ってくださいました。


同じ湖に雪どけの季節に来た時の写真を載せておきます。
👇

2017年4月下旬でした。
その時は別の駐車場から出発して、盆地の反対側から歩いてきました。


盆地を通り抜けて、森に入ります。


昨日目を付けていた、コースから少し離れた斜面。
全体的にボチボチとラズベリーがありましたが、ここは少しよじ登らないといけないので、ハイキング客にまだ食べられておらず、いっぱい残っていたのでした。


収穫中。


わーい\(^_^)/
靴とお揃いの色でした。


無事、駐車場まで下りてきましたε-(´∀`*)ホッ


少し車で移動して、場所を変えてピクニックして帰りました。


お読みいただいてありがとうございました。

Dさんと一泊ハイキング

春の終わりに、山スキーをするのに泊った山小屋で知り合ったDさん。
その1週間後にはわたしにとってはシーズン納めとなる山スキーを一緒にして、その後も時々ハイキングやサイクリングなどアウトドアを楽しんでいます。


先月の話になりますが、一泊ハイキングに出掛けました。
駐車場にて。


出発地点の掲示板。


まずは、林道歩きから始まります。


林道が終わると、しばらく放牧地を歩きます。


そして、その後は再び森に入ります。


1時間半くらい、森の中のちょっと退屈なハイキング道を登っていくことになります。
幸い、ラズベリーがあちこちにあり、つまみ食いしながら歩きました。ただし、歩くスピードは落ちます(;^_^A


森の部分も終わりに近づき、眺望が良くなってきました。


出発地点方面を振り返って。


森を完全に抜けると同時に、平たいところに到着します。


遠くにはお向かいのベルドンヌ山塊の最高峰のグラン・ピック・ド・ベルドンヌのてっぺんが見えていました。


周りを少し高い山に囲まれた、盆地的なところです。
ここにいくつかの湖があります。


ヒースが時おり咲いていました。
フランスの山ではあんまりどこにでも見かけるわけではありません。


メインの一番大きな湖、フルシュ湖。
テントを張れそうな場所がいくつもありそうなので、以前から目を付けていたのでした。
数回来たことがありますが、テント泊するのは初めてです。


良さげな場所があったので、荷物を下ろしました。
Dさんは泳ぎに行ってしまいましたが、わたしは水際で足だけ水に付けました。
8月のまだ暑い時期だったし、ここは標高も2000mほど、浅い辺りはそんなに冷たくなかったです。


その後、テントを設営しました。
他にもたくさんテントを張れるところはあるので、場所の取り合いにはならないと思うけれど、この日は土曜日。このあとまだテント泊のハイキング客がやって来ることは考えられます。一応先手を打っておきました(^▽^;)


後半に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。