フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

最近食べたもの

ブログ読者のcamelliaさんのおっしゃるところの「スポ根もの」😅が続いたので、今日は気分転換に食べ物の話題にしてみます。
スポ根してるつもりはないのに、気が付くとどこから見てもそうにしか見えない内容になっているのに、自分でもビックリしています・・・


8月、次男が彼女と、コート・ダジュールから彼女の叔母さまが住むイタリアにかけて、1週間ほど旅行してきました。叔母さまの友達が作っているというワインを一本、お土産に買ってきてくれたので、早速冷やして開けてみました。

家族や知人に分ける分にはラベルさえも貼っていないみたいです。
セパージュ(葡萄の品種)の名前を、ちゃんと聞いてきてくれました。
数年前に、北イタリアを一人で旅行して時に入ったレストランで飲んで、美味しかったのでお店の人に聞いたのと同じセパージュでした(*^^*) 


これも先月の写真。わたしの誕生日だったので、子供たちと長男の彼女Mちゃんが、ケーキを買ってきてくれました。ホールケーキにするか迷って、4つ違うのにしたそうです(*^^*)
お店のケーキを食べるのは久しぶりでした。ありがとう✨


これはつい最近の写真です👇

ブログに最近時々出てくる山友のDさんは、遠くのお山のヒュッテで知り合いましたが、勤務先がうちから徒歩10分くらいの会社なので、時々会っています。
この日は夕方に自転車で町の高台まで登りました。


午後7時。日が短くなりつつありますが、まだこの時間帯は明るいです。


Dさんがサンペリグリノを持って来てくれました。
この後、Dさんが自宅の冷蔵庫にお総菜屋さんで買ったものを取りにおうちに寄りました。


初めて入ったDさんち。
めっちゃきれくてびっくりしました(◎_◎;)


うちのベランダでご飯にしました。
Dさんが持って来てくれたのは、手前の牛肉サラダです。そうお店では書いていたらしいけど、どう考えてもサラダではない😂野菜ゼロだし😂
レモングラスなどで味付けしてあって、アジアチックでとってもおいしかったです。
それと、お友達(初めて山小屋で会った時に、Dさんと一緒にいたおじさまスキーヤーさん)のお庭に生っていたという葡萄。


ワインは、少し前に長男の彼女のお父さまから頂いた、南仏カシの白。
カシの赤は飲んだことがあるけど、白は初めてでした。めーっちゃ美味しくて感激でした。
それと、もの食べ飽きた!?ブルグル(ひきわり麦)と生野菜のサラダ。黒オリーブを切らしていて、入れられなかったのが残念・・・夏の間は週1で作っています(^^ゞ


この日、Dさんちに寄った時に冷凍庫から「こんなんあったけど、食べる?」と以前に自分でキノコ狩りして冷凍していたボレ(ポルチーニ茸の仲間)を出してきてくれました。
はいはい🎵もちろん🎵買うと高いんですよね(≧∇≦)
また秋にキノコ狩りするから、と結構な量をいただいてしまいました。


これを翌日、オムレツにしてみました。
せっかくなので、次男の彼女Kちゃんを招待しました。
解凍しちゃった限り、全部使わなくては・・・と必要以上にぶち込んで贅沢なオムレツになりました(^▽^;)


順番が逆になったけど、オムレツの前に食べたシンプルなサラダ。


それと、チーズ。
全部、ハイキングやサイクリングで訪れたお山地方で買って帰ったものです。


デザートは、リヨンではよく食べられるプラリーヌ(赤く色づけされた砂糖でコーティングしたアーモンドやヘーゼルナッツ)入りのブリオッシュ(買ったやつ)とイチジク。
サイクリング中に通り掛かるイチジクの木から摘んできたものです( ̄▽ ̄;)


最後に、わたしのブログらしからぬもの・・・
👇

わたしが絶対買わないもの・・・マカロン(;^_^A
だって無駄に高い~💦
綺麗けど✨
子供たちが祖父母(元ダンの両親)ちに遊びに行って、「これ、お母さんにだって」と持って帰って来てくれました。もちろん、3人でありがたく頂きました(*´▽`*)


お読みいただいてありがとうございました。

パリジャンと2度目会った

先月のお話です。
少し前のブログに書きましたが、サイクリング中にお気に入りの峠にて、パリからお山地方にバカンスで滞在中のXさんと出会いました。


Xさんとはその翌日、一緒にサイクリングをしています。
上の写真はその時のものです。1600mの地点にあるスキー場まで登りました。


その後しばらくして「バカンスが終わる前に、もう一度サイクリングできないかな」と連絡がありました。ひとつ前に書いた「レべチな人たちと自転車乗った」の翌朝に会うことになっていました。
行き先は既に決まっていて、前日に強者たちと走ったコースの一部になる、1700m台の山の中にある有名な教会へと続く山道です。


山道が実質的に始まる麓の町からだと片道14㎞、高低差で820mなので短すぎるかな?と思って、そこから15㎞ほど離れた村を、Xさんに待ち合わせ場所に指定しました。


翌朝そこで落ち合ったのですが、Xさんはお昼前にはお子さん達を保育施設に迎えに行かなければいけません。Xさん以上にわたしが不安になってきました(◎_◎;)
わたしもシングルマザーで、子供たちが小さかった頃は、仕事に行く前後、学校や保育施設への送り迎えに遅れないよう、走り回った思い出があり、他人事とは思えません。
ちなみに、Xさんはシングルファーザーではなく、お山地方が全然好きではない奥さまが付いて来なかっただけです(;^_^A


待ち合わせ場所にはわたしは自転車、Xさんは車で来ました。
結局、麓の町まで車で行くことに決め、Xさんの車にふたりの自転車を引っ掛けて出発です。
この時点では、前の日にも同じ山道を登ったとは、Xさんには言っていませんでした。恐らく、気の毒がって「じゃあ別のコース探そう」などと言い出しかねません。


麓の町の駐車場に車を停めて、いざ出発です。
しかし、前日の疲れが残っていたためか、足がどうも重い・・・
Xさんにも「もしかして、今日はしんどい?君が一番軽いギアにしてるところ、初めて見たよ」と指摘されました。
この時、前日もそこそこ走って(距離68㎞、獲得標高1729m、タイム3時間45分)ちょっとまだ疲れが取れてないみたい、この坂も実は昨日登った、と白状しました。


思った通り、Xさん「えーっ、2日連続なんて面白くないよね。どっか他のところでも良かったのに」という反応でした。でも3日ほど前に、今日会うことを決めたときに「何年か前に登ってとてもきれかった。バカンス最後のサイクリングになるから、あそこに登りたい」と言われてたんですよね。
「大丈夫!スピードは遅いと思うけど、最後まで登れるから」と、ゆっくりと登りました。


距離が長かった前日以上に疲れて到着したノートル・ダム・ド・ラ・サレット教会。
しかしタイムを見ると、さすがにこの坂道のみを走ったこの日の方が早かったです。


手前の2台がわたし達のです。他にも自転車がいっぱい停まっていますが、全て電動アシスト付きでした。


この地で19世紀半ばに、マリア様が現れたそうで、国内では南西部のルルドに次ぐ巡礼の町になっています。マリア様を目撃したのは15歳と11歳の子供だったそうなので、その像も一緒にあります。手すりにぐるっと置いてあるのは、ろうそくです。


ここから出る水はご利益がありそうなので😅ボトルに汲んでおきました。


教会の敷地内にはカフェテリアがあり、Xさんは前回に来た時はそこで休憩したとおっしゃっていましたが、お昼前にならないとオープンしないらしくて、仕方なく適当なところに座って30分ほどおしゃべり休憩しました。


その後、14㎞続く気持ちの良い坂道を名残惜しく、ゆっくり目に下りていきました。
わたしは、寒くなるまではまだいくらでも山道で自転車に乗ることが出来ますが、お山地方からは遠いXさんは、今日のサイクリングが今年最後のアルプスでのサイクリングだったのでした。


麓の村まで下りてきました。
この日の記録は距離34,41㎞、獲得標高1073m、タイム1時間58分でした。
この坂道自体は高低差800mほどしかないのですが、Xさんに会うまでの時点で既に少し走っていたので・・・


メインの山道はこんな感じ👇

ストラバの3Dサテライトマップより。


わたしの車はもう少し離れたところに停めています。そこまで自転車で戻っても良かったのですが、少し話もできるし、車でそっちまで乗せて行ってもらってから、別れました。
「またぜひ、来年もどこかの山でサイクリングしましょう」と約束をして。
Xさんからお昼にメッセージが来て、無事にお子さんたちのお迎えに間に合ったのことでしたε-(´∀`*)ホッ


お読みいただいてありがとうございました。

完全にレべチな人たちと自転車乗った

わたしの知り合いに、山スキーの鬼ともいえるカップルがいます。Mさん(女性)はスキー・アルピ二ズム(山スキー)のスプリント部門女子ヨーロッパチャンピオンで、彼氏のFさんは今は大会には出ていないものの、Mさん以上のレベル(女子と男子では体力差があるので)です。
ふたりは、わたしの山スキー師匠のOさんと仲が良いことから知り合い、ちょくちょくやりとりしているのですが、先月のある日、みんなでサイクリングしようということになりました。
日本ではどうか知りませんが、フランスでは冬に山スキーでガシガシ登ってる人って、大抵夏にはマウンテンバイクなり、ロードバイクなりの自転車で、やはりガシガシ登ってるんですよね。Mさんはたまにヒルクライムの大会に出場して、しょっちゅう女子部門で一位になっています。


待ち合わせ場所にて。
メンバーはわたしとOさん、Mさん(右)とFさん(手前)、それにふたりの自転車友達のOMさんという方です。
Oさんから聞いた話によると、OMさんもMさんFさんとほぼ同じレベルなんだそうです。
それって・・・ロードバイクに頻繁に乗り始めて1年も経っていないわたしが、一緒に自転車乗るような面々ではないってことじゃないですかΣ(´∀`;)
Oさんに関して言えば、数年前までFさんとよく自転車に乗っていたそうですが、最近はちょっと熱が冷めて?あまり本気では乗っていないため、レベルが落ちてきたみたいです。
3人とわたしの中間、といったところだと思います。


そんなわけで、サイクリング中はただでさえ常に後れを取っていたため、写真を撮るどころではなくて、いつもに増して写真がありません(^-^;


まずは、以前にOさんとふたりで走ったことがある水力発電をしている大きな湖の周囲を走りました。湖畔といっても、結構離れた山道を走ることになるので、湖を1周するだけでも900mくらいの高低差になったのを覚えています。


しかしそんな、なまっチョロい高低差で、この強者たちが満足するはずがありません。
通過地点の町で「この先にある、有名な教会に続く山道を付け加えよう🎵」とかなりマゾ体質なOMさんが言い出しました。


OMさんとはこの日以来、ストラバ(自転車アプリ)友になったのですが、ちらっとアクティビティを見ただけでも、バカンス中は毎朝2000m前後登ってて(午後は家族タイムらしい)、たまに大会に出ては7000mとか登ってる💦 
7000mって、わたしがかなりいっぱい走った週のトータルです。それを1日でって(゚Д゚;)


その教会へと続く山道へは、少し前に知り合ったパリジャンのサイクリストさんと、この日の翌日に登る約束をしていたので「えーっ、わたしはそれ明日登るから、行きたくないなぁ」って思わず言っちゃいました。
すると、OMさん「2日連続で登ればいいじゃん💖今日登って教会で『明日はもっと早く登れますように』とお祈りすることもできる😁」と言い放って、Fさんと山道を楽しそうにグングンと登っていってしまいました・・・呆然( ゚Д゚)


その山道
👇

まぁ、他の峠道に比べて特にしんどいというわけでもありませんが、今日はここまで、レべチな人たちに迷惑をかけまいと、いつもよりも頑張って漕いできてたので、既にちょっと疲れていました。
しかし、ここで待ってるわけにもいかないので(いや、別に待っててもいいんだけど😅)、仕方なくノロノロと登り始めました。


実質的に山道が始まる地点の町からだと14㎞ちょっとあり、半分くらいはOさんが一緒に走ってくれましたが、途中から放っていかれました(;'∀')
上の写真は、8割以上登った地点になります。反対側には下りられないので、峠道ではないけれど、森林限界も超えていて、いかにも標高の高い峠道の雰囲気の景色です。


着いた・・・
疲れた_| ̄|○
緑と白の看板は、ここイゼール県の有名な山道(峠道やスキー場などに続く道路)に立てられているサイクリスト用のもので、これはゴール地点の看板なので書いていないけれど、ここに来るまでには1㎞ごとに、「現在地の標高、ゴールの標高、ゴールまでの距離、向こう1㎞の平均勾配」が書かれています。


ちなみに、強者3人はわたしよりも20分も早くに、Oさんはわたしよりも7、8分早く着いたみたいでした。でもOさんは最後でしんどくなって少し自転車押したって言ってました。そんなん、ありなんかい😂!?


この1769mの地点には立派な教会があります。19世紀に、マリア様が現れたそうで、フランスでは南西部のルルドに次ぐ巡礼地になっており、まだ8月中だったこともあり、多くの観光客や巡礼者がありました。
泊りでお祈りに来る人達も多いため、ホテルが併設されているようです。


Fさんがわたしのボトルにお水を汲みに行ってくれました。
優しい🎵


Fさん、Mさんと一緒に。


下り始めの1枚。


正面にはデヴォリュイ山塊の最高峰のオビウ。


みんなとっくに先に下りてしまいました。
遅れついでにヤケクソでもう一枚(^▽^;)


麓の町まで下りてきました。
ここでみんなが待っていてくれました。
このまま、出発地点の町までゆったりと国道を下りていくのかと思うと3人の強者が「国道は、交通量があるし、面白くない。ここからもうひとつ峠に登って帰ろ」と言います。
え~~っ?まだ登るの??交通量のある道路は嫌だけど、14㎞ダウンヒルしたあと、また峠に登るとは思ってもいなかった_| ̄|○


嫌々登った!?フェストロー峠にて、
ところで、Mさんのものすごい筋肉隆々なふくらはぎに注目😍
このあとは、さすがに下りのみでしたε-(´∀`*)ホッ


最後にMさんと一枚✨
この日サイクリング中、ジュースの空きボトルを使っていたので、哀れに思ったFさんが、ふたつ持っていたサイクリング用ボトルをひとつくれましたΣ(´∀`;)
いや~、ひとつ持ってるんですけど、長男に貸したままになってたんですよね💦
お手数かけてすみません・・・


レべチな人達とライドの記録
👇

距離は68㎞、獲得標高1729m、移動時間は3時間45分でした。


お読みいただいてありがとうございました。