フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

復活ディフェンダー(ランドローバー)

ブログに度々登場している友人Oさんの愛車、ディフェンダー。


2020年夏。知人Sさんの放牧のお手伝いをするディフェンダー。


2021年5月。
Oさんがディフェンダーを貸してくれたので、次男とスキーに行きました(^^♪
ちなみに運転は次男でした。


そんな風に、Oさんにとってはもちろんのこと、わたしにとっても愛着のある頼りになる車だったのですが・・・
昨年、Sさんの放牧のお手伝いしていたOさんの息子さんが事故ってしまい、本人にほとんど怪我はなかったけれども、ディフェンダーは廃車同然に大破してしまったのでした。


パッと見、とても直せるようには見えなかったのですが、「また同じようなディフェンダーを買うよりは安い」とコツコツと車検が通る状態にまで、ほぼ自分で修理し終えたのでした。


Welcome back✨
わたしも大好きなディフェンダー💖


上の写真のほんの少し前はこれでした👇

ほぼ完成しつつありました。


これはそのさらに前の週末だったと思います👇

後ろにいるのは、自分が壊したので積極的に修理のアシスタントを買って出ていた息子さん(;^_^A


そのさらに前の状態👇

可哀そう過ぎて、近くで撮る気が起こりませんでした😓


Oさんちに帰ってきたディフェンダー。
修理は、実家のガレージで行っていました。実家近くに、ディフェンダーの部品をたくさん持っている人がいて、アドバイスももらえるからだったみたいです。


ディフェンダー、帰ってきて間もなく、活躍する機会がありました。


少し前のブログに、峠道でサイクリングをした後に、Oさんがメルカリ的個人広告で見つけた日産ナヴァラ(ピックアップ)を見に行ったことを書きましたが、後日、これを購入。
ディフェンダーで自宅まで牽引してきました。
峠道を通るのが距離的には近いんですが、急過ぎるので、遠回りの山道ではない道路から来たので3時間くらいかかったと思います。


こんなおっきな子を引っ張って来るんですよ・・・
ディフェンダー、力持ち✨


ちなみに、ナヴァラはエンジンが故障した状態で格安で売られていたのを、修理して農業をしている知人に安く売るつもりなんだそうです。
ディフェンダーは昔から実家で何台も見てきたから、何でも修理できる自信があるみたいですが、それ以外の車のことはあんまり分からないとのこと・・・
それでも「ユーチューブとか見たら分かるやろ」とポジティブな発言Σ(´∀`;)
グッド・ラック(;^_^A


お読みいただいてありがとうございました。

ベルギー人たちと避難小屋泊

友人たちと一緒に避難小屋に泊まりに行った時のお話です。
ベルギー人のJさんとLさんと一緒に出発し、友人Oさんと息子さんがご飯前に合流しました。息子さんはお山は好きだけれど、避難小屋で寝るのは好きではないらしくて、食事後、暗くなる前にひとりで下山していきました。


翌朝。
まだみんな寝ているので、ひとりそろりと外に出ました。
お山の朝の空気は特別なので、逃すのはもったいないです・・・


雲がかなり出ています。


気が付くと、Jさんの愛犬オリアナちゃんが近くでじっとこちらを観察していました。
かわいい(≧∇≦)


暇なので(;^_^A お湯を少し沸かして昨晩の食器や鍋類を洗いました。
お山のお水はとても冷たいので、ちょっとでも脂っぽいものはきれいに洗えないのです。


まずはOさんが出てきたので、朝ご飯の準備をしました。
Oさんは、修理中のディフェンダー(四駆)の車検の予約を翌朝に取っていて、それまでに何とか修理を終える必要があるため、この日もひとり早い目に山から下りることになっていました。
JさんとLさんが起きてくるのと同時に、近くでテントを張っていたパリジャンのGさんもテントから出てきたので、一緒に朝ご飯にしましょうと提案しました。


JさんとパリジャンのGさん。
と、朝ご飯を見守る(^▽^;)オリアナちゃん。
Jさんはわたしより少し年上の50歳過ぎですが、トレランで鍛えられた引き締まった体がカッコいいです😻


ベルギー人のふたりもパリジャンも、ついでにわたしもお喋りなので、みんなで楽しく長々と朝ご飯にしました。

オリアナちゃんとツーショットを撮ってもらいました。
雌にしては大柄で、35㎏以上あるんだそうです。


荷物をまとめて、下山です。
ジャングルのようなハイキング道(;^_^A


前日は汗だくで登った場所ですが、朝は涼しくて、ヒートテック(レギンスもユニクロ)で下りました。


駐車場にて。
うちのデミたんと、パリジャンの愛車のグレーのデミちゃん。


並べてみました💖


お読みいただいてありがとうございました。

ベルギー人たちとハイキング

友人Oさんと仲の良い女友達に、ベルギー人のJさんという方がいます。
スポーツ万能で朗らかなとってもチャーミングな女性で、以前のブログにも少し登場したことがあります👇


先日、彼女を含めて数人で避難小屋泊ハイキングをする機会がありました。


まずはJさんのおうちにお邪魔しました。
引っ越したばかりで、まだ工事中ではあったものの、眺めの良い可愛らしいおうちでした。


Jさんは猫2匹と、大型犬と中型犬を飼っています。
わんこ2匹もハイキングに連れていくとのことです。


大きな子はボースロン。Oさんの愛犬ラフィちゃん(最近は実家に預けていることも多い)と同じ品種です。雌の6歳の女の子でオリアナといいます。
なんとわたしにめっちゃ懐いてくれてるんです。赤子には泣かれ、犬には吠えられるのが常のこのわたしに(T_T)・・・かわええのう(*´▽`*)
コーヒーを飲みつつお喋りをし、Jさんがお山に持って行くご飯を作るのを待ちました。
わたしも自宅で準備したものを持って行きます。


Jさんの車に続きます。
出発地点の駐車場まで10分もかからないくらいです。
途中の村で、Jさんのお友達のLさんという方と待ち合わせしているそうです。Lさんもベルギー人で、数年前にバカンスで訪れたこの地方が気に入り、移住してきたそうです。
ちなみにOさんですが、この日は息子さんと愛車ディフェンダー修理の修理が長引き、来られるかどうか分からないとのこと。もし遅くならなかったら、遅れて合流する、とのことでした。


無事にLさんとも合流し、ハイキングの出発地点の駐車場まで来ると、うちのデミたんと同じくらい可愛いグレーのデミオが停まっていました。日本では結構いっぱい走っているデミオですが、こちらではそんなに見ないので、なんだか嬉しい♩
他に、小型車が1台停まっていました。なぜ車の数を気にするかというと、避難小屋って一体何人の人が今晩泊まるつもりをしているのかということは、行ってみないと分からないんですよね。今から向かう避難小屋は12人くらいまでは寝られるんですが、万が一満員だったら晩ご飯ピクニックだけして下りて来よう、とJさん達と話しました。


半端なくブレちゃってるけど( ̄▽ ̄;)
Jさんは数年前まで、大きなトレランの大会で上位入賞の常連だったスーパーウーマンです。現在ではレースには出ていないものの、歩くの早い早い(^-^;
Lさんは特別山歩きが大好きというわけではないみたいですが、スポーツ全般に得意みたいなので、平気な顔で付いていきます。


駐車場の標高が低いので、鬱蒼とした森の部分が長いです。
猛暑の時期だったので、日陰はむしろありがたいとも言えます。


標高が上がるにつれ、日向の部分が増えてきました。
もう夕方の6時半くらいでしたが、暑い~~💦


退屈なジグザク道を1時間くらい黙々と登った地点から。


水が流れている地点があったので、わんこ達が喉を潤していました。


えっらい急になってきました。
ザラザラ滑って歩きにくいです。


ズルズルの急な道、まだまだ続きます。


ザラザラズルズルのゾーンを脱出。
森林限界もほぼ超え、視界の開けた気持ちのよい場所に到着しました。


この夏は雨不足で、草原は既に秋色です。


真ん中が本日のお宿です。
右はエコトイレ、左は羊飼い小屋になっています。


ドキドキ…小屋内の先客は何人でしょうか!?
意外なことに、若い男の子がひとりいただけでした。車が2台だから、最高で8人くらいを想像していたので意外でした。
男の子いわく、近くでテント張ってるハイキング客がいるけど、ここには彼以外はいないとのことでした。


この夏はほとんど雨が降っていないけれど、小屋前の水場は涸れておらず助かりました。


水場にて。
Jさんが撮ってくれました。
ザックの肩紐の部分とお腹にガッツリ汗をかいています(;^_^A
奥にテントとハイキング客の男性の姿が写っています。パリから1週間ほどこの地方にバカンスに来ている、Gさんという30歳前後くらいの男性でした。とても感じの良い方でしばらく・・・30分以上😅お話しました。


避難小屋から数十メートル離れた見晴らしの良いところに張ってあったGさんのテント。
この地方にはお祖父さまがシャレ―をもっておられるので、子供のころから度々訪れていたそうです。でもテント泊でハイキングをしたのは初めてなんだとか。


ディフェンダー修理にキリがついたOさんと息子さんがやってきたので、ご飯にします。


わたしが自宅で作って持って来たクスクスを温めます。


いただきます(^o^)丿


ピンボケてるけど💦
日が沈んで肌寒くなっていたので、温かいものは嬉しかったです。
この後、避難小屋で寝るのはあまり好きではないOさんの息子さんは、ひとりで下山していきました。


ご飯の後は、Gさん(白いダウンジャケット)を招待してワインを飲みつつ、暗くなるまでおしゃべりしました。


お星さまがよく見えました。


この写真を撮って、間もなく歯を磨いて寝ました。
写真は撮らなかったけれど、避難小屋の2階(屋根裏部屋)が寝室になっています。


翌朝編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。