フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

パンクから復活!グランドン峠へ

昨秋に続いて2回目のチャレンジになったグランドン峠。
途中でパンクしてしまったことを前回書きました。


手際よくお手伝いしてくださったおじさまサイクリストさん。
ありがとうございました✨


ところで、パンクした地点はこんなところでした👇

グーグルフォトの位置情報から。
出発地点は標高450mの村でした。パンク修復地点は峠その①(グランドン峠、1924m)や峠その②(ラ・クロワ・ド・フェール峠)まであまりない地点だったことが分かります。


傾斜グラフで見ると👇

パンク地点というか、パンクしたまま結構走っていたので💦修理地点と言った方が正しいです。距離約17㎞、高低差約1100mを足つきなしでここまで登りました。
修理にかかった時間、休憩してしまったことになるのでこの後はさすがに足つきしないで峠まで登りました。


パンク休憩(;^_^Aから再び漕ぎだした地点。あと5㎞くらいです。
この峠道は最後の3㎞ほどが平均11,5パーセントとキツいことで知られています。

ロードバイク初心者のわたしには、何とか登れるけれど、登りながらスマホやカメラを出す余裕はないので(写真のために足つきはしたくないし)、写真はなしです。
下りで少し撮ったのを後ほど載せます。


ほどほどに死にそうになって、峠に到着。21㎞、獲得標高1490mでした。
タイムはパンク修理時間を数えないで2時間15分。前回はなんと2時間50分くらいかかったので(まじ?数え間違いじゃなくて??😅)だいぶましになりました。
といっても、熟練サイクリストさん何人もに抜かされましたけどね💦💦
まだまだレベル違いです・・・


峠の看板前でマイ・バイクを激写。
峠道がオープンした翌日だったことや、朝の早い目の時間だったこともあってか、サイクリストさんの姿は少なかったです。


バイカーさんは結構来ていました。
キャンピングカーが写っていますが、7,8月はフランスだけでなく外国ナンバーのキャンピングカーも多く見られます。


昨秋から頻繁にロードバイクに乗り始めた超初心者のくせに、死にそうになって到着したくせに、堂々とセルフィーです(^-^;
ちなみにユニクロのスポーツウェアです。何のスポーツを意識して売られてたのかはよく分かりませんが、この日下に履いてたタイツ的なものもユニクロの同じ売り場で買ったもので、自転車に乗る時に愛用しています。


せっかく有名な峠に登るんだから、何かおいしい菓子パンでも持って来たかったんですけど、出発地点の村にはパン屋さんはなく、2㎞ほど手前の町のパン屋さんはおいしくないんです(今まで2回行ったけどイマイチ)。なので、仕方なくカロリー高そうなナッツ&シードバーなどを持って来ました(._.)


峠の駐車場。
ハイキングの準備をしている男性がいたので、様子を見に行ってみました。
山スキーかと思ったら、普通の登山靴+ザックにスノーシューを引っ掛けておられて、しばらく周辺のお山についてお話しました。


さて、十分に峠を満喫したので次の峠に向かいたいと思います。
ラ・クロワ・ド・フェール峠といって、ほんの3㎞弱の地点になり、標高的にはここより140mほど高くなりますが、まずは少し道路は下りになります。


ラ・クロワ・ド・フェール峠編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

グランドン峠に2度目の挑戦(アクシデント編)

少し前に、速報としてさらっと書いた「夢のような週末」のお話です。ちょうど2週間前になります。

タイムラグがちょっとましになってきたε-(´∀`; )ホッ


今回、1泊しかもテント泊の予定なので準備に少し時間がかかりました。

幸い、子供たちが前夜に荷物は全て地下駐車場の車の中に積んでくれたので、早朝にスムーズに出発することが出来ました。


朝5時半に出ました。

今日は自転車なので、スキーと違って、時間が遅いと雪が柔らかくなり過ぎて滑りにくくなる、という心配はないのですが😅登りが長いので、気温が上がるとバテてしまいそうなのです。

登山だと、しんどくなってもペースを落として歩き続けることが出来ますが、自転車の登りって、本当にしんどい時は降りるしかなくなるんですよね😓(初心者のわたしの場合)


途中の道路には、周辺の峠道が開通しているかどうかの看板があります。2週間前のこの時点では、ヨーロッパで最も標高の高いイズラン峠がまだ閉まっていましたが、これを書いている現在では開通しています。


さらに目的地に近づくと、一番近い峠道の情報のみになります。この日のチャレンジは、昨秋、道路が閉鎖される2日前に登ったグランドン峠(1924m)&ラ・クロワ・ド・フェール峠(2067m)です。


前回と同じ駐車場に車を停めました。

サン・テチエンヌ・ド・キュイヌという標高400m台の小さな町です。

3つ又になった峠道なので、3種類の登り方があるのですが、ここから登るのが一番きついとされています。こんな感じです👇

グランドン峠(ひとつ目の峠)までは21km、高低差で1500m弱。平均7%の登り坂で、特に最後の3kmが11,5%あり、厳しいのです😓


自転車のスマホホルダーから撮ったブレブレ写真。

標高400m台の出発地点の村を抜けてる最中です。


適度に日陰なため、あまり疲れることなく坂道を登り続けることができます。


出発地点から約10km、高低差で700mほど登ると、サン・コロンバンという村に到着します。ここまで55分でした。わたしにしたら、悪くないペースです。


サン・コロンバン村のあたりはひとつ目の峠まで約21km続く登り坂が、唯一平坦になる部分です。これを休憩だと思って息を整えつつ漕ぎ続けます。


村を抜けてしばらくすると、森から草原に景色が変わってきます。その辺りは平均9%が4kmほど続くので結構キツくて、秋に来た時は「上着を脱ぐ」という口実で足つきした場所です。

この日はしんどかったけれど、下りたくなるほどではありませんでした。よっしゃ〜😆


前回よりも良い調子で登れていて、いい気分になっていたのも束の間。

ここでアクシデントが待っていました。

そんなに急な登りじゃないのに、なんかスピードが出ないな、疲れてんのかな?タイヤが地面によくくっついてるような感じがする…と思いながらも足つきするのが嫌で、確認せずに気にしないように漕ぎ続けていました。(今回、できたら足つきなしで登りたいという野望あり)


そんなんで15分くらいして、傾斜がまたキツくなってきた時に、ほんとに登れなくなって、仕方なく自転車から降りると、思いっきり後輪がバンクしていました。まあ頭の中では大体分かっていたのですが😅この状態で15分漕ぐわたしって、どうかしてますね💦


まさかこんな大事な日にパンクしてしまうとは😢

一応インナーチューブの交換とかは何とか自分で出来るので、後輪を外して不慣れな動きで修理を試みていると…


ソロで登ってきたサイクリストさんが止まって「手伝ってあげるよ」と申し出て下さいました✨


ところで、なんでパンクしたかというとですね…

初心者過ぎて恥ずかしい話なんですが、タイヤがかなりすり減っており、一部めちゃくちゃ薄くなってたのです。つまり、インナーチューブを交換したところで、またパンクしてしまう可能性もある😬

すると、サイクリストさん「あ、俺いいもの持ってるよ」


(現地で撮り忘れたので後に自宅で撮影)

古いタイヤを数センチ分切り取ったものでした。


これを当て布的にタイヤが薄くなっている部分の内側に入れた上でインナーチューブを膨らませます。


本当に助かりました😭

ありがとうございます…グルノーブルから来られたFさんとおっしゃる方でした。「俺の親父も自転車乗りだったんだけど、修理キットの中にはこれも入れてたんだよ。実際、最近俺も同じ理由でパンクしちゃって役に立ったところだったんだよ」と。


ところで、Fさんが作業中にもサイクリストさん達が2回通りかかったんですが、皆さん「大丈夫ですか。必要なものは全部持ってますか」と声をかけて下さいました。サイクリストさん同士って、とても団結力が強いんですね✨まだ、自転車の世界に足を踏み入れたばかりですが、すごくカッコいいなと思います。


峠編に続きます。

お読みいただいてありがとうございました。

さくらんぼで作ってみた

フランスはサクランボの季節です。
マルシェで安く売っていた、少し熟し過ぎたサクランボを使ってお菓子を作ってみました。


サクランボで作るお菓子というと、誰もが思い浮かべるクラフティ―です。


オーブンで25分くらい焼きました。


おいちい(ノД`)・゜・。

3人で1日半でなくなりました😅


話は変わりますが、先週、郵便受けにわたし宛ての小包が・・・

ハイキングの本でした✨


以前、時々参加していたハイキングサイトが出版した本でした💖サイトの代表者からのメッセージ入りです。



サイトにあるハイキングコースの中でも、選りすぐりのものが紹介されています。


写真もとっても綺麗。

足首に後遺症の残る大怪我をしてしまって以来、山スキーと自転車が中心になっていますが、無理のない範囲でまた普通の山歩きもしたいなと、改めて実感しました。


またまた話が変わって…


前回のブログに書いた、大量のボーフォールが活躍しています。


どんな風にかって…

もちろん、これです。


ちょっと季節外れだけど、チーズフォンデュをしました。鍋の保温のための固形アルコールをきらしていて、アウトドア用のバーナーを使ってみましたが、全然問題ありませんでしたε-(´∀`; )ホッ


長男の親友(右)を招待しました。

日が長くなって、夜の8時過ぎでもまだまだ日が暮れません。


おいしい(≧∀≦)


デザートは作る時間がなかったので、このブログに数え切れないほど登場している、買い置きしている胡桃&蜂蜜タルトでした。


食欲旺盛な男の子たちばかりで、チーズフォンデュもいっぱい食べた後にデザートもお代わり、という清々しい晩ご飯でした(いっぱい食べてくれる人が好き😁)。


お読みいただいてありがとうございました。