フランスで山歩き

仏中東部リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

秋深まるヴェルコール山塊へ

秋晴れの気持ちいい日曜だった今日は子供たちとヴェルコール山塊にハイキングに行ってきました。
ヴェルコールには時々行くのですが、今まで記事にしたことがありませんでした。ベルドンヌ山塊などから「見える」というような書き方をしたことがあるだけです。
ヴェルコール山塊はグルノーブルの南からずんずん南北に細長く広がっていて全体に乾燥しており、植物は少なく白っぽい石灰岩で構成されていて最高峰でも2341mと全体にそんなに高くないですが、50キロメートルも連なる山頂が塀のようですごい迫力です。


地図で見てみると


北半分👆


南半分👆。ひたすら南北に伸びているのが分かります。


グルノーブルの少し手前の高速のパーキングエリア。すでに山に囲まれています。


高速を降りて走ること約30分、山に近づいてきました。


標高約1000mの地点にある村を出発地点にしました。子供たちと一緒なので今日はごく一部を除きほとんどは正式なハイキングコースを歩く予定です。


高い辺はほとんど植物がないけれど、森の部分は秋色に染まっています。


まずは森の部分を1時間半近く歩きます。


半分くらい登ったところにある行先案内の看板


森を抜けました


貝殻の化石が時々あります


雲海に覆われているのはヴェルコールとデヴォリュの間にある小さな山塊、トリエーヴ。
そのすぐ後ろがデヴォリュ山塊。中央左の丸くなっていて高いのが9月に登った最高峰のオビウ。それより少し低い中央右のやや右を向いてるとんがりが今月初めに登ったグラン・フェラン。


もう少し北の奥にはエクランが。


レジスタンス運動の犠牲者の記念プレート。ヴェルコール山塊には複雑な地形を利用して多くのレジスタンス運動の活動家が隠れ込んでいました


まだ最終目的地まで少しあるんですが、みんなお腹が空いてたのでここでご飯にします。


今日は秘密兵器(折りたたみ座布団)を持ってきました(≧∇≦)


昼食の後は今日の最終目的地、プチット・ムシュロールへ


プチット・ムシュロール(2156m)に到着。
午前中溜まりに溜まってた雲海はほとんどなくなりました。


雲一つない青空でグランド・ルース山塊のエギーユ・ダルブ(左。最高峰は3514m)とエギーユ・デュ・ゴレオン(3427m)がよく見えます。この辺りの山はハイキングでは登れないアルピニスト向けの山です。


北エクランの名峰、メイジュ(3983m)の美しいお姿をズーム


すぐ向かいには兄貴分のグランド・ムシュロール(2284m)。しかし今日は時間ないのでまた次回に登りたいと思います。実はこの山は・・・リベンジが必要な山でもあります。いつのリベンジかはまたそのうちお話を披露したいと思います。


あとは車を停めてる村に向けてひたすら下りていきます。


今日一日ほぼずっと眺めることになったヴェルコールの南部。中央少し右の四角い山はモン・テギーユ、その右の少し高いのが最高峰のグラン・ヴェイモン。


半分くらい下りてきたところ


帰り道に見えたシャルトルーズ山塊。
お天気にも恵まれ、子供たちと共にヴェルコールの独特な景色を1日楽しむことができました。

昨日買ったワインで早速


禁断のワイン物産展で昨日ケース買いしたサヴォアのワインを開けるために今晩は早速フォンデュ・サヴォアヤード(サヴォア風フォンデュ)にしました(*´∇`*)

幸せ…あぁ、これがなかったら冬はやってられません。ってまだ冬じゃないけど…

これで9月から数えて3回目。ん?あんまりやってない?? これからもっとペースアップしていきたいと思います。


あんなにあったサヴォアのチーズも残り僅かに。またサヴォアへハイキング(の帰りに買う…)に行かなきゃ・・・

明日のハイキングはヴェルコール山塊、あまりチーズは作ってない地方なのが残念。ないわけじゃないんですが、フォンデュに使うようなタイプのチーズはありません。

ワインもないんだよなぁ、ヴェルコール方面… って何が目的なのか分からなくなりつつありますが(;´д`) 山は綺麗です💕

明日から冬時間

冬時間・・・この言葉には物悲し~いものがあると思うのはわたしだけでしょうか。寒いの大嫌いでスキーもできないわたしには冬は何の長所もありません。日本にいればせめてカニとか温泉とかそういう楽しみもあったのでしょうが・・・フランスの中で特に寒い地方という位置づけはされていないものの、ここ大陸性気候のリヨンは冬は長くて結構底冷えします。
それに町の中心を流れるローヌ川はスイスに生まれ南仏に流れ込む大河ですがこのローヌの谷というのは風が吹くんですね~六甲おろしのように。これが南仏に行くとミストラルと呼ばれるきつい北風になります。
冬時間へシフトする今週末は、果てしなく長く厳しい冬(北欧や北海道の人たちに「オーバーだ」って叱られそうですが)の入り口へ足を踏み込んでしまったという目を背けられない現実を再確認させられる残酷な時期です。・・・まあ単に寒がりって話です。


日本でも昔はサマータイムってあった時期があるみたいですが、フランスでは冬時間へは大体10月末の週末(土曜から日曜にかけての夜中)、夏時間へは3月末の週末ということが多いです。冬時間になるときは夜中の3時に時計を2時に戻し、夏時間になるときは2時に時計を3時に進めます。
日曜の朝起きてから時計の針を動かす人もいますが、わたしは前の晩に家じゅうの時計を全部合わせる派です。



日曜日に予定があるときはその相手に確認するのが無難です。「明日時間変える日だって知ってる?」と。
新聞やテレビ見てなくて、たまたま周りの人ともその話題にならなくって実際時間を変えるの忘れる人は毎年結構います。一人暮らしのひとは特に要注意です。
そのまま月曜に仕事に1時間遅れてきたり逆に1時間早く来たりということまで起こり得ます。最近ではスマホやPCは勝手に時間を合わせてくれるのでそういう悲劇は起こる可能性が減ってきましたが、家の置き時計掛け時計、家電のデジタル時計中心に生活していると今でも十分ある話です。


ひとつびっくりするのが、フランスに生まれて何十年も生活している普通のフランス人に「で、今晩時計進めるの?戻すの?」と時々聞かれることです。
わたしも方向音痴とか致命的な弱点をいくつか持っているので人のことは言えないのかもしれませんが、これには毎回「なんで分からんの???」とびっくりします。たぶん覚える気が全くなくてそのまままた半年後に周りの人に「進めるの?戻すの?」って聞いてるんでしょうね(-_-;)


つまり今晩は1時間余計に寝られるってことです♪
また春に1時間寝るの少なくなる日があるわけですが・・・
明日は子供たちとヴェルコール山塊にハイキングに行く予定なので余計に休息できて助かります(*´ω`*)



・・・と、ここまで書いて一度記事を公開したのですが、そのあと「ああ冬怖い、ああ冬嫌だ・・・」と考えていてふと思い出した数年前の恐ろしい寒波。そのときの写真があったのであんまり関係ないですが下に貼り付けたいと思います。
観光のガイドブックとかに時々「リヨンは南仏への入り口」みたいなことが書いてるけどどこがやねん、みたいな写真です。


2012年2月。町の中心地を北から南へと流れるソーヌ川、市内の南部でローヌ川に合流しますがこれは川幅がすべて凍ってしまったソーヌ川。全体が凍った川(小川ではなく普通の)というのを生まれて初めて見ました。
毎日の最高気温がマイナス5度、最低気温がマイナス15度とかそんな日が何日も続いたのを覚えています。


子供たちも小さかった(*´ω`*)


これはうちの前で。同じ年ではなくその前の年の冬です。


今年の冬はこんなことになりませんように(;´Д`)