大学生の次男とアルプスの山小屋(ヒュッテ)に一泊してスキー散策をしたときのお話です。
非常出口の窓から見える正面のお山。
お世話になったエギーユ・ダルヴ山小屋(2280m)のテラスにて。
スキーの裏にシール(滑り止め)を貼ります。
山小屋のわんこ・アスカちゃんと管理人さんが預かっている従妹のわんこ。
両方ボーダーコリーでとっても仲良し。
見ていて癒されます。
小屋から真上にどんどん上がっていきます。
ツルツル滑って歩きにくい、と次男が言います。日が当たって、雪の表面も融けてきているし、実際にはそんなに表面は硬くなかったのですが、辛そうだったのでスキー用アイゼンを付けさせました。上の写真は、急に歩きやすくなってスピードアップ、トレースのないところをショートカットで登り中の次男(^-^;
山スキーは通常、滑らせ気味に歩きます。スキー用アイゼンを付けると、爪が表面にひっかかるため(まあそれが目的なんですが)、一歩一歩完全に足を上げなければいけません。かなりスピードダウンしてしまうので、本当に必要な時以外は付けないようにしています。
毎週末のようにスキーで登っているわたしと同じペースで歩くのを求めるのは、酷でしょう・・・「ちょっと休憩~」という次男を暖かい目で見守る母(^-^;
この日は、山小屋の真裏にある3200m台のお山に登るつもりだったのですが、次男が「そんなに歩ける気がしない。それに、僕は山スキーはあまりやったことがないから、そこから下りられるのかも分からない」と言います。
休憩から1時間ほど登ったところを、「本日の頂上」にすることにしました。
「本日の頂上」にてランチです。
まあ、ここでも十分に景色はいいしね・・・
ポテチ、生ハム、普通のパンとボーフォール入りパン。
ボーフォール、ブルー・ド・ボヌヴァルという2種類のチーズは、前の週末にひとりで避難小屋泊ハイキングをした帰りに地元の農協で買ったものです。
スープは飽きもせず、しょっちゅう飲んでるトマト味のもの。
頂上まで行かなかったことで、時間がたっぷりとあったため、ゆっくりとランチ休憩をすることができました。
シールを剥がして下りる準備をする次男。
ひゃっほう(≧∇≦)
頑張って下りてくる次男。
少し下りたところで撮ってもらいました。
ヘルメットに着いているのはGoProです。
ゲレンデスキーはそこそこ上手な次男ですが、圧雪されていない場所はやはり不慣れで、ターンがうまくできないとのこと。急なところはスキーを脱いで下りることに。
ターンしきれずに、岩の上を滑りそうになって「やべー、レンタルのスキー傷めたら高くつくんとちゃうの!?」と危機感を覚えたそうです(;^_^A
このくらいなだらかなところなら、スキーで下りられるよね・・・?
・・・と思ったのもつかの間、この後、岩や地面が露出しまくっているところを通らないといけなかったので、もうしばらく歩いて下りていました。
そういうところは大好きなわたし(^^♪
👇
Valloire
楽しみながら下りていきました。
川が雪でギリギリ繋がっている地点で反対側に渡ります。
この後はもう大丈夫です✨
傾斜も緩やかだし、障害物もほとんどありません。
しばらく下りていくと、登らないといけないところがあります。
しかもここら辺は日当たりが良くて、雪がほとんど融けてしまっていたので、しばらくスキーを脱いで歩きました。
そして、またスキーの出番です。
この辺も地面が露出しまくっているけれど、なだらかなので次男でもちゃんと避けつつ下りていくことが出来ました。
楽しい🎵
と次男。良かった・・・
集落があるあたり。
この急斜面を横滑り気味に下りて・・・(次男は既に徒歩)
ジ・エンド・オブ・雪でした。
この後、駐車場までしばらく歩くので、スキー板はザックに引っ掛けました。
雪解け水が小川となって流れています。
喉を潤す次男。
グループが登ってきました。
みんな同じ板と靴だったので、山スキー教室みたいなグループかな?
駐車場まで下りてきましたε-(´∀`*)ホッ
いつもに増して、満員御礼なデミたん。
後部座席はほぼ常に倒しっぱなしです(^-^;
行きはわたしが運転したので、帰りは次男にお任せしました(^^♪
らくちん(*´▽`*)ありがとう。
お読みいただいてありがとうございました。