フランスで山歩き

仏中東部リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

谷の奥のシャレーでの夕べ

イズラン峠(2770m)で厚い雲に覆われた夕暮れ空を堪能した後は(;'∀')そそくさと麓の村のシャレーに戻ります。


これは10月半ばのドライブ記ですが、その後イズラン道路は他の標高の高い峠道路同様、積雪のため冬季閉鎖期間に入りました。再開通は5月末から6月初めころになります。


今回素泊まりで泊まった山岳協会の所有するシャレー。
戻ってきたときにはもう真っ暗でした。これは夕方到着したときに撮ったものです。
定員は15名だそうでこの日はわたし達の他には3人組の宿泊客があったのみでした。


台所。ガス台や冷蔵庫、電子レンジ、食器や調理器具類もあり自由に使えます。
ただし冷蔵庫は古くて扉がちゃんと閉まりませんでした(;^_^A


2階の洗面室。トイレやシャワーは他の山小屋と同様、共同になっています。


とりあえずは宴会の準備です。


サラミは昼間、地元のチーズ農協で買ったもので、スモークのものとハーブ入りのものと。3人組の宿泊客の方たちにも勧めます。


乾杯🎵✨
南仏から来られた60歳くらいのノリがよく楽しいおじさま3人組。ロゼワインをわたし達に分けてくださいました。
10日間ほどかけてこの地方を回っておられるそうです。30年以上昔から一緒に山歩きをする仲間らしく、フランスじゅうの山にめちゃくちゃ詳しい!いっぱいお話、情報交換をさせていただきました。


カップに隠れている白髪のおじさまは、20年以上昔、登山中に滑落して足首をわたしと同じような複雑骨折をし、やはり完治はしなかった(足首の複雑骨折は完治が難しい)ものの、相変わらず山に行きまくってるみたいです。
「今日は山から下りてきたからきつかったよ」とびっこを引いておられましたが、この方とお話をしていて何だか勇気が湧いてきました\(^_^)/


お喋りが白熱し、サラミだけでは持たずにビールとパテとパンも登場です。
で、バカスカ食べてるとなんかお腹いっぱいになってきちゃったけど・・・


一応お料理もしなくちゃ。
昼間に買ったお肉と、うちから持ってきた野菜があります。


台所にはフライパンとかも常備されてるけど、大きくて洗うのが大変そうだったので(^-^; うちから持参のモンベルのフライパンを使います。


食器も色々あるのに持ってきたやつで😅
いただきま~す(^^♪


デザートには昼間に農協で買ったヨーグルト(180g入りと大きい)と・・・


スーパーで買ったスモモと梨。
あまり期待してなかったけど、どちらも甘くておいしかったです。


デカフェインのコーヒーを飲みながらしばらくおじさま達とおしゃべりしているともう10時半を過ぎています。
3人は洗い物をしながらもう少しうだうだしているというので次男と寝室に上がります。


2段ベッドがいくつも並んでいる様子は普通の山小屋と同じです。
毛布やまくらはありますが、めったに洗わないので😅フランスの山小屋では各自シーツ持参が義務付けられています。これはわたし達がよく利用する相部屋式の民宿でも大抵同じシステムです。


寝室の窓から。



2日目に続きます。
お付き合いいただいてありがとうございました。

イズラン峠のドン曇り夕暮れを楽しむ

10月半ばの週末のお出かけ記です。
ヨーロッパ一標高の高い峠道路、イズラン峠のすぐ麓に1泊しました。山岳協会の持っているシャレーに素泊まりで安く泊まることができます。


夕方には谷のドン詰まりに位置する中世の集落、レコ(L'Ecot)村を散策しました。
今晩泊まるボヌヴァル村はここより4kmほど谷の手前になります。


レコ村で約2000m、ボヌヴァル村で1900m台と標高が高く10月の半ばでもカラマツが黄色く色付いています。谷の手前の方ではまだ青々としていました。


住所らしき住所はなく、現地に着いたら管理人さんに連絡することになっています。
管理人と言っても実際にシャレーには住んでいなくて、村の住民が山岳協会に頼まれて世話をしているという印象を受けました。


「観光インフォメーションの建物から小さな道を入ったところをすぐです」
という電話の指示に従い、車を進めます。


小さな道も二つあったので💦まず違う方に進んでしまい、引き返して正しい道に来ました。シャレーから20mほどのところに車を停められます。


よかった、この手前の建物みたい(´▽`) ホッ


よく山小屋に架かっているのと同じ「club alpin français(山岳協会)」の看板があります。通常は自分で登らないといけない山の中か、ごく稀に車で行けるところもあるけど未舗装の林道を延々と上がった先だったりで、こんなに普通に村の中にあるパターンは珍しいです。


ドアに暗証コードがあり、電話でおばちゃんが教えてくれました(;´∀`)
中に入ると・・暖房が入ってるみたいで暖かい✨


あれ、先客がいるようです。60歳前後くらいのおじさま3人組でした。


とってもひょうきんでノリのよいお山LOVEなおじさまたちで、滞在中はずっとお喋りを楽しませていただきいました(*´▽`*)
この日は土曜日でしたが、宿泊客はこの方たちとわたし達のみでした。15、6人泊まれるシャレーだったと思います。


しばらくコーヒーをご馳走になりつつ3人とおしゃべりしましたが、日が暮れつつあるので夕暮れの景色を峠まで次男と見に行くことにしました。


村を出て1分くらいの道路から。
シャレーは村はずれ、調度峠道路が始まる辺りに位置しているので便利です。


わたし達が滞在しているボヌヴァル村が眼下に。
しっかし天気悪いなー(T_T)ちなみにタイトルの「ドン曇り夕暮れを楽しむ」はもちろん皮肉です。


イズラン峠はモリエンヌ地方とタランテーズ地方を隔てる峠ですが、今わたし達がいるモリエンヌ側の方がスキー場とかなくて野性味のある景色が残っているので気にいっています。


少しずつ道路は山の中に入り込んでいきます。


これはもう2週間以上前のお出かけ記ですが、今ではこの峠道路は積雪のため冬季閉鎖期間に入っています。この時期にも既に数日前にまとまった積雪があり除雪のために一時閉鎖されていたと聞いてきます。


峠の少し手前辺り。全然通行車両もないので何度も停車しつつゆっくりと峠に向かいます。


そろそろ峠です。


イズラン峠(2770m)に到着\(^o^)/
全然誰もいません・・・行きも帰りも1台ずつしかすれ違いませんでした。
なんかすごい天気だけど💦まあそれも綺麗だということにしておきます。


峠を少し反対側に下ります。


こっちに下りていくとスキーリゾート地、ヴァルディゼール村になります。
わたし達はもう夕暮れも楽しんだことなので(^-^;さっさとシャレーに戻りたいと思います。


次に続きます。
こんなお天気の夕暮れに💦お付き合いくださってありがとうございました。

石造りの中世の集落、レコ村へ

10月中旬に次男とサヴォア地方にあるヨーロッパで一番標高の高い峠道路、イズラン峠(2770m)方面に1泊で出掛けたときのお話です。


イズラン峠にはもう今年2度行っているので他の地方の方が良かったのですが、こちら方面の方がお天気が良さそうだったことや、峠道路のすぐ麓の村(既に標高1900m台)に素泊まりで安く泊まれる山小屋が見つかったことで即決(前日夕方💦)✨


これを書いている現在ではイズラン峠道路や2日目に通ったガリビエ峠道路(2642m)も既に冬季閉鎖期間に突入しています。
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この時に行っておいてよかった・・・
除雪を終えて再開通するのは5月末から6月初め頃なのでこの先7か月間は行くことが出来ません。


お昼ご飯、おやつと2度の休憩を経て高速を降り、オート・モリエンヌ地方と呼ばれる山深いエリアに入ってきました。
お天気が少しでもましそうなこちら方面にして良かった、大体晴れています(´▽`) ホッ


この先にあるイズラン峠、モン・スニ峠道路の両方が開いていることを示す看板。
モン・スニ峠も先週末の悪天候で雪がかなり積もって閉鎖されたと今日ニュースで聞いたところです。


テルミニョン村で一時停車します。
この村の近くにあるチーズ農家(住所がよく分からない💦)に行くつもりで前日に電話で連絡していたのですが、村に着いてからかけてみると電話が繋がりません。
「また明日帰りに寄ります」とメッセージを残して再出発しました(._.)


これから奇麗な景色を車窓から眺めるというのに、フロントガラスが汚過ぎたので次男にフキフキしてもらいました(*´▽`*)


モリエンヌの谷を奥に向かって進みます。


モン・スニ峠道路(今日は行かない)の始まるランスブールの町。夏の終わりに子供たち二人とテント泊でこの地方に来た時に、この町の農協に寄りました。
ここのボーフォールチーズもサラミもかなりレベルが高かったので再び行くのを楽しみにしていました(≧∇≦)


メインストリートから一本入った道に農協はあります。


前回買ったワインもおいしかったので同じのを買おうと思ったらなくて、違うメーカーの同じ種類のワインにしておきました(先日開けたら、前のメーカーのやつの方が美味しかった_| ̄|○)


えーと、大事な物。
サラミサラミ・・・🎵
5本だと少しお得になるので5本買うぞ!(^^)!

ぬぬっ!?欲しかったやつが全部ないっ:(;゙゚''ω゚''):
残ってるのは「スモーク」「ヘーゼルナッツ入り」「アイユ・デ・ズルス(ニンニクっぽい味のするハーブ)入り」の3種類のみ。でもまあサラミ自体の味が美味しいので、残ってた3種類を混ぜて5本買いました。


ここはボーフォールチーズを作っている農協ですが、いくつか違うチーズも売っています。ボーフォール以外のチーズの試食がありました。
この「ブルー・ド・ボヌヴァル」はあまり刺激は強くないいけれどバランスの良い味わいで気に入っていて毎回買っています。この日は珍しく、熟成が進んで少しピリッとするものも売っていたので、両方買いました。


放牧乳のボーフォールチーズが少し欠点がある(気泡が出来ている)という理由でお買い得価格になっていたので迷わず分厚い目に1枚切ってもらいました\(^_^)/


晩ご飯と明日の朝食用にパンとかお肉とか買いたいんですが、オフシーズンということでお店がほどんど全てしまっています(;´・ω・) この前の週末も同じような目にあったのですが、この辺りはもう少しましかと思ってたら全く同じです💧


唯一開いてるのは「カルフール・モンターニュ」
山カルフール(≧◇≦)


スーパーで買い物とは不本意ですが、背に腹は代えられません・・・


谷の奥に近づいてきたこの辺りでは標高も上がってきているので、カラマツが少し色付き始めていました。


この辺りはまだ峠道路ではないけれど、とても気持ちの良い道路です。


谷を流れてるのはアルク川(l'Arc)。


夏の間は標高の高いところで過ごしていたであろう牛さん達も秋には平地に戻ってきています。


今晩のお宿をとっているボヌヴァル村。谷の最後に位置する自治体になります。
この数キロ先、道路の行き止まりにとても小さな可愛らしい集落、レコ(L’Ecot)という村があり、次男は行ったことがありません。まだ時間も早いのでそちらにも寄っていくことにしました。


この辺りの標高は既に2000mほどあり、カラマツがきれいに色づいていました。
駐車場に車を停め、道がガタガタの上り坂なので杖を持って散策に出掛けます。


村のチャペル。
レコ村に来るのは3度目か4度目で、冬に来たこともあります。ボヌヴァル村以降は除雪されていないので、川の反対側の岸をスノーシューで歩いてきました。
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12月の初めだったと思います。


少し進んで。

夕方で日が低くなり、雲の間から強く差す日が景色をドラマチックに見せてくれていました😻


同じところ👇

冬もきれいでした(^^♪


おまけ・・・

良いお天気で気持ち良かった💖


駐車場に戻り、ボヌヴァル村へと引き返します。


日本のようにもみじとかはないけれど、それなりに秋らしいきれいな景色です。



次に続きます。
お付き合いいただきありがとうございました。