フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

雪山にポツンと羊飼い小屋

先月、お山地方の知人Sさんの農家のお手伝いをしながら滞在していた時のお話です。

朝夕に計5〜6時間お手伝いする他は自由時間ですので、毎日スキーで裏山を散策していました。



積雪の翌朝だったので、まっさらな雪にスキーのトレースを付けつつ歩きました。

思わぬところに唐突に山小屋があったので、お昼も近いし休憩していくことにしました。


ドアには鍵がかかっていません。

避難小屋として使えるということなんでしょう。ちょっと中を拝見…


おおっ?意外にもきれいです。テーブル、椅子、棚に薪ストーブ✨あ、でも…⁉️



喜ぶのは早い(⌒-⌒; )

煙突に繋がる管が足りないです💦💦

木や薪もあるのに残念⁈です。いや、今日は泊まるつもりないけど、立地条件も小屋の状態も良いので泊まってみたいけど、標高2200m台くらいなので朝晩はかなり寒そう…薪ストーブ使えるほうが嬉しいです(^-^;



ちょっと衝撃的なものが( ̄◇ ̄;)

業務用みたいな冷凍庫⁈ソーラーパネルで発電できるのでしょうか…それにしても、山小屋でこんなもん見たのは初めてです💦



奥にも一部屋ありました。寝室のようです…が、なぜベッドの上にシンクが??

ツッコミどころの多い山小屋です😂


小屋内のテーブルと椅子も使い勝手が良さそうでしたが、テラスが日向になっているし、風もなくて寒くないので(気温は0℃くらいでしたが)、外でランチにしようと思います。



小屋の椅子をひとつお借りしました。

手すりがテーブル代わりです。



ちょっと細いテーブルだけど💦景色の良いレストランだと思い込むことにします(*^^*)

サラミとチーズにパン、お茶という変わり映えしないメニューです。



うちで焼いてSさんの農家に持って来たバナナ胡桃ケーキがデザートです。


ところでこの小屋、来たのは初めてだけど、昨シーズン、スキーで別の斜面から稜線に登ったときに上から眺めていたことに後から気付いてグーグルフォトで探してみました。

👇


稜線から下りてくる時、小屋が一番よく見える地点から撮った気がします。

帰ってからSさんに話すと、この辺りは夏には羊の放牧が行われるそうでこの小屋に羊飼いさんが寝泊まりするんだそうです。その他の季節はハイキング客が自由に休憩したり泊まることができる避難小屋になっているとのこと。もう少し暖かくなったら泊まりに来たいな〜(๑˃̵ᴗ˂̵)


なんだか小屋での休憩だけで長くなってしまったので一度投稿します。

お読みいただいてありがとうございました。

新雪キラキラのスキー散策

先月、酪農のお手伝いをしながら滞在していた知人Sさんの農家。
朝夕あわせて5~6時間ほど牛さんのお世話、搾乳のお手伝いをします。


朝は6時半くらいに牛舎に行きます。
というか牛舎の2階が住居なので、通勤時間10秒(*´▽`*)
扉を開けると牛さんたちの視線がすごいです。夜の間に干し草を食べ尽くしてしまっているので激しい視線で「さっさと干し草ばら撒けよ」というプレッシャーをかけてきます(・・;)
ちなみに上の写真はある程度干し草を撒いた後です。


前日に生まれたばかりの仔牛ちゃんの様子を確認します。とっても元気そうです😊


搾乳がすむと大抵Sさんや農業高校の研修生(いる時といない時があります)たちとコーヒータイムなので、クレープやパンケーキを焼きます。農家の仕事関係の方が同席することもあり、情報交換やコミュニケーションタイムでもあります。


その後、夕方の4時くらいまでは自由時間なので大抵農家の裏山をスキーで散策します。


牛舎兼住居の建物。
前日が雪だったので木にも屋根にもたっぷりと積もっていました。


農家の少し上にある駐車場に停めているデミたんは雪だるまになりかけていました(;'∀')


登り始め、村を振り返って。
農家の裏山は一部スキー場になっていますが、今シーズンはコロナ影響で一度もリフトが動いてないし、スキー場の一番下にある子供がそり滑りをする小さなゲレンデ以外は圧雪もされていません。


ここら辺はゲレンデではなく、林道なのかハイキング道なのか夏に来たことがないから分からないけど、スノーシューでの散策にお勧めとされている場所です。既に山スキーで登った人がいくらかあるようでトレースがありました。
雪をかぶった木の枝は積雪の後長くは続かないご馳走景色です。気温が低くても、太陽が当たると溶けてきてしまうので、午後にはこれだけ真っ白のままではないことが大半です。


なだらかなところが多いですが、ちょっと急なところもところどころ。


若い男性グループが結構なスピードで登ってきたので先を行ってもらいました。
と、思ったらそのすぐ先で休憩しだしたのでまた抜かさせてもらいました(^-^;
またまた抜かされ返すのも嫌なので、この後スピードアップしざるを得ませんでした💦


ぜーぜー(;´Д`)
この辺り、一番急な場所です。後ろを振り返り先ほどのグループが背後に迫ってないか確認しつつ(別にまた抜かされてもいいのに…)大急ぎで登ります(;'∀')


きりのいい平たい場所につきました。画像に入っていませんが、リフトの出発地点にもなっている2200mの地点です。村から600m登ってきたことになります。


右手にメインのゲレンデは続いていて、前シーズンにそちらから登ったことが何度かありましたが、今日は初めて左側に進んでみようと思います。右側に比べてとても緩やかな上り坂になっているし、すでにトレースがあります(^^♪


登りつつ、振り返って。雲が溜まっている下のあたりが村になります。


なだらかとはいえ、このくらいの傾斜はあります。


斜面を登りきると平らな場所に再び出ました。
ところでトレースはどこに続くの・・・?素朴な疑問( ̄▽ ̄;)なんか若干下がっていく、というかアップダウンが結構あるけど。。
ふと右側にもトレースがうっすらとあることに気づきました。昨日の雪で消えかかっているけど、こちらの方がダイレクトに右の山頂に向かっているような気がします。


ということで、右の消えかかったトレースについていくことにしました。


久しぶりに動画を貼ってみました👇
約14秒あります。

Crévoux en ski de rando
ノートレースの美しい雪景色で思わずビデオを撮っちゃいました(^^ゞ


お??
なんか小屋がある✨
なるほどー、こっちのトレースは小屋経由で山頂(稜線)に行くパターンだったんですね。


ノートレースなのに先客がいる?ストックやスキーがあるけど・・・
と少し離れたところから思っていたのですが、忘れ物というか落とし物のペアではないストック、それにスキー板(レンタルのものっぽいシールが貼ってる)1枚でした(;´・ω・)


わ~い、気持ちのいい場所にある山小屋で休憩しよう💖✨


後半に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

最近農ガールだけど都会の景色少し

ここしばらく、色んな出来事を時間の流れをまるで無視してアトランダムに書いています。でないと同じような内容の話ばかり続けて書くことになってしまい、読んで下さる方はもちろん書いているわたしも退屈になってしまうので(⌒-⌒; )


今日はわたしの本拠地、リヨンの風景を愛車デミたんと共に何枚か載せたいと思います。どれも今月上旬のものです。




旧市街地、サン・ジャン大聖堂の前の広場にて。

サハラ砂漠の砂が飛んできて大気が黄色っぽかった朝でした。


 

同じ朝。街並みにマッチし過ぎてる駐車中のフィアット500とさりげにコラボ。信号待ちを利用しての1枚です。街中は交通量があり車の撮影が難しい(^-^;



これは砂が飛んでいない日(^◇^;)

18歳の次男の運転で珍しく車で町に出た時。町のシンボルのひとつ、高台にあるフルヴィエール寺院の前で。高すぎて上まで入らない_| ̄|○



旧市街地で数少ない普通車両が入れる通りにて。ルネサンス期の建築も残っているサン・ジョルジュ通りです。

市内に数多くある騙し絵が描かれた壁(小さい面積だけど)が見えます。



市内でもシックな界隈である2区のクラシックなレストラン前にて。次男が撮ってくれましたヽ(^o^)



お読みいただいてありがとうございました。

また次回から農家&スキーのお話に戻ります😅