フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

今日から昼間は外出許可書いらなくなった

今日からロックダウンの緩和、第二段階に入りました。
外出制限から、夜間(20時~6時)の外出禁止令に代わる形で基本的に自由にどこにでも移動しても良いようになりました。
レストランなどは営業が禁止されたままですが、だいぶ自由な生活が戻ってきたと言えます。なお、クリスマスイブのみ外出制限なく夜間でも出歩くことができるということです。



さて、前回紹介し始めたお気に入りの山小屋のひとつの続きです。
セルス山塊の標高2100m台にあるリクゥ山小屋です。


山小屋のテラスからの景色。
カラマツが美しく色づく晩秋に2度泊まりに行きました。これは昨年秋に行ったときの写真です。山小屋にあった可愛らしいマグカップ(#^.^#)


山小屋のワンちゃんと戯れるみよん家の息子たち。
もう一匹、ボーダーコリーちゃんもいました。


自炊するわたし達が使わせてもらった離れの小屋にはガス台があって使うことが出来ますが、薪ストーブも調理に使うことが出来ます。


マシュマロ焼きも出来る(≧▽≦)


トイレは小屋から50mほど離れたところにあります(;^ω^)


エコトイレでした。


山小屋の周辺にはハイキングで訪れることが出来る場所が色々あります。


1時間以内で行けるところにふたつ湖があります。


その湖から1時間半ほどで登れるお山。3000m弱だったと思います。
右下に写ってるのはまた別の湖です(^^;)


これは山小屋から1時間半ほどで行ける湖。
草紅葉が進んで真っ黄色✨お天気が崩れつつあり、迫ってくる雲が独特の雰囲気を醸し出していました。


その雲が雪を降らせて、翌朝にはこんなことに:(;゙゚''ω゚''):
山の天気は変わりやすい・・にも程があります💦


山小屋に置いてあったマーモットのぬいぐるみ✨
わたし達が行ったのは2度とも冬眠している時期だったので、この場所で出会ったことはありませんが夏にはいっぱいいるのでしょうか。


ちなみにこの山小屋の離れは、冬も山スキーをする人のために開いているようです。ただし、冬は最寄りの駐車場までは除雪されていないので、数キロ手前のネヴァッシュの町から歩いてくる必要があります。


お読みいただいてありがとうございました。

お気に入りの山小屋

フランスのアルプスの数ある山小屋のなかで、今まで泊ったことがあるところを紹介していっています。今回書くのは、とても気に入ったので2度行った山小屋です。


リクゥ山小屋(標高2115m、セルス山塊)
1度目は2泊、2度目は1泊しました。2度の滞在で撮った写真をミックスして載せます。


これは2度目(2019年10月末)に行ったときのものです。1度目はその2年前の同じ時期で、カラマツの紅葉がマックスで雪山とのコントラストが美しかったです。


母屋の山小屋の入り口。食事を頼んで泊まる人はこっちになります。


母屋の厨房兼管理人室。
1度目に来た時は管理人さんがいなくて従業員の女性(右)とそのお友達がお手伝いをしていました。


わたし達は素泊まり希望だったので、こちらの離れになりました。
2度とも離れには他に泊り客はなく、貸し切りでした(^^♪


離れには水道が引いていないので水の入ったポリタンクをもらいます。


母屋と離れとの位置関係。すぐ近くです。


薪をストーブに入れられるサイズに切る子供たち。
こういうのが大好きなのです(^^ゞ


中はこじんまりとしていますがとても使いやすいです♪
一応定員12人ってことになってるようですが、テーブルは12人は無理ですね😅
クロックスみたいなスリッパ履いてますけど・・・


ここに限らず、フランスの山小屋には大抵偽クロックスが上履きとして準備されています(;'∀')


土足厳禁の貼り紙。サンダルみたいなのはOKみたいですね。


他に泊り客がないのをいいことに荷物をベンチに並べまくっている我が家(^▽^;)
階段を登ると寝室です。


避難小屋(管理人さんのいない、登山客が勝手に休憩したり泊まったりできる山小屋)とか、山小屋の離れとか小さな小屋では大抵、屋根裏部屋が寝室になっています。


ガス調理台が使えてとっても便利🎵


食器や調理器具(は、下の扉でした)、調味料類が置いてありました。
食糧も少し置いてあったけど、何となく使うのは気が引けます。
ここに限らず、避難小屋には前に泊った人が置いて行ったパスタとか缶詰とかがちょくちょく置いてあります。



この山小屋、写真がやたらと多いので2回に分けたいと思います。
後編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

クリスマスイブだけ夜間外出OK

木曜晩のマクロン大統領の演説で12月15日以降のロックダウン再・緩和の方針が知らされました。


1日当たりの感染者は約5万人から約1万千人に減少したけど、目的の5000人までには達しなかったということ、12月15日以降は外出証明書なしで自由に行動することが日中は許可されるけれど、夜8時から翌朝6時までは外出禁止、12月24日の夜だけは外出してもよいが、大晦日は他の夜と同様に正当な理由以外では外出禁止、レストランやスポーツ施設の営業は1月20日以降、などがその内容でした。


クリスマスイブは外出できて、大晦日はダメって納得できない!というフランス人が多いようです。伝統的にフランスではクリスマスは家族単位で過ごすことが大半ですが、大晦日は友達など大勢でパーティーをしたり町に繰り出す人も多いので密になり易いからでしょう。


日中だけとはいえ、いちいち外出証明を準備せずに好きなところに出掛けることができるようになるのは精神的にかなり楽になります(´▽`) ホッ
気を抜かずに、このまま患者数が減っていけば良いのですが・・・



さて、コロナとは無関係っぽい景色を見ていただきます。
今日もフランスのアルプスの山小屋をひとつ紹介します。


リュイトール山小屋(2038m オート・タランテーズ地方)
サヴォワ県、国立公園でもなんでもないけれど風光明媚な地方の山小屋です。


山小屋の方が立てた周辺の湖へのハイキングコースの看板。
山小屋のロゴがさり気に入っています(^^;)


山小屋と、前の看板「山小屋、営業中」。
地ビールや手作りブルーベリータルト、生産者から直接買うフレッシュチーズなどをハイキング客が休憩がてら注文できるようです。


わたし達は2日間で周回する目的だったので、駐車場からわざわざ遠回りのコースで数時間かけてこの山小屋に来ましたが、最短のコースだと1時間ほどで来られたと思います。


製造元から山小屋オリジナルに作ってもらってるという生ビールを注文してご機嫌な人( ̄▽ ̄;)


山小屋の水場。わざわざ曲がった木を使っていてお洒落だなと思いました。


元々、避難小屋(管理人がいなくて登山客が自由に泊まったり休憩したりできる小屋)だったのを数年前に買い取って改装して営業を始めたと管理人さんがおっしゃってました。


洗面所は結構きれい・・・


トイレも水洗です。


黄色いフレームのサングラスがお茶目な管理人さんに寝室へ案内してもらいました。


広っっ!
わたしと子供たちが泊ったのは夏山シーズン入りしていたけど日曜の晩だったせいか、他に泊り客は誰もおらず貸し切りでした(^^♪


自由に使ってもよい食堂。
管理人さんとその奥さんと赤ちゃん。


古いスキーが飾ってありました。


翌日のハイキングの行程を管理人さんが一緒に考えてくれました(*´▽`*)


こんな素敵な湖に山小屋から行くことが出来ます💖



周辺には他にもふたつほど湖があります。
翌朝から日本に帰国する予定だったので欲張らずに早い目に山を下りました(^-^;


お読みいただいてありがとうございました。