randonneuseのブログ

フランス在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

ハイキング後のお買い物♪

今回のハイキングで初遠征を果たしたアラヴィ山塊。一緒に行った同僚のS君はこの近くに子供の頃から家族で毎年スキーに来ていて、おいしいチーズ農家や農協に詳しいのでハイキングの後に案内してもらうことに。同行したS君の友人、AさんもS君ほどではないもののこの辺りにはスキーやハイキングで何度か来たことがあるそうです。


駐車場やカフェがあるアンヌ峠からの景色。牛たちが草を食んでいます。アボンダンス種の牛ばかりです。


車を停めたすぐ近くにチーズ作り農家があります。S君がいつも買っている農家に行く予定ですが、せっかくすぐ隣にいるのでこちらにも寄ろうか、ということに。
チーズ作りに使う布が洗って干してあります。レンネット(天然の凝固剤)で固められたチーズの水切りに使うのです。


ちょうど夕方の搾乳の時間なので牛たちが牛舎にスタンバっていました。


お父さんが説明をしてくれました。小さな娘さんも作業服を着てお手伝いしてました。可愛い・・・


牛舎に隣接したカーブと売り場。


「農家にようこそ」


わたし達の目当てはルブロッションでしたが他にトムと呼ばれる大きなタイプのチーズ、ヨーグルト、量り売りのバターなども売っていました。


この後もう1軒寄るのでここではひとつだけにしておきました。ひとつ5,5ユーロです。


スキー場としても有名なグラン・ボルナンの町を通過します。S君はここのスキー場に昔から来ているそうです。…しかし窓ガラス汚すぎるわ、S君…(;´Д`)わたしも人のこと言えんけど・・・


村から約5分でお目当ての農家に到着。
・・・が、お留守のようでS君が電話をしてみます。そうするとつい数日前から放牧期間が始まったので、標高の高いところに牛たちを連れて行って自分たちもそちらのシャレーにいるとのこと。


車で上がって来ること約15分。進入禁止の看板を2回無視して一家のシャレーのある地帯に到着。


ルブロッションチーズに限らず、サヴォア地方のチーズの生産地をめぐるコースも設定されています。


広くて立派なシャレーです。


トラクターの隣に白い大きな犬小屋みたいなのがあって・・・


中には子牛ちゃんが2頭(≧∇≦) 可愛い・・・


日曜なので高校生くらいの一家の娘さんがお手伝い中でした。


カウベルがいっぱい飾っています。


作っているチーズは3種類。ルブロッション、小さなトム、大きなトムです。


予約するとご飯が食べられるようです。S君、めっちゃ乗り気になって「今度3人でもう一回ここに来る日」を早速プログラムしにかかりましたが、あいにくわたしはあともう少しで夏休み、入れ替わりでAさんが夏休み、、で、いい日が見つからず。8月の終わりか9月にでも来れるといいね、ということに。。


さあ、今日のメインイベントともいえる(ハイキング以上に、、笑)農家製ルブロッションチーズ(≧∇≦)
わたしは4つ(若いものふたつ、食べごろをふたつ)。ひとり暮らしのAさんはひとつだけ、S君もひとり暮らしだけど5つ買ってました(;´∀`)


アラヴィ山塊(Massif des Aravis)をバックに。


もう時間も押してるし、チーズもいっぱい買ったから(わたしは既にルブロッション5個、S君は8個)農協には寄らずに帰ろう・・と言ってたのに。。言ってたのに~~!!
S君、農協の前通るとき「えーーい、ついでじゃぁぁっ」って駐車場にハンドルを切りました(^_^;) ルブロッション以外のチーズも買いたかったらしい・・・


主要道路に面しているため、中は賑わっています。


なんかチーズのディスプレイもおしゃれ・・・
こちらはトムばかり。


白っぽい皮の大きいのがアボンダンス。これも地元のチーズです。わたしの大好きなチーズでもあるので少し切ってもらいました。今日は放牧の牛、アボンダンス種しか見ませんでしたが、チーズの名前も牛の品種の名前も同名のオート=サヴォア県の山間の村からきています。


アルコール類も種類が豊富です。ジェネピやジョンシアンなど薬草系が多いです。


ジャムも田舎風家具に並べられています。


奥のガラスの向こう側がチーズ造りの工房になっています。午前中は毎日ここから見ることができるそうです。


こちらも伝統的なアラヴィ山塊のチーズ、シュヴロッタン・デ・ザラヴィ(包んであるほう)。トムタイプですが、山羊乳製。もう何年も食べてないのでひとつ購入。
左側に積んでいるのはブルーチーズ。こちらは半分だけ買いました。


生ハム類やバター、フレッシュチーズなど。
山羊のフレッシュチーズひとつと量り売りのフロマージュ・ブラン(ちょっと固めただけのフレッシュチーズ)を小さな容器で買いました。


サラミなどの豚肉加工品コーナー。アイベックスの角に似せたその名も「アイベックスの角」、パンツを履かせたお尻みたいなジョーク系のサラミも(^^;


気の利くS君、クーラーボックスを持って来てくれていましたが・・みんなのチーズが多すぎて全然収まり切れません(;´Д`)


ルブロション5つと・・・


農協からいらした方々。フロマージュ・ブランは帰って速攻冷蔵庫に入れたので撮影時に欠席。 
しばらくは幸せな食卓が約束されたも同然です💖チーズ好きの友人たちにも味見させてあげたいし・・


サヴォアのワインはうちに何本かあるけど冷えてないので、冷蔵庫でスタンバってた地元ボージョレ産の薫り高いヴィオニエを。フルーティーなサヴォアの代表的なセパージュ、ジャッケールと共通する何かがある、、とこじつけてみます💦


食後に早速ルブロッションを。。。
クリーミーで優しい味。幸せ(*´ω`*) 日中歩いたアラヴィ山塊の景色、帰りに通った放牧のなだらかな山の風景が目に浮かんできました。



アラヴィ山塊初遠征シリーズはこれで終わりです。読んでいただいてありがとうございます。

アラヴィ山塊に初遠征 (最終回)

同僚のS君、その友達のAさんとの3人で出掛けたアラヴィ山塊最高峰、ポワント・ぺルセ(2750m)。残念ながらガスっていてよく見えるはずのモンブランなどの周りの山はほとんど見ることができませんでした。


時々青空がのぞいていたのは登って来た方面、アラヴィ山塊の山々。モンブランのある方角は全く晴れることはありませんでした。


お昼ご飯も食べ終えたのでそろそろ下り始めます。とっても急な斜面が多かったので下りるのにも結構かかりそうです。登るのは平気でも下りるのは怖いというところは多いですから・・・


わたし達のすぐ後に到着した男女3人組ですが、わたし達より早くに下り始めました…がちょっと停滞しています。アルピニストというわけではなさそうですがロープで繋がって下りていっています。すごく慎重に進んでいて遅いので先に行かせてもらいました。


後から下りてくるAさん。


下りるわたしをS君が撮ってくれたもの。


Aさんがさっき「足がすくんだ」という稜線。もう一度通りますよ(^▽^;) 
さっき山頂で写真を撮ってくれたハイテンション男子3人組がちょうど稜線上にいます。


はい、怖い稜線おしまいです。左側に下りていきます。


とはいえ、この後も山小屋までずっと急なのでゆっくりと下りていきます。


さっきまでいた方角が、、は、晴れているっ!?
・・・見なかったことにしよう(-_-;)


登りでちょっと苦労した雪の残っていたゾーンを通過したところ。


この後はザレ場になってきます。


あ、やっぱりすぐに雲をかぶってきました。(´▽`) ホッ・・って何が・・・💦


対して、これから下りていく方面は晴れています。


山小屋が近付いてきました。


グラミュッセ山小屋(2164m)まで下りてきました。行き同様、10分ほど休憩しました。この後は休憩なしで下りるつもりです。


パラグライダーを楽しむ人たちがありました。


手前の稜線の部分を歩いて駐車場に向かいます。行きに全く視界がなかった部分です。今も雲はありますが、行きよりはずっとましと言えます。


ラピアス(浸食の進んだ石灰岩)ゾーン終わり、緑の深いゾーンに入ります。稜線に入る前に一度峠のようになっているところまで下る必要があります。


もう少し下ります・・・


振り返って。


S君が1枚撮ってくれました。


最後の30分ほどは森ゾーンを下りていきます。これもS君が撮ってくれた1枚。


中央右の道が集まって建物がいくつかある地点が車を停めている場所です。
緩やかな山の斜面は放牧地になっています。


パーキングまでもう少しです。


4時前。パーキングまで下りてきました。
すぐ隣にカフェがあります。やっぱりここで・・・


ビールで乾杯です(*‘∀‘)


寝たふりするAさん。パーティー明けのハイキング、お疲れさまでした(^^;


くるみジャム入りサブレ登場


素朴なカフェです。中には席はあまりなく、主に台所とトイレ、物置だけのようでした。


さっきまで登っていた方面。やはり1日中雲の中のようでした。




初遠征となったオート=サヴォア県アラヴィ山塊でのハイキング記はこれでお終いです。
この後、お約束のチーズ農家&農協に寄って帰るので(*´ω`*) 番外編として付け足そうと思います。

アラヴィ山塊に初遠征(その2)

同僚S君とその友達Aさんとのハイキング。行先は彼らがスキーやハイキングでよく行っているオート=サヴォア県はアラヴィ山塊。わたしにとっては初めてのエリアです。


標高2000mを少し超えた辺り。天気は曇りですが、時折青空も顔を出します。


雨水、雪どけ水などの流れによって浸食が激しく進んだラピアスと呼ばれる石灰質の岩のエリアです。時に深さが数メートルにもなることもあるらしく、雪で見えなくなっているときはこういうエリアを歩くときは注意が必要と言われています。


10時20分、グラミュッセ山小屋(2164m)に到着。すごい素朴な絵がでかでかと壁に描かれています(◎_◎;)


山小屋で休憩中のハイキング客たち。お天気は良くなるどころか標高が上がってきて更にガスってきた気もします(;´Д`)


わたし達も水を飲んだりおやつを食べたり10分間ほど休憩しました。
天気はこんな感じ・・・時々少し明るくなりますがまたガスに覆われる、の繰り返しです。待っていても天気が良くなるわけでもなさそうなので出発です~~


先頭をきるのはS君。
山小屋からはコース外になりますが、ペンキマークがあります。山小屋で話した常連のおじさんの話ではこの分かりやすいマークが付けられたのはつい半年ほど前のことだそうです。今日のようにガスっていてどこを目指せばよいのか見えないようなときには頻繁に(見える距離に)あるペンキマークは助かります。


貝殻の化石だらけの地帯を通りました。


迫力のある岩が目の前に迫っていますが、これは登りません(^^; 横を通っていきます。


ああっ、青空青空~💦 写真写真~!!


はい、登りません。麓を通ります💦


迫力の岩の麓はザレ場で歩きにくい・・・


おお~Σ(゚Д゚) ようやく目的地方面の視界が開けました。


直角っぽくなってきました。


そしてこの地形のところに残雪…(;´Д`)
もう下りてくる人たちがいます。慎重にかなりゆっくりと下りてきます。


何人もがいっぺんに通れる場所ではないので下りてくるグループに先に通ってもらいました。ゆっくりチャレンジです。


雪エリアおしまい~!(´▽`) ホッ


いい感じの上りが続きます。


オレンジのペンキマークのおかげです💖


楽し過ぎる・・・(*´▽`*)


花の中でも好きなサクシフラージュの一種。サクシフラージュ・ムスケと呼ばれるもの。


アルピニストの方達が下りてきました。カッコええ~(≧∇≦)
わたし達ハイキング客と違う彼ら向きの岩壁ルートでもあるのでしょう。


最後は細い稜線になっています。


わたし達の一歩先を歩いていた若い男子3人組。めっちゃはしゃいでました(^^;


もうすぐだ~~…最後までとことん急です( ̄▽ ̄;)


12時5分。ポワント・ぺルセ頂上(2750m)に到着\(^_^)/
十字架には郵便受けが。ここには思い出ノートが入っていてハイキング客が色々書き残していっています。


立派な十字架はしっかりと固定されています。頂上は風がきついので、壊れてしまった十字架を時々目にするので見た目はイマイチですが正解だと思います。

えーとAさんは・・・


頂上手前の稜線のところにいます。


頑張れ!もう少しです。
後で「あの細い稜線、怖くて足がすくんだ」と言ってました。でもアルピニズムでもっと怖いとこ行くでしょ?と聞くと「あれはちゃんとロープで繋がってるから安心感があるのよ」とのこと。


テンション高い男子3人組に写真を撮ってもらいました。


隣にもミニ頂上があるので男子3人組はその間を行ったり来たりしていました(^^;


どっかに富士山・・いや、モンブランが見えるはずなんですがまるで分かりません。


仕方ない、モンブラン諦めてお昼ご飯です。



山頂で周りの景色が見えない・・・そんなことはとっても久しぶりです(^▽^;)



きりのいいところでその2は終わりです。その3に続きます(^^♪