randonneuseのブログ

フランス在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

南仏ケラス山塊へ初遠征(その2)

初体験のケラス山塊。2日目のハイキングの話をする前に今回泊まったジット(数人が同じ部屋に寝るシステムの民宿)と途中たまたま見つけて入ったケラス農協&工芸品ショップのことを書きます。


ハイキングした場所からジットまで30分弱の道のりだったのですが、ほとんどのお店が閉まっている日曜の夕方にも関わらず、ロータリーの一角にあるかなり大きなお店に煌々と灯りがともっています。気になるのでロータリーを2周目しつつ目を凝らしてみると「ケラス農協」「工芸品」の文字が~もちろん入ってみたのは言うまでもありません。


店内は半分くらいが食品、残りは工芸品を売るスペースになっていました。
工芸品は彫り物をした木製の商品やおもちゃ、家具、焼き物などが多かったです。
山、森が大半を占めるこの地方は林業が盛んなようで、泊まったジットのすぐ近くにも木製おもちゃのアトリエがありました。


ワインのお供に良さげな瓶詰めのパテの類。


こちらはチーズ💖牛乳製だけでなく、山羊乳、羊乳製のものもたくさんあります。


そしてとっても充実していたのがジャム系。しかも安い~Σ(´∀`;)
珍しい種類の果実のものもいくつかありました。大好きなのに見つけるのが難しいフルーツのものもあり、もちろんお買い上げ(^^♪


そしてフルーツやハーブのシロップやリキュールもたくさんありました。しつこいようだけど、こういう小規模生産の商品の値段としてはかなり良心的です。


焼き菓子やタルトなどの郷土菓子もいっぱいあります。



食べ物の写真ばかりになりましたが(^^; 店の残り半分には工芸品が。


素敵な家具だけど、こんなん何気に買っちゃうツーリストもいるのかな(◎_◎)


食器も結構可愛いのがあります。一部、なんとなく日本っぽいテイストが入ったものがありました。


(家に帰って撮りました)欲しいものだらけでセレクションが大変でした(^^;)


チーズも少しずつ・・・


きれいな茶飲み茶碗~(エスプレッソカップだそうです)



さてさて民宿に急ぎます。グーグルマップが探し当ててくれなかったので(;´Д`) 途中電話して民宿に到着~~  夕方6時過ぎでしたが、もう真っ暗です。


部屋に案内してもらった後は、どうぞ居間の暖炉で温まってください、と勧められました。わたしが使う部屋(5人部屋にわたしひとりでした。。)も暖房が入ってましたが、暖炉はやっぱり暖かさの度合いが違います。


その日の午後、屋根裏部屋の整理をしていて出てきたというお菓子の型やアンティークなものたちが。


値段は夕食、朝食込みで39ユーロでした。


お腹いっぱいになってお部屋に戻ります。
おやすみなさ~い


次の朝。いいお天気だ~♬ 部屋の窓からの景色。


ドアから見た景色


昨日は着いたとき既に真っ暗だったので何も見えなかったですが、朝見ると可愛いシャレー風なおうちです。


猫ちゃんが2匹いました。


今日もいっぱい歩くのでガッツリ食べます。


さあ、荷物をまとめてお宿のご夫婦にご挨拶をして出発~


・・・えっ・・


夜の間に降ったみたいです( ゚Д゚)
温暖な地域に生まれ育ち、まあまあ寒いリヨンでも雪はそんなに降らないし、いつもアパートの地下駐車場に停めてる自分の車がこんなことになるのは人生でほとんど起こっていないことです。雪国の方たちにとってはしょっしゅうのことだと思うのですが。


フロントグラスの雪をはらって本日のハイキングに向けて出発です。
もちろん今日もスノーシューです\(^_^)/



今日もまた午前1時になってしまいましたので、明日以降にその3(最終回)を書きますね。

南仏ケラス山塊へ初遠征(その1)

久々の2日連続の休み、しかし日月だし、いきなり決まったので同行者も見付られずにバタバタと(しかも前夜真夜中にアパートの地下駐車場でスタッドレスタイヤに替えて)、日曜早朝に出発~\(^_^)/


ケラス山塊は名前は時々聞くものの、なんか遠いところの山って感じで(実際普段歩く山からは大抵見えない)わたしには関係ないわ~と思ってました。
今年の夏に中部、南部エクランに行ったときに3000m少しの山に登ってそこからだとよく見えて、しかも一緒に行った友達にエクラン南部とケラスは山の感じが似てるよ、と教えてもらい少しずつ興味を持ったのでした。


3分の2ほどきたところ。真正面にエクラン最高峰のバール・デ・ゼクランが~😻


ちなみに今回のお出かけで5万キロを突破。2年前に2万走った状態の中古車を買ったのですが、週末しか乗らないわりに月平均1200キロ走ってることになります(゚Д゚;)


運転すること4時間近く、ケラス地方にやってきました。なんかすんごい古城みたいなのがあります。時間があったら観光しようと思ったのですが、1日目も2日目も全然そんな余裕はありませんでした(^^;
ケラスは全体的に町自体の標高が結構高いのです。わたしが泊まったジット(共同部屋の民宿)も1700mちかくの標高でした。
ヨーロッパで一番標高が高い町といわれるサン・ヴェラン(標高2000mちょっと)もこの地域にあります(町の中心部の標高で比べた場合)。


ハイキング出発地点に向けて小さな道に入ってきました。やはり結構雪がありもちろん除雪されていません。「冬タイヤにして行きや」と前夜言ってくれた友達、ありがとう!!


この写真の中央のあたりが駐車場みたいですが、最後登り坂になっているのでここに停めたいと思います。なにせ雪の道を運転するのもあまり経験がないので変なところで立ち往生にならないように気を付けます。


今日のテーマは、「南仏のモンブラン」モン・ヴィソ(Mont Viso)を麓から眺める~ モン・ヴィソはイタリアとの国境にある山で3841m。山頂はイタリア側になります。
南仏のモンブランってわたしが勝手に名付けました💦 なんせちょっと飛び出てるし、みんな結構特別扱いしてるような気がするので。
最初から雪があるのでスノーシューを持って歩かなくて済むのは助かります。なんせ安物なので使い勝手はイマイチなうえに重い(;´Д`)


最初の経由地。慣れない地方なのと久しぶりのスノーシューなのでちゃんと行先案内がある地図にも載ってるコースを歩きます。


冬の間は標高の低い辺りにはスノーシューを楽しむ人用のコースも夏ハイキングコースとは別に設けられています。


ケラスは自然公園(Parc Naturel Régional)であると共に、今日歩くのはモン・ヴィソ特別自然保護地域にもあたります。
指定地域の入り口には禁止事項を示す看板があります。


昔、税関として使われていた小さな小屋が。


途中凍った場所があったのでアイゼンにチェーンジ!別に遠回りしたらスノーシューのままでよかったんですけど、せっかく持ってきたアイゼンも履かないと無駄に持ってきたってことになるので無理やり💦


基本、前半は川に沿って歩くので簡単です。


おおっ、モン・ヴィソが全貌を現してきました。


ここからちょっと急な登りになります。


・・・どうやら雪に隠れているけれどケルンのようです。


振り返った景色。


もうじきモン・ヴィソ山小屋に到着です。




山小屋は夏にしか開いていませんが、それ以外の季節に使える避難小屋がすぐ近くに設けられています。


最後の部分は行きと違う道を通ります。行きは細い道から森を登ったんですが、帰りは幅の広い楽な道から下ります。


さて、お宿は車で30分ほどかかるので遅くならないうちに到着できるようにぼちぼち向かいたいと思います。


続きはまた明日書きますね!

存在しない道を通ってハイキングに出かける

存在しない道ってどういう意味?と思われるでしょうが、存在しないことになっている道路という意味です。
グルノーブルからエクラン国立公園の一番北の部分や、またはそこを通過してから南に下りた地方(ブリアンソン方面)に行く主要道路である県道1091号線は1年半ほど前に途中にある大きな湖に並行したトンネルの天井が落ちるとかなんだかそういう事故が起こって以来、工事のため通行止めになっています。そのため、そこを迂回するのにすんごい南周りをするように何度も途中の道路に電光案内板やら看板やらに書いてあって、ドライバーにそちらの道路には近づかないように呼び掛けています。
わたしも常々そのメッセージを見かけていたので、そちら方面のハイキングには行けないまたはものすごい遠回りを覚悟しなければいけない、と思い込んでいました。


実はこの週末(って言っても日月でしたが)出かけた南方面のケラス山塊も、その遠回り覚悟系の地方のひとつでした。
グーグルマップなどのGPSアプリによれば、遠回りには2種類あって南に反対側から降りてぐるっと回りこむというやつ、そしてもうひとつ・・しかも第一に提案されるのは、イタリア経由して行けや。ってやつですΣ(・□・;)しかも高い高速料金払って。

グレーの細い線がイタリアとの国境です。ちなみに通れないことになっているのは画面左側の薄い黄色の線の道。この画面には入ってないもっと左のあたりに問題の工事ゾーンがあります。よって、この一番近道である黄色い道で来るルートは決して提示されないのです。


湖の上(北)を通るのが県道1091号線。黄色の道路のうち薄いグレーになっている部分が工事中のところです。
・・・が、ちょっと湖の下(南)を見てください。RS1091ってのが薄っすらあります。こっそりと載っているけど決してカーナビには出てこないこの道。秘密の通り道だったのです。工事の期間、補助道路としてつくられた舗装さえされていないほっそいほっそい道で、2台が交差出来る場所も限られてるし、もちろん大型車両は通られません。
交通量を出来るだけ制限するために、存在しないことになっているのです。
これも、出発前日に「スタッドレスにして行きや」と言ってくれた友達が教えてくれました。彼女はこの道の先にある地方の山が大好きで昔からよく行ってるのですが、工事になってからもこの秘密の道を通ってそちら方面にハイキングに行き続けているんだとか。
あんなに散々「通行止め」としつこく表示されているので疑心暗鬼だったのですが、今回初めてそこを通って南に下りました。


こんな風に何度も何度も書いています。外国からのツーリストや外国のトラック運転手などにも分かるように英語でも書かれています。
無視してどんどん問題の場所まで行くと・・・


・・・もう、仕方ないなぁ(;´・ω・) ってことで秘密の道路が指示されます。ただしキャンピングカーや3,5トン以上の車両は通れません。
湖の際ギリギリのところに作られた細い未舗装で灯りもない道路でわたしが昨日通ったのは真っ暗な夜明け前だったので、湖に落ちないかドキドキしながら走りました。日曜の夜明け前ということで対向車がほとんどなかったので助かりました。


その道を20分ほど走ったのち普通の道路に出てきました(´▽`) ホッ
すると・・・雪国でした。
フランスでは一般的にスキー場は12月半ばにオープンしますが、もうオープン出来るん違うん?という積雪量です。


お日様が上ってしばらくしたときに走っていた村から・・・


バール・デ・ゼクラン(4102m、エクラン国立公園最高峰)の立派なお姿が見えました。


今回行ったのはケラス山塊のなかでも南のほうだったのと(昨日)スタッドレスタイヤの空気圧調整しにガソリンスタンドに寄ったこともあり、行くのに4時間半かかりました(~_~;) 帰り(今日)は昨日行ったのより北のあたりからだったので4時間弱で帰って来ることができました。めっちゃお腹が空いていて早く家に帰りたかったので休憩なしで(^^;


すみません、肝心のハイキングの話にまだなってなくて。。明日にでも書きます!今日はもう遅くて疲れているのでもう寝ます・・・