randonneuseのブログ

フランス在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

イタリアとの国境間近で湖めぐり(後半)

前回少ししか書けなかった金曜日のハイキングの話の続きです。


初めと終わりの部分を除きコース外でしたのでケルンがしっかりあることを期待していたのですが、ここらを歩いた人達は連帯意識が薄いようで?ケルンがとっても少なかったのです(涙) 
道らしいところも少しはあったものの、歩いてたはずの道がいつの間にかなくなったというのは何度もあり、周りを見渡してもどっこにも道らしきものはない…ということだらけでした。あと雪が積もってる場所では道が見えないという根本的な問題もあります。この程度の積雪だと比較的しっかりしている道ならうっすら形が浮き上がっているものですが、そういう場所は少なかったので地図とコンパスに意識を集中して1日歩くことになりましたが、その分達成感は大きかったです。


次の湖にもうすぐ到着です。


ラック・ヴェルデ湖群(2727m)。大きいのと小さいの、あと水溜りみたいなのがいくつもあります。後方はポワント・ド・ラルジョンチエール(3053m)


アイベックスかシャモアの足跡が。
立派にそびえるのは北ヴァノワーズのスター達、モン・プーリとドーム・ド・ラ・サッシュ。左奥はヴァノワーズ最高峰のグランド・カッス(3855m)。その左にほんの少しだけ見えているのはグランド・モット。どれもアルピニストの人たちが憧れる名峰です。


大きいほうの湖は一部を除いては凍っていません。


対して小さいほうのは全体が凍っています。


湖プラス雪プラス青空という三位一体ぶりに興奮して写真撮りまくりです(^^;



もうきりがないのでそろそろ切り上げて、この湖群のすぐ背後にある山に登ります。山は3つ並んでいるのですが、両端のはちょっと普通には登れないみたいなので真ん中の岩壁の部分が少ないポワント・デ・ラック・ヴェルデ(2967m)にしときます。



特に道はないので目で見て登れそうなところからアタックします。


適当に登っていきます。
左に見えるのは無理っぽいやつその1。ちなみにその2は何枚か前の写真の後方に写ってたポワント・ド・ラルジョンチエールです。いかにも無理っぽい・・・


何かわたしの登り方悪かったか・・・障害物が立ちはだかっています(◎_◎)


今日はよじ登る系だと思ってなかったので荷物が重い・・アイゼンや防寒服やバーナーや鍋やらいっぱい入ってて。


は~~ぜーぜー。。必死のパッチで登ってきました。
無理っぽいやつその2がすぐ隣にあります。


尾根の反対側の奥には無理っぽいやつその1が。


真後ろにはモンブランが鎮座されていました。


13時過ぎ。ご飯を食べているとどんどん雲が広がってきました。さっきまですっきり見えていたヴァノワーズ方面はみるみる雲に隠れていきます。早い目に登っておいてよかった・・・


デザートには先週カナダで買ってきたポルトガル菓子店の白餡入りタルト。半分和菓子かと思いました(゚Д゚;)


今日は雨の予報は出ていないけど雲がもっと出てくる可能性は高いし何せ日が短くなっているのでご飯を食べたら次の湖に向けて出発です。
今登ってきた山を3分の2ほど下りて(無理っぽいやつその2が邪魔なので)北東東に進みます。


おおっ・・・期待してないといきなりケルンがひとつ現れました。一つだけあっても仕方ないんだけど(~_~;) でもまあ大体いい方向歩いてたっていう慰めにはなります。


間もなく見えてきました、ブラン(白)湖。またこの名前の湖・・今までいくつ出会ったことやら。。


半分凍っています。


ブラン湖の畔(2850m)に到着。今日訪れた湖の中で一番大きいです。


曇ってるので湖に空の青があまり映し出されなくてテンション低く、畔でおやつ休憩することもなく次へ進みます^_^;



続いて南南東にある湖を通過しますが、ただの水溜り湿地帯っぽくて、今気づくと写真の1枚もありませんでした(;´Д`) これはその湿地帯近く、もう少し進めば地図にも載っているハイキングコースに突き当たる・・というあたり。


お~嬉しい!予定してた通りハイキングコース(ちゃんとした道)に交わることができました。これはノワール(黒)湖がある東行き。


こちらは西(朝通ってきたほう)行き。


予定には入ってなかったんですが、まだ夕暮れまでに時間があるしそう遠くなさそうなのでノワール湖にも行くことにしました。そうやって余裕かましてるのも、ちゃんとしたハイキングコースに戻ってきて迷う心配がないからなのですが(^^;


ひとりだったのでセルフタイマーで。平日は同行人を見つけるのが難しいです。まあひとりも好きだからいいけれどガソリン代高速代をひとりで払うのがキツいという難点が(T_T)


ノワール湖(2618m)。峠の奥や右手前の山々の反対側はイタリア。距離にして約800m先です。
ここでおやつとコーヒーで休憩していたら、若い兄さんがひとり歩いてきました。この日出会った唯一のハイキング客でした。


日が暮れてくるので道は簡単といえど急ぎ足で帰ります。


ヴァノワーズに夕陽が沈んでいきます。


本日のスター、モン・プーリに別れを告げ車を停めている村まで急ぎます。


何が嫌って、真っ暗な山道(;´Д`) 途中、ヘッドライトで照らしてもどれが道なのか分からずに人んち(農家)に入り込んでしまったという。。そして間違えた時にバックで方向転換するのにも周りがすぐに崖だったりすることもあるので命懸け(゚Д゚;)


天気の悪い日曜の午後を利用して随分長く書いてしまいました。最後まで読んでくださった方、ありがとうございます!
















 







 

イタリアとの国境間近で湖めぐり(前半)

(ふたつめに訪れた湖、ベルデ湖)



今日は休みだったので「日帰りで行く場所じゃないよ…」って人に言われるんですがイタリアと接しているアルプ・グレ山塊で一日山歩きをしてきました。
南はヴァノワーズ国立公園、東はイタリアのグラン・パラディッソ国立公園と隣り合わせになっています。3000m級の山が多くて雪が積もってきた最近はいかにもなカッコ良さです。1か月弱前に登頂したグランド・サシエール(3747m)も同じ山塊にあり、その時の景色に近いものがとっても見たくなり、遠征することに決めました。


日曜日に行ったベルドンヌ山塊の2700m台の山で30センチほどの積雪だったので3000mくらいが限度かな~と思って決めたコースです。

歩き始めは1800mほどの高さにある村。ほとんど森はなくダイレクトに山、です。


早速見えてきました(見えてないって‥?)。雲をかぶっていますが今日一日ほぼ全行程で眺めることになるイゼール川を挟んだ向かい側のヴァノワーズ国立公園のモン・プーリ(3779m)


朽ち果てたシャレーがいくつか並びます。


こちらは尾根がイタリアとの国境となっている山々。


方向案内の看板


一つ目の湖、クルゥ湖に到着。ル・クルゥという集落が湖の登り口にあります。クルゥとは釘のこと。
さて、ちゃんとハイキングコースになっている行先(地図に道が載っている、径に案内表示が存在する)はここまでです。この先は道もあったりなかったりなので、ケルンと地図とコンパスが頼りです!


湖から次の湖へ…最初は道がちゃんと形になっています。ずっとこれだと嬉しいんだけど…


やっぱり、間もなく道がはっきりしなくなりました
(;´Д`) 行く人少ないんかな・・
多かったらもっと踏みならされてちゃんと道になっているはず。
そして今日歩いたコースは稀に見るケルンほとんどない地帯。コンパスなかったら終わってたな・・・ね~みんな、もっとケルン作ろうよ~。。というわたしもいくつか作りました、分かりにくかった場所に。



と、ここまで書いたとことで眠さが限界に
ヽ(´o`; 現在午前1時12分。
昨日1時半に寝て3時半起床、片道3時間以上
運転、10時間近く山歩いて夜11時前に帰宅。明日は仕事で6時半起床…( ̄▽ ̄;) めちゃくちゃライフですわ。時間があり次第続き書きます!

ヴァノワーズ国立公園(6月)

日曜に冬みたいな景色のベルドンヌ山塊の写真を載せまくった後で恐縮ですが、初夏にヴァノワーズ国立公園へハイキングに行った時の話です。ヴァノワーズ国立公園は東の端はイタリアと隣り合わせになっているサヴォア県にある国立公園で最高峰、3855mのグランド・カッスをはじめ標高の高い山々が連なり、それはそれは美しい場所です。同じ国立公園のエクランが男性的な荒々しい景色が魅力なのに比べ、どちらかというと女性的、というかエレガントな感じのする風景が特徴的・・・というのはわたしの個人的な意見で特に何かにそう書いてあるというわけではありません(^^; そう思わされるひとつの理由は牛の放牧(アルパージュ)が盛んであること。対してエクランは羊の放牧はところどころであるものの、牛を放し飼いにできるほど草が豊富ではありません。羊は乾燥したところでもOKですので。つまりヴァノワーズのほうが全体的に緑が豊かと言えます。


感動しがちなわたしですが、夢のように美しい・・・とうっとりしてしまう頻度が高い場所のひとつがヴァノワーズです。うちからだと車で近い辺りで2時間半、遠い辺は3時間半くらいかかってしまうのはエクランも同じです。高速代で言うとエクランのほうが安いのと、ヴァノワーズに比べるとエクランの方がマイナー気味で(場所にもよりますが)人が少ないというのもあって何となくエクランのほうによく行ってるんですが、6月の雪解けのシーズンに行った美しいヴァノワーズの写真をいくつか載せたいと思います。


スキー場として知られるプラロニャンが出発地点。最初こそ味気ないリフトの隣を歩かされますが、すぐに遠ざかりこのような場所に出てきます。


6月上旬でしたので小川に雪解け水が激しく流れ込んでいます。


川に沿って上流に向かい登っていきます。


今日は湖ふたつに行く予定です。一つ目がそろそろ現れるはずです・・・


一つ目の湖、ヴァッシュ(牛)湖に到着



この湖の特徴は湖の真ん中を歩けること~


いい歳してはしゃぎまくりです(;´Д`)


今日は日帰り(片道3時間近くかかるのに・・)なのでゆっくりしてられません。


ちょっと雪が残っていますが歩けないほどではありません。


お~見えてきました、ロン湖(Lac Long)。


また・・・いい歳してはしゃぎまくりです


紅葉も長続きしないけど、湖の氷が融ける時期(半融けの状態)も長続きしないのでシーズンになると急いで見に行きたいもののひとつです。


雪融けシーズンによくみられるソルダネル。これプロフィールに使ってる写真ですが。。


帰り道に出会ったマーモット。よく見るといじわるそうな目をしています。