フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

近況・峠道オープンし始めました

長い文章のブログを書く時間がなくて、最小限の近況になります💦

この冬春は雪が少なかったので、アルプスの標高の高い峠道の一部は既にオープンしています。



先週は南仏のアロス峠(2250m)に登ってきました。



昨シーズンは14回登った好き過ぎるノワイエ峠(1664m)には既に2回登りました。好きではあるものの、毎回死にそうになる峠道です😂


また順を追って記事にしたいと思います。

お読み頂いてありがとうございました。

2泊3日雪山合宿、下山編とアフタースキー

山友のDさんと避難小屋に泊まって2泊3日でスキーを楽しんだ週末のお話です。


ランチをするために登った稜線から下りてきたわたし達の滑った跡。
わたしはこの後、手前に位置する峠まで登りました。ほんの100mほどの高低差だったと思います。雪の状態がとても良かったので、登り返し王子なDさんは、さらに200mほど下りてから峠に登るので、先に行っておいて、と言われています。


峠からの景色。帰るのにはこちら側に下りていくことになります。


わたしが登ってきた方の景色。


間もなくDさんが戻ってきました。


反対側に下りていきます。


下りていく途中に出会った二人組のスキーヤーさん。
谷は広いので、別にギリギリ同じところを通らなくても良いわけですが、情報交換というか、おしゃべりしたいのでわざわざ近いところを通ることはよくあります。
彼らはわたし達が泊った避難小屋に向かっている途中でした。赤いザックの人が薪をぶら下げているのが見えます。小屋にはほとんど薪がなかったので、正しい選択です(^^;)


春の柔らかい雪を満喫しながら林道の手前まで下りてきました。


林道部分だけでも数㎞あるので、出来る限りショートカットしていきます。
早く着きたいというのもあるけれど、その方が楽しいですしね。


この辺りは雪の量がたっぷりとあったので、結構な急斜面でも問題なくショートカットすることができました。


標高1500mくらいの地点で雪がなくなってきたので、1000mくらいにある駐車場まではスキーを担いで下ります。
一昨日、登って来た時にはもう少し下でスキーを履くことができましたが、お天気が良く気温も高かったため、一気に雪が融けてしまったようです。


ひたすら林道を下りていきます。


退屈だけれど、仕方ありません。
美しい雪山の景色を思い出しつつ!?下り続けます。


駐車場に近い辺りではクロッカスがあちこちに咲いていました。


雪のない林道を1時間くらい歩いて、車まで戻ってきました。


3日目の下山記録。
下山なのに1000m以上登っている辺りで、登り返し王子とその弟子の行動パターンがよく分かるかと思います(;^_^A
帰りの車で、Dさんが「寄りたいところがあるんだけど、付き合ってくれるかな」と言います。


今回ハイキングをしたお山はサヴォワ県になりますが、同じ県内で少し離れたところにワイン生産が盛んなエリアがあります。
Dさんが何度か買いに来たことがあるというワイン生産農家に来ました。


ご主人はお留守だということで、娘さんが出てきてくれました。


何種類か味見させてもらいました。
どれも、とっても美味しいのです。Dさんは山スキーで泊ったヒュッテ(今回のような避難小屋ではなくて、管理人さんがいて食事もでるところ)で飲んだここのワインが気に入って、直接に買いに来たんだそうです。


サヴォワの伝統的な品種(セパージュ)のワインに加えて、ヴェルデスという珍しい品種のワインがあったので2本購入しました。偶然、この冬にDさんのおうちで初めて飲んだ品種のワインだったのです。


白を中心に少し赤も合わせて、何種類か混ぜて2ケース買いました。
どれもおいしかったので、飲むのが楽しみです。


長くなったスキー合宿記はこれでおしまいです。
お読みいただいてありがとうございました。

3日目のランチもご馳走な絶景

1か月も前の友人Dさんとのスキーハイキング記、3日目です。
タイムラグが酷くてお恥ずかしい限りです・・・


2泊した避難小屋から駐車場に戻るのには、峠をひとつ越えて距離約10㎞、高低差では300mほどですが、登り返し王子の異名を持つDさんが、そんなルートで満足するはずがありません(;^_^A
上の写真は、避難小屋と同じ名前のメルレ峠を越えて少し下りた後、隣にある谷を登っているところです。2日前に、メルレ峠に登りつつ「いい感じだから帰りに登ってみよう」とDさんが目を付けていた谷でした。


しばらく登って振り返ると、風景が素晴らしいことになっていました。
左奥にはモン・ブランも見えています。さっきまで「えーっ、峠一つ越えて帰るだけでも、いいんと違うん~」と思っていたことも棚に上げて「最高(^o^)丿」とうっとりしてしまいます。


峠の最後はとても急なので、スキーはここら辺にデポして靴で登ることにしました。


カッコいい岩壁。
新雪がちょびっとくっついていて、余計にフォトジェニックなことになっています。


なかなかの見晴らしです。
ただ、ちょっと狭くて怖い場所だったので、さっさと下りることにします(^^;)


スキーのところまで下りてきましたε-(´∀`*)ホッ



下りていくところをDさんに撮ってもらいました。
この時はお昼前で日向になっていましたが、日陰の時間帯が長いようで、とてもよい雪質が保たれていて、素晴らしい滑り心地でした。


平たいところまで下りてきました。
まぁ、ちょっとしたパラダイスともいえるような景色を独り占めです😊


振り返って。
この後、ランチをするために少し高くなっている広い稜線的なところに登りました。


ここも、先ほどの峠と勝るとも劣らない景色です
週末だというのに、ほとんど人に会わないエリアでした。


このハイキングで最後の食事になります。
今回2泊3日で合計7食あったので、食料が足りないことがないように、でも持ってき過ぎないようにと色々思案しましたが、ちょうど良い量でした。


最終回にしたかったのですが、少し写真が多かったので2回に分けることにしました。
下山編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。