フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

長男が帰ってきてた

予定していなかったことなんですが、下宿している長男が一泊だけ帰ってきていました。


長男の帰省時には大抵するチーズフォンデュ。


長男の車。
昨晩遅くに到着し、今日午後に帰っていきました。


プジョー206です。
運転席に座らせてもらいました。
下宿先の町へは高速に乗っても600㎞以上です。遠い💦💦


今回ちょっと戻ってきていたのは、息子たちの祖父(元ダンの父親)が亡くなり、お葬式に参列した帰りに寄っていったのでした。
わたしも離婚してしまったとはいえ、よくしてもらったのでお葬式には参加したかったのですが、諸事情により不参加としました。
義父母以外にも、あちらにはかつて親しくしてもらった人がいくらかいます。息子たちから「○○さんがよろしくと言っていたよ」というように聞くと、胸が締め付けられるような気分になりますが、仕方ありません。


次に帰ってくるのはメーデーの祝日の頃です。
今回は予定外の帰省でしたが、顔を見られてとっても嬉しかったです。


おまけ。

礼服姿の次男。
お葬式から戻ってきて「きちんとした礼服だった人は案外少なかった」と言っていました。
結婚式などでもそうなのですが、日本と違って「絶対にこう」というような括りがないことが多いように思います。


夕方にちょろっと自転車に乗ってきました。
👇

ほんの30分ちょっとです。
町の高台に登ってきました。
ひとつ前のブログに書いた寺院のある丘です。今回は写真は撮りませんでした。
最後の激坂(距離でほんの200m弱)だけ4回登っておきました😂


ほぼオッサンにしか見えないのが残念なアラフィフ・・・


お読みいただいてありがとうございました。

ロードバイクで町乗り

暖冬気味な今シーズン、スキーの合間に結構自転車にも乗っています。
自転車大好きだから乗りたい!というのとはほんの少し違って、「あんまり間が空くと、坂が登れなくなる」という不安に駆られてというのも結構大きいです(;^_^A


普段は隙間時間に町中の坂をがむしゃらに登ります。
1時間以内のことが多いです
こんな感じ👇

頑張ったら、1時間以内、町中のみでも高低差300m以上登ることが出来ます。


これは、ノートルダム・ド・フルヴィエール寺院のある高台に登った時。


珍しく、次男が付き合ってくれた時。
レべチ山スキーヤーかつレべチサイクリストの友人がくれたサイクルウェアを久し振りに着てみました。ちょっと大きなレースに出場した記念のシャツらしいなので、本格的な山道では気が引けて着れず(こんなん着てる割には遅いな、と思われそうなので)、もっぱら町中用です😂


民家の屋根を見るのは楽しいです。


有名な騙し絵のある壁の前で。
故・ポール・ボキューズ氏とマイ・バイク。


商工会議所の立派な建物の前。


先週末はお天気が悪くスキーも自転車で遠出もできませんでしたが、雨の中前述の高台にあるフルヴィエール寺院にだけ登ってきました。


復活祭の一週間前の日曜は「聖枝祭」と呼ばれ、カトリックの習わしで木の枝をミサに来た信者達に配っていました。


お昼にはちらし寿司を作って、友人を招待しました。


手巻き寿司っぽく見えますが、自分でカスタムする系のちらし寿司です(^▽^;)


ひな祭りの日に久しぶりに作って以来、ちょっとしたブームで3,4回作っています。
今回はボイル海老を加えてデラックスになりました✨


お読みいただいてありがとうございました。

冗談が通じなかった日

今シーズン、しょっちゅう一緒にスキーに行っている山友のDさん。


この冬にDさんはロードバイクを買いました。
一度一緒に乗っていましたが、この日2度目のライドになりました。
ロードバイク初心者とは思えない足の筋肉は、マウンテンバイクや山スキー、登山で鍛えられたもののようです。


冬と違って、そこまでは寒くないもののダウンヒルや標高の高いところではかなり肌寒く感じるものです。どんな格好で出掛ければいいのか、迷うところです。
この日は標高1000m以上のところも多いので、冬とほぼ同じ格好で行くことにしました。


この冬は比較的暖冬だったので、近場でそれなりには定期的に自転車に乗ってはいましたが、春から初夏にかけて開通し始めるアルプスの峠道のような長い登り坂にはしばらく登っていません。Dさんが心当たりがある、という山道があるのでこの日はそれを組み入れてもらいました。


14㎞で1000mちょいアップする山道でした。足つきはしなかったけど、やはりきつかったです。晩秋以降、町中か近場の丘陵地くらいでしか自転車に乗っていなかったので、合計では1200mくらい登ることはあっても、一気に1000mとかはご無沙汰していました。
アルプスの有名な峠道は15㎞や20㎞、下手すると30㎞くらい連続した坂道になっていて、その平均が7%や8%だったりします。例えば、一番最近の山スキー記の初めの方に書いたマドレーヌ峠道は平均8%が19,5㎞も続きます。去年の夏には足つきなしで2時間で登れたのですが、今現在、登れる気がしません😭😭


メインの山道を登り終えたのち、比較的なだらかな道をさらに数キロ進んだところにある町、ランス・アン・ヴェルコール。スキー場のある町です。これは町役場や教会のあるメインの広場でした。


風が結構強かったので、町役場の壁を風よけにしておやつにしました。
胡桃やシリアルバーはDさんの持って来たもの。
胡桃を地べたの石で割っていました。ラッコ的に😂


割った胡桃を分けてくれました。
それと、わたしが持って来たアジア食材店で購入のお菓子。バナナ、ココナッツ、胡麻が練りあわされたもので、ねっちりと硬いのですが、シンプルでなかなあおいしいのです。
Dさんにもひとつあげたら、とても気に入ってくれました。


この町から下りていくのかと思っていたら、Dさん「反対側が登り坂だから、もう少し登っていかない?」・・・そうだ、そうだった!この人、登り返し王子だったのでした✨😅


幸い、緩やかな山道でした。
気が付くと峠に到着していました。聞いたこともない地味な峠です。


峠にて一枚。


下りていきつつ。


この日の記録。
距離70,8㎞、獲得標高1380m、タイムは3時間40分でした。
初めて通る場所がほとんどだったのですが、一部の区間で・・・
👇

なんか女子のベスト10に入ってました(≧∇≦)
ただし、肝心のメインの山道ではなくて、記録されている人も少ないどうでもいい短い区間です(;^_^A


さて、この日はDさんのご実家に自分の車を停めさせてもらっていました。
遅い目のお昼ご飯をご馳走になっていたのですが、その時にDさん「まだ暗くなるまで結構時間あるね。今からスキーに行くってのはどうだろう
ちなみにわたし達が言うところのスキーとは言うまでもなくリフトに乗って滑るスキーではなくて自分の足で登って滑るやつのことです。
自転車で1400m近く登った直後に??
と思われるでしょうが、山道を登っている最中は死にそうになっているわたしですが、回復するのは早いんです。
「えっ、いいね🎵それなら早く準備しなくちゃ」といそいそと立ち上がって自分の車からスキーを取り出してきました。


言い出した手前、「やっぱりやめとこ」とは言えないDさん、モソモソとガレージからスキー板を出してきました😂
一緒にご飯を食べていたDさんのお母様「あなた達、どうかしてる


もう時間が結構遅かったので、近場のスキー場、シャンルースに向かいます。
スキー場ですが、ゲレンデの端っこや、可能なところではゲレンデ外を登っていくつもりです。本当ならスキー場ではない普通の山に行きたいのですが、この時期、標高の低い山には全然雪がなくて、道路自体の標高が高い&人工雪で出発地点にもそれなりに雪のあるスキー場に行くことにしたのでした。


日が昇って来た時のような写真ですが、夕方で日が低くなっているのでした。


久々に登場の、スキー・アルピニスムのスプリント女子世界チャンピオンの友人からもらった軽い板で登ります。


夕方6時くらいで、ちょうどリフトが止まりつつあり、スキー客はもうほとんどいませんでした。


リフトのてっぺんまで登ってきました。
高低差約600m、ジャスト60分でした。


シャンルースのスキー場はベルドンヌ山塊に含まれます。
カッコいいベルドンヌのお山たち。


スキー用(というかアルピニスム用)ヘルメットを探すのが面倒で、近くにあったサイクリング用のヘルメットを持ってきました😅
ここで保温マグのハーブティーを飲み、少しだけ休憩しました。


下りていく最中にDさんが撮ってくれた一枚。
お月様が面白い位置に写っていました。


下りてきました。
スキー場だから地形も圧雪してあるし超簡単だろうと思ったら、日陰になって硬くなっている斜面もあり、そこまで簡単でもありませんでした。


この日の夕方スキーの記録。
先ほどのサイクリングと合わせて高低差2000m超えました。


帰りの車の中から見えた夕暮れの景色。
「今からスキー」は100%冗談だったそうなんですが、わたしが「いいね!」と言ったことでその気になったというDさん。充実した1日になりました。


お読みいただいてありがとうございました。