フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

2021年9月のブログ記事

  • 好き過ぎる避難小屋の中をご紹介

    ちょうど1か月経ってしまいました。行きたくても、足が痛すぎてたくさん歩けずに行けなかった大好きな避難小屋に3年ぶりにカムバックしたときのお話です。 標高1900m台にあるメルレ避難小屋。 7月に1度、5月に2度来ており、いずれも残雪がそれなりにあるシーズンでした。雪が全くない時期に来るのは初めてで... 続きをみる

  • 恋焦がれた避難小屋にカムバック

    先月末、ひとりで避難小屋泊ハイキングに行ったときのお話です。駐車場から1000mほど登った峠でランチをしたところまで書きました。 峠から下りて行くときの左手の斜面。 ザレザルしていて稜線はとんがり気味で好きなタイプの景色です。 とても素敵なところなのに、あまりポピュラーではないようで道がはっきりと... 続きをみる

  • ハーブいっぱいフォーで峠ランチ

    先月末にひとりで避難小屋泊ハイキングに行った時のお話です。駐車場に苦労して辿り着き、長い林道歩きをした後は気持ちのよい放牧地をゆっくり進み、谷の奥にある峠まで登ってきました。 駐車場からちょうど1000mほど登ったところにあるメルレ峠。 これは稜線の左側。こちらも、右側にも峠と同じ名前の頂上があり... 続きをみる

  • ラズベリーとブルーベリーいっぱいハイキング

    8月の最終週末にひとりで2泊ハイキングに出掛けたときのお話です。 苦労してハイキング出発地点に到着した後も、長い林道歩きが待っていました。道端にラズベリーがあちこちにあったのが救いです。 ようやく林道から解放されました。 ラズベリーのおかげで必要以上に時間がかかってしまいました(⌒-⌒; ) 標高... 続きをみる

  • 林道こわい

    ハイキングが好きで自家用車を使っている方なら大抵一度はぶち当たる問題があります。「登山口に辿り着くのがまず大変」!! 8月の終わりの週末にひとりで2泊ハイキングに出掛けたときのことです。3年前に一度来たことのある駐車場なのであんまり心配していませんでした。 ただし、グーグルマップなどに地名が出てこ... 続きをみる

  • Oさんと避難小屋・なんと2泊目&下山

    友人Oさんと避難小屋に1泊した後、周辺の稜線をハイキングしてきたところまで書きました。 快適な避難小屋。朝から話題には出していたのですが、翌日は日曜日なので、あと一泊しちゃうことにしました(^◇^;) 夕飯にはまだ時間的にちょっと早かったけど、お腹が空いてきたので塩味系のおやつで間を持たせることに... 続きをみる

  • 中途半端な稜線でランチピクニック

    まただいぶ日が経ってしまいましたが、友人Oさんと避難小屋泊ハイキングをしたときのお話です。小屋内に重たいものは置いて、身軽にハイキングに出かけました。 1時間半ほど歩いて峠に着いたあと、稜線を登り始めました。 広い幅の稜線が一度終わり、左側はこのように絶壁になっているので右側の斜面を歩きます。 右... 続きをみる

  • 避難小屋に置いてある色んなもの

    友人Oさんと避難小屋に泊まってハイキングをした時のお話です。 標高1688mの地点にあるロシャサック避難小屋。 5年ほど前に建て直されたというだけあってとても快適です。 エコトイレが少し離れたところに建っています。 屋根裏が寝室です。マットレスもビニールのカバーがあり、比較的清潔でした。 10人位... 続きをみる

  • 友人Oさんと避難小屋泊ハイキング

    久しぶりに再会した友人OさんとOさんのよく知っている避難小屋&周辺に泊りがけでハイキングに行ったときにお話です。 標高1688mの地点にあるロシャッサン避難小屋。 放牧地にあるこじんまりとした小屋です。数年前に建て直されたとのことで、清潔感があり、ドアや窓の建付けもよく、隙間風の心配もなさそうでし... 続きをみる

  • 久々に登場のあの人と避難小屋

    あの人、で登場していたのは今まではスペイン人スノーボーダーの友人、Nさんでしたが今回は違います(^-^; 今回の「あの人」とは、夏の初めに知人Sさんの酪農の農家と放牧地で数日間ご一緒した友人Oさんです。 Oさんは仕事を夏の間休んで、酪農をしているSさんの農家の放牧とチーズ作りを手伝うために放牧地に... 続きをみる

  • 雲海の頂上での朝ご飯から下山

    大学生の息子たちと地元のお山で半日ハイキングをした時のお話です。 シャルトル―ズ山塊で2番目に高い山のダン・ド・クロール(2062m)。 頂上はよく雲海が出ることで知られています。わたしは4度来たうち、確か3回雲海が出ていたと思います。 左奥に出っ張っているのはモン・ブランです。 雲海が美しい頂上... 続きをみる

  • 「クロールの歯」頂上へ

    おかしな名前の山の名前に思われるかもしれませんが「歯」を意味する「dent(ダン)」はフランス語で山の名前にたまに使われます。クロールは麓の町の名前です。 「ダン・ド・クロール」の最後は岩登り系になっています。 カモフラされてて見えにくいので囲ってみました。 雲海がすごくてご機嫌なふたり。 子供た... 続きをみる

  • 大学生の息子ふたりと里山ハイキング

    近場で標高も低い目のシャルトル―ズ山塊に先月21歳と18歳の息子たちと先月、半日ハイキングに行きました。 2年半以上ぶりに出してきたシャルトル―ズ南部の地図。 山自体の標高が低い分、駐車場も低い目なので結局それなりの高低差を登る必要があります。 同じ高低差を登るとすれば、標高の高い駐車場から歩いた... 続きをみる

  • 火星からの帰還

    火星か月か、どこか別の惑星に来てしまったかのような岩々した景色がたまらなくわたしの好みなお山、ル・ヴュー・シャイヨールに登り、中腹にある避難小屋に滞在したときのお話です。ダラダラ書いているうちにもう1か月も過ぎてしまいましたm(__)m ル・ヴュー・シャイヨール(3163m)頂上。 気温が高くて遠... 続きをみる

  • ソロ1泊ハイキング・3163mの頂上へ(8月)

    先月、ひとりで避難小屋泊ハイキングに出かけた時のお話です。 標高1600mの駐車場を出発、2696mの地点にある避難小屋に泊まりました。 朝日に照らされる避難小屋全景。 ここには5年弱前に一度泊まったことがあります。小屋が、というよりかこの場所がとても気に入ったのでまた行きたいと思い続けていたので... 続きをみる

  • 「パリジャンたちの小屋」で過ごした夜

    おかしな名前の山小屋ですが、先月泊まりに行った避難小屋の正式な名称(地図にも書いてある)です。雪解け水を下界に流すための運河が19世紀に作られ(今でも一部残っています)、その管理に政府(パリ)から来た役人が寝泊まりする小屋が元々あったためだそうです。 小屋の近くで見かけた若いオスのアイベックス。 ... 続きをみる

  • 避難小屋で可愛い子との出会い

    先月、再手術後初めて一人で泊りがけのハイキングに出かけた時のお話です。 5年前に泊まった避難小屋に今日も泊まるつもりです。ひとりで避難小屋に泊まるのは2度目という初々しい時代!?でした。 歩いてきた方向を背景に。 石ころと岩ばかりの、どこか別の惑星に来てしまったかのような風景は大好物です(≧∇≦)... 続きをみる

  • 思い出のあの避難小屋へ

    先月、初夏に足首の手術を受けて以来初めて一人で一泊ハイキング(車中泊は除く)に出かけた時のお話です。 2時間半ほど登って峠に着いた後、少しだけ歩いてランチにしました。 チーズ2種類とサラミ、パンという質素なご飯です。 集合体恐怖症の方には申し訳ないサボテンの花っぽいジュバルブが満開の様子(^-^;... 続きをみる

  • 速報、頂上から

    先月の1泊ソロハイキング記が途中ですが… 2857mの頂上からです。 山の名前と山塊名が同じル・タイユフェール頂上。 山塊最高峰になります。 ピクニック真っ最中です。 風が寒いのであんまり長居はできなさそう😅 また後日、記事にします。 お読み頂いてありがとうございました。

  • 手術後初めてソロ一泊ハイキングに出発

    初夏に足首にプロテーゼ(人工関節)を入れる手術を受けて以来、少しずつハイキングの距離・高低差・レベルを上げてきました。 泊りでのハイキングは子供たちと毎回一緒でしたが、8月半ばのハイキング客の多い時期だったので、満を持してひとりで一泊ハイキングに行ってみることにしました。 目的地には行ったことがあ... 続きをみる

  • あばよ、廃虚の要塞・下山編

    大学生の息子ふたりと南仏の標高2757mの稜線上にある19世紀の要塞の廃墟に泊まった時のお話です。 風の一番ましな場所を探して朝ご飯にしました。 わたし達が寝た要塞の一番広い部屋。 既に何枚か要塞内の写真を載せましたが、約20秒で散策してみてください😊 👇 南仏の要塞の廃墟 前を歩くのは次男で... 続きをみる

  • 廃虚の要塞で過ごした一夜

    先月、大学生の息子たちと3人で南仏の標高2757mの稜線にある19世紀の要塞の廃墟へハイキングに行った時のお話です。 晩ご飯の後、要塞の周りを散策しつつ夕焼けのきれいな空を満喫しました。 要塞のある稜線の先にあるお山が赤く染まるのを3人で見つめていました。 景色は最高だけど、風がすごいので中に戻り... 続きをみる

  • つわものどもが夢の跡の夕焼け

    先月のある週末のハイキング記です。 大学生の息子ふたりと2757mの稜線に佇む19世紀末に作られた要塞の廃墟にやって来ました。 夕方、おやつにスナック菓子を開けることに。 普通にスーパーで売っているポテチと、アジア食品スーパーのかっぱえびせんもどき。気圧でパンパンに膨れています。 子供たちもわたし... 続きをみる

  • 稜線の朽ち果てた要塞跡に到着

    8月に大学生の息子二人と南仏のお山にハイキングに行った時のお話です。 ボネット峠道の2200m台の駐車場から歩き始めました。 1泊なので重い目の荷物を担いで登ってくる子供たち。 稜線に到着しました。 稜線からは湖が見下ろせます。あの湖畔、テント泊するのに良さそう♩ でも今日は、テント泊ではありませ... 続きをみる

  • 2週末連続で一家でお泊りハイキング

    21歳の長男が先月、珍しく2週末連続でフリーだったため、迷わず1泊で家族ハイキングに行くことに。行き先はどこかの湖畔を考えていたのですが、夏の初めにわたしが一人で登った場所の話をすると、息子たちはそこって泊まれないの?と興味津々だったので決定しました。 行き先は少し遠いので、朝早くに出発しました。... 続きをみる

  • 大学生の息子たちとテント泊ハイキング・下山編

    先月21歳と18歳の息子たちとテント泊でハイキングしたときのお話です。 テント撤収中。シュラフをくるくる巻いてる最中の息子たち。 8月というのに朝の最低気温は0,8℃とかなり寒かったです。お日様が昇るにつれ暖かくなってきました。風が吹きにくい場所を選んでテントを張ったのも良かったと思います。 シュ... 続きをみる

  • 大学生の息子たちと迎えるキャンプの朝

    約1年ぶりに家族全員(息子二人+わたし)でのテント泊ハイキングが実現した先月上旬の週末のお話です。 朝一番にテントを開けて見えた景色。 昨夜、日が沈んでからは寒くて仕方なかったものの冬用シュラフと厚着のおかげで良く寝られました。 いつもはダウンジャケットを丸めて枕にするのに、昨夜は寒すぎてダウンも... 続きをみる

  • 親子3人でのテント泊の夜

    大学生の息子ふたりと8月上旬にテント泊ハイキングしたときのお話です。 わたし達のテントと高山植物のクルクルちゃんことブノワット・ランポント。 少し高いところから撮ったわたし達のテントと周りの景色。 17秒の動画です👇 Bivouac dans le Queyras 地形的に風から守られた場所であ... 続きをみる

  • 久しぶりに3000m越え&テント設営

    8月上旬に息子たちふたりとテント泊ハイキングに行った時のお話です。 テント泊の候補地のひとつだった湖。 こじんまりとした好みの湖ですが、後ろの山が3000mちょいあり、早くに日陰になってしまいそうです。わたしが後ろの山に登るというと子供たちは湖畔で待っていると言います。 気乗りしない子供たちに待っ... 続きをみる

  • 親子3人でシーズン初のテント泊

    8月上旬に息子ふたり(18歳、21歳)と3人でテント泊ハイキングに行った時のお話です。 歩き始め。 南仏ケラ山塊。道路自体の標高が高いので手軽に高い山に登ることができます。 子供が撮ってくれていました。 今シーズン3度目のテント泊ハイキングになる次男(左)と、今季初参加の長男。 彼女がいる長男は参... 続きをみる

  • 今シーズン初めての一家3人でテント泊ハイキングに出発

    8月上旬の週末のお話です。 次男とは7月に2度テント泊ハイキングに行きましたが、彼女とバカンスでお出かけしていた長男は不参加でした。家族3人そろってのテント泊ハイキングがようやく実現しました。 これは、行きの道中で。 標高2000mちょっとのロータレ峠のお気に入りのテーブルにて朝ご飯ピクニックをし... 続きをみる