フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

雪山合宿最終日&大雪のロータレ峠

クリスマスに子供たちと2泊で出掛けた南仏ケラ山塊。
標高2500mの地点にあるラ・ブランシュ山小屋に泊まりました。


7時15分、朝食前に山小屋の外に出ます。
少し明るくなった、まだ日の出前の寒々しい空の色が好きです。


シリアル(チョコレート入りミューズリー)、フロマージュ・ブラン(水切りしたヨーグルトに似ています)、ビスコット(固くグリルしたパン)、ブリオッシュ、オレンジジュース、暖かい飲み物が中央のテーブルに。


各テーブルにはパン、バター、手作りジャム数種が置いてあります。
朝食は7時半から8時半ですが、それよりも少し早くに食べ始めたい、と前の晩にお願いしておきました。長男が彼女の家族に招待されていて夕方には帰りたいので早めに出発しないといけません。


朝食前に荷物はまとめておいたので、食べ終わったら山小屋の方たちに挨拶して出発しました。8時になったばかりです。


山小屋前で。


歩いていく方面の空がピンクに染まっています。昨日は全く雲がなかったけれど、少し雲が出ているようです。


傾斜が強めのところではもれなくヒップそりです(^^;)


ぬおお・・・上りもあったか:(;゙゚''ω゚''):


左の山の稜線から日が昇り、右の山の稜線の部分が照らされてきました。


てっぺんにちょこんと写っているのはサン・クラウスチャペル。
雪に埋もれたカラマツの枝が少しだけ出ています。


木でできた小さな橋。
谷になっているので、当然川が流れていますが一部を除いて完全に雪の下です。
この辺りでは少し雪から出ていました。


出発地点のサン・ヴェランの村まで帰ってきました(´▽`) ホッ
このコースは傾斜が少ない代わりに距離が長く、9kmほどあります。複雑骨折の後、足首があまり治っていないので早く歩けず3時間半以上かかりました(;^_^A


サン・ヴェラン村。ヨーロッパでもっとも標高の高い自治体でさりげに「フランスで最も美しい村」のひとつにも選ばれています。この時のように、屋根にこんもりと雪が積もっていると特に可愛らしい(*´ω`)
軽く散歩して帰りたいところだけど、長男の予定があるので車で通り抜けるだけです。


急いでいるとはいえ、お昼ご飯はちゃんと食べたいので帰り道を半分ほど来た景色の良い駐車場でピクニックにしました。


ビール、スナック菓子、インスタントラーメン、チーズ、サラミなど。パテ(テリーヌ)とピクルスも持って来ました。


行きには大雪のため閉鎖されていたロータレ峠が昨日、再開通したそうなので、そちら経由で帰ることに。その方が少し近道なのです。


おお・・・確かにかなりの積雪量ですΣ(゚Д゚)


除雪車はいつもすれ違うけれど、作業員が手作業で雪かきしているのは初めて見ました。


このトンネルのようなのは雪崩除けの屋根です。こんなところ除雪するの大変そう💦


峠にてデミちゃん記念撮影。


ほとんどスキー場です(@_@)


一年中いつ通っても美しい道路ですが、この日はいつも以上の雪景色ですばらしいドライブになりました。



クリスマス雪山ハイキング旅行記はこれでお終いです。
長くなってしまいましたが、読んでくださった方、どうもありがとうございました。

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