フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

久しぶりの雲海ランチ

もう1か月半も昔の話・・・先月中旬のリハビリスノーハイキング記です。
フランスは11月から12月前半にかけて雪が多かったのですが、その後あまり降らずこれを書いている1月末の現在では平年より雪は多くはないようです。


正面はエクラン国立公園。
標高1700mほどの村から歩き始め、2000mほどの地点の平たくなったところで早めのランチにすることにしました。雲海の調度真上に出てきたからです。大した量の雲ではないので間もなく消えてしまいそうです。
チーズはこの前の週に出掛けたケラ地方のものと、この1か月ほど前に行ったサヴォア地方の農家で買い求めたブルー・ド・テルミニョン。ワインはハーフボトルの南仏ラングドックのものです。


メインディッシュ?は春雨スープ。担々麺風(^^♪


気温はマイナス7度ほどで歩き始めは日陰でかなり寒かったのですが、風はなく日向にいるとそこまで寒く感じません。何よりも自分の足でハイキング道にもなっていない斜面を登ってこられた嬉しさで、この休憩タイムを延長したい気分だったので、引き続きコーヒータイムです。


この冬の間に雲海ランチ&雲海コーヒーが楽しめるとは思っていなかった(≧◇≦)
普通にも歩けない(いまだにびっこ引いてます)わたしだけどここまでスノーシューで登ってくることが出来た(T_T)


荷物をまとめた頃には雲海はだいぶ薄くなってしまっていました。


谷の奥のほうにはだいぶ残っています。一番奥にあるふたつの尖がりのあるのは3665mのレ・ザニョー(子羊たち)と呼ばれる山で、エクランの他の高い山同様にアルピニストにしか登ることが出来ません。


真向かいの美しいメイジュ(3984m)もしかり。一介のハイキング客には手も出ない難関です。


出発して名残惜しく雲海を振り返って。


右手の景色。この辺りは緩やかです。


とりあえず稜線へと向かいます。
反対側の景色が見られたらそれでいい、という気持ちです。


自分の足跡と、ほぼ消えてしまった雲海。


少しずつ急になってきましたが、危ないとか怖いとかいう場所ではありません。


結構上がってきた・・・
そして雲海はもう限りなくゼロです。さっき早い目のランチにしておいて良かった。


ほとんど前進していませんが(;^_^A ここ最近あまりブログに時間が取られなくて、短いけれどここで一度投稿します。
お読みいただいてありがとうございました。

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