フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

スキー合宿からチーズ農家合宿へ

第一回リハビリスキー合宿5日目は意外な1日となりました。合宿を開催してくれている😅山スキーヤーさんのOさんは「今日は行く場所があるから有給取ったんだ。一緒に来る?」
ちょっとスキーお休みしたいような気もしていたので、「いいですね(*´▽`*)」と答えると「あ、もちろんスキーもするから板も積んでいこな」と:(;゙゚''ω゚''):


海のようにも見える大きなセール・ポンソン湖に架かる橋を渡ります。


山奥へと進んでいきます。


谷の一番奥の村までやって来ました。
この村で酪農を営む友達がいるんだとか・・・


農家の敷地内に車を停めます。


おおっ✨
いい面々が揃っています。


50頭ほど飼っている乳牛はアボンダンス(左)とタリーヌ種(右)のみ。どちらもサヴォア地方(こことは少し離れています)が原産で質の良いミルクを出すことで知られています。
ここの農家は牛乳を近くの小規模のチーズ工場に売っていますが、自分のところでもチーズを作ることにしたので、今準備中なんだそうです。


奥が酪農家のSさん。
作る予定なのは加熱圧縮タイプ(グリュイエールなどに代表される山の大きなチーズ)で、これはプレスする機械です。Oさんはメカ関係に強いので、チーズ作りに必要な機械の取り付けに時々手伝いに来るんだとか。


チーズを作るのには銅製の大きな鍋で牛乳を沸かします。加熱するバーナーガスボンベの管を繋げているOさん。


この後、チーズを熟成させるカーブに移動、チーズを置く場所を確保するために、邪魔なもの(特に重たいもの)を移動させるお手伝いをします。


なんか💦鹿とかシャモアの角や頭蓋骨がいっぱい飾ってあるスゴイ場所です(^▽^;)
持ち主の趣味が一発で分かります・・・


農家では現在直接はチーズを作っていませんが、ここの牛乳を使って作られているチーズを売っています。


農家の横のブティックにて味見をしているお客さん達。
スキー場がすぐ隣にあるので冬から春にかけてはスキー客が多いようです。


この後、同じ村に住むSさんのお母さんちにお昼ご飯をご馳走になりに行きました。


サラダとハム、ちりめんキャベツとニンジン、ソーセージの煮たもの。それにもちろんここの牛乳を使って作られたチーズ。なんとわたしも時々買う小さな会社でした。工場のブティックでも買うし、道の駅で買うこともあります。


Sさんのお母さんちを出るとほぼ目の前(ちょっと上)がスキー場です(;'∀')


スキー場からの景色。
ここら辺は初めて来る場所ですが、奥の山頂や稜線の後ろ側はなんとわたしも知っている場所でした。👇


稜線のほぼ真裏から撮った写真。確か去年の12月末に次男と1泊で来た時のものです。この近くでスノーシューをしたのでした。


緩やかな斜面をスキーで登っては滑り降りる、といういつものパターンでリハビリ的運動をしようと思ってると、Oさん「いつも登るのに時間かかり過ぎて、あんまり滑る練習ができてないから、今日は滑る練習に集中しよう」


お金ももったいないし、「いや、リフトには乗らないです。自分で登ります!」って主張したんだけど、リフト券を買って下さいましたΣ(´∀`;)


初心者用コースで練習するのを撮ってもらいました(^^;)
平日でスキーバカンスシーズンでもなく、しかもマイナー気味なスキー場でほぼ誰もいない(;'∀')
最初は付き合ってくれていたOさんは農家の手伝いをするので行ってしまい、夕方リフトの止まる時間まで一人で練習していました。


スキー場からちょっと下りただけで農家です。干し草とスキー板✨


お食事中でした💕


農家の敷地内からの夕焼け。
このお話は1月の事ですが、実はこの農家のチーズ作りにはこの後もお付き合いすることになります。そういう理由での今回のタイトルでした😊

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