フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

親子山スキー合宿3日目、気持ちの良い谷へ

前日に山スキーデビューを果たした長男、以前にほんの少しだけ教えてもらっていた次男、それに1月からボチボチとリハビリ目的で登り中心に教えてもらっているわたし、の3人を連れて熟練山スキーヤーのOさんが有給まで取って景色のよい谷へ連れて行ってくれました。


大きな人口湖、セール・ポンソン湖の畔を走ります。


途中に寄るところが・・・って、いつもわたしが言っているセリフだけど今日はOさんです。

Oさんが気に入っている小さなチーズ会社の近くを通るのでちょっと寄り道していきます。
まだ時間が早くて売店は閉まっていますが、主力商品は自動販売機で買うことが出来ます。いくつかのチーズがサイズ違いで入っているので、ガラス越しに見て気に入った番号を選び、カード支払いをすることが出来ます。
ボーフォールチーズの大きな農協なんかで時々見るシステムで、この頃増えてきている気がします。


この日の行先はヴァルス峠周辺。峠を越えるとアルプ・ド・オート・プロヴァンスという県に入ります。
峠自体2100mちょっとあり、通年で開通している道路としては国内最高の標高になります。Oさん曰く、通年で通れるようになったのはここ数年のことだそうで昔は同じくらいの標高の他の峠同様に秋から初夏の半年ほどは閉まっていたんだとか。


峠からしばらく道路を下った2000mほどの地点に車を停めます。人気のあるコースなので既に3、4台の車が停まっていました。
滑り止めのシールを付けた4人分のスキー板。普通のスキー板よりも軽くシンプルな山スキー用の板です。靴も含め、全てOさんちにあったものです。レンタル店並みに充実しています(^▽^;)

歩き始め。駐車場付近にはツボ足の人やスノーシューの足跡もたくさんありました。
先に進むほど、山スキーのトレースが中心になってきました。


コースは単純です。緩やかな谷を奥にどんどん進んでいくだけです。
初めはOさん+次男、長男とわたしという組み合わせで歩いていました。


しばらくしたのち、組み合わせは長男+次男、Oさんとわたしに変わっていました。
なんか指示してるOさん。もう何言ってたんだか忘れちゃいました(;^_^A


その後また組み合わせが変り・・というか、わたしに合わせてゆっくりと歩いていたため後ろから来た中年の山スキーヤー二人組に抜かされ、怒り狂って抜き返しに行ったOさんにわたしだけ置いてけぼりになった形です(;´Д`)
でもまあひとりでも危ないような場所ではないし、この方が気楽です・・・


少し先で子供たちと合流したOさんに「この羊飼い小屋の前で待っている」と宣言しました。
頂上へは、初心者なだけでなく足首に不安があり過ぎるわたしにはレベルが足りないことはOさんにも承知しています。
「分かった。でも若いのは連れていくよ」😅😅
が、頑張れ~息子たち💦💦


Oさん達が見えなくなって、初めにすることは・・・

セルフィーですね✨
とっても天気が良く風もなく、ポカポカしていてほんとに気持ちがいい~
とはいえ、30分も寛いでいるとさすがに退屈してきました。


幸い時々、山スキーヤーさんが通りかかるので挨拶がてらお話したり。


それでも時間をつぶしきれないので(^^; わたしも少し進んでみることにしました。


登るのは問題ないんですよね・・・


そこから滑り下りることが出来るかどうかです、ポイントは( ̄▽ ̄;)
しかもひとりだし、このへんでやめとくか・・・


Oさんと一緒なら「そこをどっちまでどう滑った後、どっちに向かって・・・」とベストな滑り降り方をアドバイスしてくれるので心強いですが、まだまだ自然の地形のなかでうまく滑り下りていく自信がありません。


ふーっ💦安全ゾーン?まで滑り下りてきました。先ほど休憩していた羊飼い小屋が中央やや右下に見えています。


(´▽`) ホッ
羊飼い小屋に無事帰還✨



後半に続きます。
お付き合いくださってありがとうございました。

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