フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

合宿の帰り道も満喫

もう合計4、5回行ってる南仏お山地方でのリハビリスキー合宿ですが、これは1月に行った第一回の帰り道のお話です。


一番近いルートであるナポレオン街道と呼ばれる国道から帰りました。
この道も気持ちの良い景色が続きますが、たまに遠回りになる別の絶景ルートから帰ることもあります。


この数日前にこっち方面に来るときに寄ったパン屋さんがとっても美味しかったので帰りにも寄ろうと決めていました。
ただ、行きは寄り道する方面があり、そちらに向かう途中に立ち寄ったお店なのでメインルートからは離れています。

ようやくパン屋さん(手前の建物)に到着。思った以上にメインの国道から離れていました(^-^;
この日は写真を撮ってないので行きに寄った時の写真を使いまわしです。


なんでこの日写真撮らなかったかというと・・・
お財布をリハビリコーチOさんちに忘れて来ちゃってパニクり中だったんですね💦💦
鞄(てかモンベルのミニリュックサック😅)、ボストンバックなどすべての袋類の底までひっくり返して探したけど見つかりません。もう1時間運転してきちゃったし、取りに帰るのは諦めることに。幸いクレジットカードや免許証は別のポーチに入れてありました。ただ・・・現金は緊急用にポーチに入れてある100ユーロ札1枚だけです。パン屋さんに入るには気が引けます。。カード使えたらいいけど・・・


お店に入り、すぐに聞きましたがカードは使えないとのこと_| ̄|○
町中のパン屋さんなら絶対に使えるんだけど、、、仕方ありません。


「100ユーロ札しかないんです。おつりありますか?」
レジを開けて勘定してくれました(^_^;)午前中だったのでまだあまり売り上げがなくて80ユーロくらい。
「わかりました。20ユーロ以上買います!」


その結果、パン類に加えこの時まだ1月だったので売っていたガレット・デ・ロワ(アーモンドクリーム入りのパイ)、アーモンド入りの固い目のクッキーを買いました(^▽^;)


この後、国道に戻りつつ、通ったことのない遠回りの道に入ることにしました。
細い坂道を上がっていきますが、最終的に元の国道に繋がっているようです。

もちろん要所要所でデミたんの記念写真を忘れません。


おお、峠道だったのか・・・
フェストロー峠、だそうです。峠というだけあって見晴らしの良いそれなりにきれいなところです。ちょっと歩いてみるかヽ(^。^)ノ


ハイキングコースにもなっているようで、ハイキング用看板が立っています。
あれ、焚火をした跡が・・・
焚き火だけするってことは少ないと思うので、ここで誰かテント泊したってこと??
う、羨ましい~(≧◇≦)
テント泊わたしもしたい(ノД`)・゜・。


遠くから見て、行き止まり?に見えた扉。前まで来ると「動物の群れ(放牧の牛や羊)に気を付けてください。扉は閉めてください」
ああ、そうだった。ハイキングコース上には、放牧の牛や羊が遠くに行き過ぎないようにこういうものが時々設けられているんでした。
ハイキングとご無沙汰し過ぎててこんなものの存在さえ懐かしく、愛おしいです✨


この後、正面からご年配の夫婦がゆっくりと歩いてこられました。そういえば車が1台峠に停まってました。奥様の方が特に、杖を持ってそろそろと歩いておられます。地面もちょっとガタガタだし、ちょっと心配しつつすれ違いました。
すると旦那さんの方に声を掛けられました。「大丈夫ですか?怪我されたんですか?」Σ(´∀`;)Σ(´∀`;)
そ、そうだった💧心配されるのはわたしの方だった(;^_^A
スキーだと上りも下りも滑らせるだけなので楽だけど、歩く時にはどうしてもびっこを引いてるんですよね・・・


最後はハイキング道を逸れて丘の一番高いところまで登ってきました。

低い木をかき分けて奥まで進みます。


ちょっと早いけどピクニックですよ(*´▽`*)
Oさんとスキーや自転車の時は全然出来ないんですよね・・・
食べ物を綺麗に並べて記念写真撮るとかOさんには理解不可能みたいで💦
ジェットボイルも久しぶりです(^_^;)


どっちにする??
チゲ風にしときました。春雨スープの色々入ってる味の中でこれが一番好きです🎵


デザートには先ほどパン屋さんで買ったアーモンド入りの硬めのクッキー、というかビスケット。南仏全般でよく作られているクロカンとかクロケットとか呼ばれているお菓子です。特別ファンというわけでもなく、先ほどは何とか20ユーロを超えるために無理やり買ったようなもんだったんですが(日持ちするのです)、想定外の美味しさ( ゚Д゚)丸のままのアーモンドがゴロゴロ入っています。
ちょっとだけ食べて残りは子供たちに味見させようと思っていたのに全部食べちゃいました(^▽^;)


不安定な足首のせいで、下りは特に怖いのでゆっくりと。もちろんハイキング用ストックを使って歩いています。車が見えてきました(´▽`) ホッ


上から戻ってくると、地形がほんとに峠らしいことがよく分かりました。


国道に戻る途中の村で一時停車。

フランスの田舎ではよく村の広場なんかに水場があります。


さっき歩いたところ、牛の糞と土が混じってたようです。
靴が大変なことになってたので洗って帰ります(^-^;


正面に堂々とそびえるのはデヴォリュイ山塊の最高峰、オビウ。
夏山で登ったことがあるけれど(スキーコーチOさんは山スキーでも登るらしい)またあのレベルの山に登れるくらい足首が回復したら嬉しいな・・・


ビスケットは全部食べちゃったけど、大きなアーモンドパイを子供たちのお土産にしました。

てか、晩ご飯のデザートにしてわたしも食べました( ̄▽ ̄;)
かなり分厚くてアーモンドクリームがこれでもかと言わんばかりにギッシリと詰まっています。味もかなり美味しい。
6人用サイズだと思うんですが、13ユーロだったんです。このクオリティでこのサイズだと倍くらいしてもおかしくないと思います(;^ω^)
このパン屋さん、「合宿に行く時に寄る場所」のリスト入りしたことは言うまでもありません🎵



お読みいただいてありがとうございました。

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