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自由があった頃の思い出・BC編
フランスに外出制限が出る少し前のお話です。
放牧とチーズ作りをされていて昨年退職されたFさんという方と山スキーをする約束をしてお山地方で待ち合わせました。
スキーの準備をするFさん。
スキー板や靴はリハビリスポーツコーチのOさんから借りたやつを持っていましたが、Fさんが奥様の板と靴（わたしとサイズが同じ）を持ってきてくれたのでせっかくなので使わせていただくことにしました。
わ、結構重たい💦幅も広い目だしOさんのものに比べると倍くらいの重さがあるようです。でもそのほうが安定感があり、不慣れなわたしには良さそうです。
何度もブログに書いていますが、山スキーでは板の裏に滑り止めを付けて登ります。
Fさんのスキー板&わたしが使わせてもらうスキー板。
滑り止めのシステムも少しずつ違います。
こちらが最近使っているOさんの山スキー板。
板自体めちゃくちゃ軽い（片方650gとか）し、滑り止めも薄くてシンプルで軽いです。
ちなみに留め具（板と靴の）自体もとてもシンプルで軽いです。
いっぱい登る（多い日で高低差2500mとか登るらしい）&滑るテクニックに自信のあるOさんにはぴったりですが、そんなに登らない&スキー初心者のわたしには最適ではないと思う💦でもタダで借りられるので文句は言えません(~_~;)
あれれ？なんか紐が付いてるけど？
転んだりした拍子にスキー板が外れた場合、ゲレンデだったら滑って行ってもどこかで止まるけど山スキーだと谷底だとか拾いに行けない場所に落っこちてしまうこともあり得るので足首に繋いでおくのだとか・・・Fさんが留めるのを手伝ってくれます。
そういや今までOさんと山スキーしたとき、わたしが転んだ時に外れたスキー板を結構遠くまでOさんが探しに行ってくれたことがありました(￣▽￣;)
Fさんはかなり山スキーもベテランなようですが、ご自分のスキー板も足首に繋いでおられました。まあ確かに、邪魔になるようなものじゃないですしね・・・
これで準備OK、出発です。
カラマツ林の中をどんどん登っていきます。
カラマツだらけ(;´Д｀)
林の部分が長い・・・
しばらくすると三色旗のペンキマークが。国立公園の境界線に入ったことを示します。
ここはエクラン国立公園になります。大好きなエクランで山スキー出来て嬉しい✨✨
1時間以上登ってきました。
だいぶ疎らになってきたけど、まだしつこくカラマツがあります。
元々スキーをする予定だったロータレ峠の辺りだと駐車場で標高2000mくらいあり森林限界を越えているので、こんなに林の中を歩く必要もないんですが、今朝は雪がガチガチでスキー初心者のわたしには厳しそうだとFさんが判断してこちらに移動したのでした。
もうほんの一握りのカラマツを抜けると目的地です。
振り返って。
やだな・・あの林の中スキーして下りるの？初心者のわたしが？？
障害物競走みたいだけど(;´Д｀)
にっくき最後のカラマツたち（完全に敵扱い）
わあい(≧∇≦)
ついにカラマツ征伐😅それっぽい景色になってきて嬉しい🎵
Fさんはもう少し時間が早かったら奥の稜線まで行こうと思ってたそうですが、お昼に近づき気温が上がってきてちょっと急斜面のため雪崩になる可能性もあります。
わたしが見る限り、雪崩がどうというよりもスキー初心者のわたしに滑り下りることが出来るのかどうか自体怪しい斜面です:(；ﾞﾟ''ωﾟ''):
調度ふたり座れるほどのサイズの岩が雪から露出していたのでそこでランチすることに。
上はＦさんがご自分のスマホで撮ってくれた写真ですが画質悪すぎてビックリ(・・;)
わたしもピクニックの準備はしてきていましたが、Ｆさんが二人分持って来ているというので車のトランクに置いてきました。
よって、Ｆさんセレクトのピクニックです(^^♪
パンは先ほど寄った最寄りの村のパン屋さんのものです。
珍しいサラミやチーズ、おいしいパンでシンプルながらも充実したピクニックでした。
デザートにはチョコレート&カスタードクリームのデニッシュとリンゴ。デニッシュはＦさんと待ち合わせる直前に寄った別のパン屋さんでわたしが買ったものです。
それにわたしが保温マグに入れて持ってきていたコーヒー。
日向で気温も低くはないとはいえ、雪の上でじっとしているとそれなりに冷えるもの。温かい飲み物は嬉しいです。
先ほど駐車場で出会った中年ご夫婦のスキーヤーが斜面からスルスルと下りてこられました。うう・・羨ましい。今度はもっとテクニックを磨いて&早くに出てもう少し上まで登りたいものです。
次回はお楽しみの？下りる編です♩
山スキーがスノーシューと違うのは下りるのが超楽しい&超早いってことなのですが、そう簡単にはいかない初心者です＿|￣|○
お読みいただいてありがとうございました。