フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

隣村の山羊さん農家へ

最近生まれた4匹の仔牛ちゃん。可愛くて牛舎に行くのが楽しみでなりません♩


一番手前の1匹を除いて哺乳瓶は卒業。飲み口付きのバケツから直接飲むようになりました。


一番最近生まれた仔牛ちゃんだけはまだ哺乳瓶から。
初めに比べて上手く飲めるようになりました。初めはお腹が空き過ぎてグイグイ突進してくるので大変でした(^^;)


フランスに外出制限令が出て3週間が過ぎました。
緊急性のある医療機関への往復、テレワークが不可能な仕事への移動、生活に必要最低限の買い物への行き来、自宅から1km以内で1時間までの運動などが認められていますが、外出するには許可書に書き入れる必要があり、持っていない場合や不必要な外出とみなされた場合は135ユーロの罰金です。1か月で4回引っかかった場合最大6か月間の禁固刑という厳しい罰則もあり、実際に街中や道路で警察や憲兵がチェックしています。


朝の搾乳、おやつタイムを終えてお出かけですよ(≧∇≦)
ワクワク✨


住み込みで働いている農家のトラクター。農家の従業員のDさんと干し草を取りに行きました。お仕事での移動は許可されています(*^^*)


滞在している農家はこの村の外れに位置しています。
農家のある村と干し草をストックするスペースがないため、隣の集落まで1日1回干し草を取りに行くのです。


干し草をストックしてある小さな集落に着きました。わたしが滞在している村はこの谷の奥。雪山の麓になります。
干し草を取りに行く前にちょっとだけ寄り道するところが・・・


この集落には山羊チーズを作っている農家があります。
山羊さんは春に出産するので山羊チーズの旬は初夏から夏にかけて。小さな農家では冬の間はあまりチーズは作られていません。ここもつい最近、チーズの販売を再開したところです。Dさんを食事に招待すると、よくここのチーズを持ってきてくれてそれがとても美味しいので今日はわたしも買ってみることにしました。


山羊農家の敷地内にトラクターを停めさせてもらいます。


調度ご主人が朝の搾乳を終えて山羊小屋から出てきたところでした。Dさんとは親しいようで世間話をしています。
その間に可愛い山羊ちゃん達に会いに行くことにしました。


手前のスペースには子山羊ちゃんたちが。


か、か、可愛いΣ(´∀`;)


奥には大人の山羊さん達がいました。全部で40匹ほどだそうです。
アルピーヌという品種で山の急斜面でもウロウロ出来るスポーティーな品種なので夏の間放牧するのに適しています。
牛さんも可愛いけど山羊さんも可愛い💖
どちらのミルクも美味しいチーズになってくれるのでなおさら可愛い(^▽^;)


さて、本題に入ろう・・・

ドアの中が販売スペースなのですが、コロナの影響で立ち入り禁止に。ご主人がテーブルを出してきて仮販売所になりました。


フレッシュなものふたつ、クリーミーなものふたつ、少し固いものふたつの計6つ購入。ちなみに値段はどれも同じでひとつ2,90ユーロです。


普段は一番近い町のマルシェで販売していたのが、コロナのせいでマルシェは開かれていません。外出制限があるので直接買いに来る人も少なく、とても苦しいとご主人が話しておられました(´・ω・`)


山羊さん農家を後にして、本題の😅干し草です。


この丸くまとめられているのは美味しくないほうの干し草らしい(^▽^;)
でもまだ少し残っているので牛さんに食べてもらわねななりません。最近注文し始めたもっと美味しい!?干し草を後ろに積んで帰ります。
ちなみにどちらも有機栽培のものです。


牛舎で2種類の干し草の写真を撮ってみました。


美味しい方。緑が鮮やかで生き生きした感じです。


美味しくない方(;^ω^)そう言われると、色あせたみたいな寂しい色合いをしているし、草自体も固そうな感じです(食べてないけど)。
心なしか、牛さんが恨めしそうな顔をしているような。「こっちじゃねーよ(一一")」
みたいな顔です。


山羊さんとの出会い、がメインイベントな平凡かつ平和な農家での一日でした(^^;)
お読みいただいてありがとうございました。

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