フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

ヘロヘロなバックカントリー(^^;)

フランスで外出制限が始まる前のお話が少し残っているので時々書いていきたいと思います。


治りが悪く再手術が必要な複雑骨折をした左足首ですが、コロナ騒動のおかげで緊急以外の医療機関はほぼ全てクローズド。今月に予定されていた手術も延期されてしまい、いつになるのかもよく分かりません。


再手術は痛みを軽減するためのもので、機能はリハビリによってしか回復しないとのことなので外科医さんや理学療法士さんにも促されスポーツをできるだけしています。といっても歩くのは足首に衝撃が多くてすぐに痛くなるので自転車と山スキーを取り入れています。


外出制限前はリハビリ山スキーコーチを買って出てくれている熟練山スキーヤーのOさんに連れられて色々出かけていました。
ブログに何度も書いていますが、今まで山スキーはもちろん、スキー自体できなかったわたしがOさんのおかげで何とか基本的な滑りは出来るようになりました。ただ、リハビリ目的=登り中心。リフトで上って何度も滑るわけではなく自分の足で登るため1日ひと滑りかふた滑りが限度(-_-;)ちゃんと滑れるようになるのに時間がかかった気がします。


Oさんに借りている山スキー用の板。
スキー中のピクニックにて。


とても軽いです。片方710g!それに留め具の重さが加わりますが、留め具もかなり軽いものの一種です。

軽いのでいっぱい登りたい人(Oさん😅)には向いてるんですが、あまりに軽くてシンプル?なので滑るのは上級者向け(Oさん💦)っぽい…

でもOさん「何言ってんだよ、そんなに変わらないよ」らしいけど…


靴もとても軽いです。
山スキー用の靴は普通のスキー靴と違って登りポジションと滑りポジションと変えられるシステムです。


登るときには滑り止めのシールを貼ります。このシールの事をフランス語で「アザラシの皮」と呼びますが、実際にはビロード状の化繊で裏にゴムっぽい糊が付いています。


滑り止めにもいくつか種類があるみたいですが、これも軽いやつみたいです。ゴムというかシリコンみたいな滑り止めのスキーヤーさんをよく見かけますが、もう少し重くなると思います。


滑り止めを貼る前にはスキーの裏側のごみをふき取らないといけません。


滑るときにはこれをビリビリ~っと剥がします。これはOさんの息子さんと行ったときにあんまり上まで行く気力がなく(わたしが)、中途半端なところから下りたときの写真ですが・・・


Oさんと行く時は頂上まで行かないということは許されません(;^ω^)


Oさんのおかげで運動神経が限りなくゼロに近いアラフィフおばちゃんが山スキーデビューすることが出来たんですね・・・
調子こいてる写真👇



しかし。。。
タイトルに書いたヘロヘロ具合が明らかな写真がいくつかあるので公開したいと思います。グッドタイミングで撮ってくれたOさん、ありがとう( ̄▽ ̄;)


緩やかな上りだけど距離が長くてダレダレになっています・・・


これはスキーを少し下に残して最後スキー靴で登った時。高低差1000mくらいでしたがヘロヘロになってます。


上りだけではありません。
山スキーというかスキー自体初心者&足首が悪いため下りでも疲れるんですよね。
なんか疲れ切ってるナイスショットがありました💦


自分でこういう写真を見ていて、なんかデジャブな気分に。
これは知っている!あれだ!!


しんどいところに無理やり連れていかれた時の次男👇👇

いつかのエクラン国立公園にて。


いつかのベルドンヌ山塊にて。



次男の気持ちがようやく分かったような気がしました( ̄▽ ̄;)


読んでいただいてありがとうございました。

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