フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

酪農農家にカムバック

8週間に及んだ外出制限の大半の期間を過ごした南仏お山地方の酪農農家に「放牧が始まって忙しいから手伝ってほしい」と言われ、期間限定で滞在させていただくことにしました。


こんな楽しい峠道に寄り道した後・・・


リハビリスポーツコーチのOさんちにも寄ります。
だって・・・


「雪が減ってきてスキーする場所少なくなったからこれからは自転車だよ」
ということで、農家に行く前に自転車を取りに来るように言われています(;^_^A
「でも念のためスキーも持って来なさい」ということなので車に入っています。


わたしの背丈に合わせてサドルを調節するOさんとその息子さん。
今まで、マウンテンバイクは時々乗っていたのですが、今回「君もそろそろロードバイクに挑戦しなさい」とのことで。。


デミたんに2台の自転車が括り付けられました:(;゙゚''ω゚''):
どんなけ自転車好きな人の車!?みたいなことになっています。


そのあと、お気に入りのお肉屋さんに寄りーの・・・


チーズ屋さん(製造元)に寄りーのしてから、懐かしい第2の故郷(言い過ぎ)である谷の奥の村に戻ってきました。


ただいま~\(^_^)/
右の建物が牛舎(1階)兼住居(2階)です。
デミたん、なんか穴にはまってるみたいに見えますが、荷物の出し入れの時はここに停めさせてもらっています。トラクターなどの車の行き来の邪魔にならないようにギリギリまで寄せてる(^^;)
自転車は納屋に入れさせてもらいました。


さて、身の回り品を部屋に移動させます。一息つく間もなく、トラックで放牧地まで出発です。数日前までは牛舎にいた牛さんたちは、今は放牧地で悠々としているというのを電話でも聞いていたので楽しみにしていました。


雪融けが進むと標高2400mほどの地点まで移動するそうですが(村の標高は1600mほど)、初めは少し上がっただけのこのあたりから始めるそうです。冬の間はスキー場のゲレンデになっているエリアです。


この農場に2頭だけいるブリュンヌ・デ・ザルプちゃん。
立派なベルトのカウベルを付けています😻


一番たくさんいるアボンダンス(顔が白い)と2頭しかいないタリーヌ。アボンダンスよりも少し小柄で足が短め。毛は薄い茶色です。
みな、思い思いに草を食んでいます。


すごい勢いで雲が近づいてきて、気づくと雨がポツリポツリと落ちてきました。
この日はにわか雨程度で助かりましたが、天気が関係ない牛舎と違って、晴れたら搾乳の仕事は牛舎でよりも気持ちいいけど大雨にでも降られたらグチョグチョになって大変なんだろうな・・・と想像しました。夏は夕立も多い地方で、落雷の可能性もあります(-_-;)


奥が搾乳ハウスです。
この枠にまず牛たちを囲い入れて・・・


4頭同時に搾乳できるようになっています。
1頭が終えると、次の子が自ら(大抵は😅)入ってくるのです。
というのも、搾乳中に牛さんたちが大好物の穀物のおやつを食べられるようになっており、それを知ってるから従順なんですね( ̄▽ ̄;)


搾乳中の写真はまた別の機会に載せたいと思います。


今日は放牧地に咲いていたお花の写真を少し。


5月が旬のキンポウゲ科のトロール。
丸々していて可愛らしいので、大好きなお花の一つです。


1か月くらい前から見かける、ジョンシアン・プランタニエール。


ブルエ・デ・ザルプ(コーンフラワー)
他にも前回の滞在中には見なかったお花がどんどん咲いていてわくわくします(^^♪


読んでいただいてありがとうございました。

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