フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

南仏のお山で養々麺

手術前のお出掛け記シリーズ、先月初めに次男と出掛けた南仏のお山編2日目です。
前日のお昼から今朝までご一緒したスペイン人の友人Nさんと別れ、移動を続けます。


最高地点が2802mでヨーロッパで最も標高の高い道路のひとつボネット道路から麓の町ジョジエへと下りる最中。道路わきに湖があります。


車の窓から撮ったとは思えない美しさ✨
夏場は畔の駐車場に何台もキャンピングカーが停まっています。この日は前夜まで大荒れの天気だったせいか一台も車はありませんでした。


さらに進んで別の峠道に入ります。
Nさんと出会った、そしてNさんが住んでる村からも近いヴァルス峠です。
お昼頃に散策とピクニックをするつもりではいますが、行き先は決めてません。


ヴァルス峠道から谷間を走る小さな道が出ています。
いつも素通りしてしまう分岐なのですが、Nさんや別の人からもこの谷は綺麗だと聞いていたので散策&ピクニック先にいいかも、とこの道に入りしばらく進みました。
上の写真のようないい感じの峡谷ロードです。


どんなクネクネの山道でも車酔いなんてほとんどしないわたしが、この時はなぜか気分が悪くなり最後まで行ける気がしなかったため、メインの道路に戻りました。その後すぐに気分は良くなりました(´▽`) ホッ


別の候補地へと向かいます。といってもメインの県道からほんの数キロ逸れるだけです。
上の写真はケラ地方のアルヴュー村。


冬に来ることも多いです👇

去年の12月初めに来た時。今日はこの日と同じところを歩くつもりでいます。
夏は積雪時よりもずっと先の駐車場まで車で進めるので歩く距離は短くなります。


アルヴュー村周辺の草原はお花で覆われていました(*´▽`*)


林道を進み車を駐車スペースに停めた後、目的地まで歩いたときの写真が1枚もありません💧どうして!?と今よーく考えてみたら(何せ1か月近く前の話なので💦)確かこの時足首がいつも以上に痛くて歩くのに苦労して写真どころではなかった、、ような気がします。


仕方ないので😅代わりに去年の12月に来た時の同じ場所の写真でも載せときます👇

今回車を停めた辺り。冬はこの地点に到着するまで数キロ登ってくる必要があります。


足が痛くない人ならほんの15分ほどの緩やかな道ですが、30分以上かけてヨイショヨイショと登ってきました。平たくなった広い場所でピクニックにします。


実は12月に来た時も同じ場所でランチをしたのでした。しかしどこもかしこも雪だらけで腰かけるところもなければご飯を広げる場所もない・・
で、苦肉の策で👇

小川に架かった小さな橋の手すりの雪をスコップで除雪、カウンター代わりに立ったままランチしたのでした(^-^;
比べたら夏はピクニックしやすくていいな~(´▽`*)


おいしいインスタントにゅうめん「養々麺」を持ってきています\(^_^)/
それに先ほど峠道の麓の町ジョジエのお肉屋さんで買った子羊肉です。サラミもここの店主の手作りで黒コショウが効いていて美味しいのです✨


日本の友達が送ってくれました。以前にも別の方からもらったことがあるのでそこそこ有名なのかもしれませんが日本にいるときは食べたことがありませんでした。
長崎県のキノコ栽培の会社が出している商品でとってもおいしいのです。


ついているお出しもおいしいし、キノコのうま煮が入ってるのが嬉しい✨


いただきまーす。
次男は食べるのが初めてでした。「わーっ、おいしいね!」


ちなみに上の写真とほぼ同じ場所の冬景色👇。

少し手前から撮っていますが、次男の後ろにある同じ小屋が写っています。
うーん、この時の方がお天気は良かったな~・・・


続いてラム肉をジュウジュウと焼きます。地元のお肉で絶品(≧◇≦) 
ジョジエの位置するアルプ・ド・オート・プロヴァンス県は羊肉で有名な地方でもあります。
にゅうめんとラム肉という決して良さそうな気がしない食べ合わせでしたが😅、とっても満足なお昼ご飯でした。


お天気は曇ってきてるけど、お花がいっぱいで幸せ(*^▽^*)
トロールと呼ばれる丸っこい可愛いお花は初夏限定です。


品種がたくさんあるグロビュレール。中でも小さめで密集して生えるこの品種は初夏にしか見られません。



お読みいただいてありがとうございました。
次に続きます。

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