フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

峠の向こうのあの人のところへ

1か月近く前のお話になります。


前日から行動を共にしていたスペイン人の友人Nさんと別れた後、次男と二人で散策・ピクニックをしました。今日は夕方に別の友人に会う予定があります。
この朝は既にボネット峠(2715m)とヴァルス峠(2108m)という二つの峠を越えました。この人のところに行くにはさらに二つの2000m以上の峠を越えることになります。


Nさんと知り合ったのは5月ですが、午後に会うのも今年に入って知り合った比較的新しい友人と言えます。このブログにも何度も出てきているので、定期的に読んでくださっている方にはお馴染みかも知れません。


この日3つめの峠道、イゾワール峠道です。昨年をはじめ、よくツール・ド・フランスが通るので有名選手の名前などが落書き?されています。


先ほどのピクニックではデザートなしだったので、改めておやつ休憩するために見晴らしの良いテーブル席に陣取りました。
ここのブログによく出てくる大好きなパン屋さんのアーモンド入りビスケットです。前日にも寄っちゃいました( ̄▽ ̄;)


峠の手前のよくデミたんの写真を撮るスポットで今日も1枚。
後ろではバイカーさん二人組が同じく写真を撮り合っていました。自転車やバイカーさんに大人気の道路です。


イゾワール峠(2362m)。峠の駐車場に停めて高台まで登りました。


峠の少し下には19世紀創業の旅籠「ナポレオン山小屋」があります。
さて、車に戻ろうか・・と歩き始めてフト思い付きました♪


わたしが運転して次男にデミたんの写真を峠道路の全景と共に撮ってもらいました✨
わ~い✨前からやりたかったんだ(≧∇≦)
あんまり遠すぎて後の方はほとんど見えないですけどね(;^_^A


さて、適当にUターンして峠まで戻り、次男を乗せて出発です。
あれ・・ストーップ(≧◇≦)
いいものがっ!!


全てのマツダ車オーナー憧れの的(かどうか知らないけど)ロードスター様が停まっておられたので勝手に一緒に撮っておきました。


不敵な笑い・・・
オーナーさんはハイキングにでも出かけてられたんでしょうか。
まさか羊飼い?というのも、この辺りでよく羊の群れに出会うんですよね(^▽^;)


またしても家族写真(デミたんは家族の一員です)を撮り過ぎてしまった・・・
目的地へと車を走らせます。
お天気は予報通り、下り坂です。雲が空全体を支配してきました。


このブログでおそらく一番よく出てくる峠、ロータレ峠(2057m)を越え、少し下りたところに車を停めます。
看板などが出ているわけではないのでうろ覚えだったのですが確かここだったはず・・・車を降り、あぜ道を登ります。


お天気はイマイチだけど、一面のお花畑です✨


ブルエ・デ・ザルプ(ヤグルマギク)

水仙がいっぱい✨
水仙、で気が付いた方はスルドイです(^^♪
先日、牛さん達が水仙の冠を被って放牧地まで歩き、村の住民が夏の訪れを祝って牛さんの傍らピクニックをする「放牧祭り」のお話を書きました。
この時に招待してくれた元・酪農家のFさんが「ぜひ息子さんも一緒に遊びに来なさい」と言ってくれていたので真に受けて( ̄▽ ̄;)寄ることにしたのです。


Fさんは引退されていますが、酪農を引き継いだ若い夫婦が用事で2、3日留守にするので代わりに牛の世話をするため放牧地におられるそう。


シャレーのすぐ近くには仔牛ちゃんが2匹。ちっちゃい角が可愛い😻


こちらもそこそこ大きいけど、まだ大人ではない若い牛さんです。
大人の牛さん達とFさんの姿がありません。
5時ごろ寄ることを伝えてあり、その時間帯は搾乳のために牛さん達を連れてシャレーに戻ってきているはず、と聞いていたのですが。。


シャレーの中を覗いてみます。


おお💕さらに小さな仔牛ちゃんが繋がれていました。
1週間から10日くらいでしょうか。カワイイ(≧◇≦)


あとはニワトリが2、3羽走り回っています。
シャレーの外に出ると「カランコロ~ン」という聞きなれた懐かしい(^^;)響きが。


Fさんが斜面を下りてきました。続いて牛さんが一頭、さらに一頭とゆっくりと歩いてきます。聞くと、今日は少し遠い方まで行ってたんだとか。
放牧の仕事は足腰がしっかりしていないと務まりませんね・・・


次に続きます。
お読みくださってありがとうございました。

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