フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

次男とふたりでロードバイク

手術の少し前に次男とスポーツおたく大好きな友人Oさんちに自転車合宿してもらいに行ったときのお話です。


ロードバイク2台を括り付けたデミたん。
前日は3人で自転車に乗りましたが、この日はOさんはお仕事なので次男とふたりです。
コースは前日に地図で説明してもらい、念のため、通過する村の名前を順番に紙に書いてもらいました。


可愛い村の入り口でデミたんの写真を1枚(*´▽`*)
Oさんが一緒だと写真を撮るのも一苦労なんですが、ひとりや次男と一緒の時は撮りまくりです。
しかし。。晴天の予報だったのに結構雲が出ている(T_T)


周回コースなので基本どこから始めても良いわけです。コースのハイライトとも言える峠道を最初に持ってくるか最後に持ってくるか・・・
最初に持ってきたらこれだけで疲労困憊して周回コースを進む気がなくなってしまいそうな気がしたので最後に持ってくることにしました。


危惧していた通り、峠に近づくにつれ雲の中に入りつつあります。
ここの峠道は平均8パーセント強、最高15パーセントとかなり厳しいヒルクライム。15パーセントの所とか登れる気がしません_| ̄|○ 降りて押す気満々です(^^)/


下界の方が天気良かったなー。。わざわざ天気悪い方角に行くなんて(~_~;)
次男とちょっと考えてみましたが、別のコースも思い浮かばないのでOさんの提案通りで行くことにしました。


間もなく1600m台の峠に到着です。曇ってるだけでなくて風も強くてビックリ。
寒いし💦車の外に出たくないよ~、出たくないね~、と次男と車内で5分ほどゴニョゴニョ言ってたんですけど(軟弱親子)思い切って外に出ました😅


自転車を下ろす次男。借りたのはOさんが普段使っているロードバイクです。
「しっかし軽いな~!」
普段とても重たい、町のレンタサイクルしか乗ってないのでビックリしている次男。それもそのはず、ロードバイクとしても軽い目で7kgくらいしかないそうです。ドイツのキャニオンというメーカーで小売店を通さない販売のみなのでコスパがいいのだとか。わたしが借りてるキャノンデールで10kgほどです。


手袋が一組しかなかったので(☞後に後部座席にて発見💧)、トランクに常備してあるダイソー商品の大工仕事用?庭仕事用?手袋が登場(^^;)
しかしこれ、使い心地よくて全く問題なしでした(^^♪


70kmほどのコースです。峠発なのでまずは下りになるのが嬉しい♪
山間部ばかりなのでアップダウンはそこそこあるものの、最後の峠道以外は楽なコースだとOさんは言っていました。


わ~~い(*´▽`*)
この後、カーブをいくつか折れたところで後ろから次男が「ちょ、ちょっと母ちゃん~~」と大声で呼ぶ声が。
僕、、ギアの変え方分からない(≧◇≦)(ノД`)・゜・。」
Σ(´∀`;)Σ(´∀`;)
それは出発する前に言ってくれ~~💦
前日、約12年ぶりのマウンテンバイクに乗った次男。ロードバイクは生まれて初めてだったのでした。


ドン曇りの中再出発です(^^;)
曇っているけれど、雨が降りそうな感じではありません。この時期、とても雨が多かったのでこれでもましなほうだと自らに言い聞かせつつ空は見ないで景色のみ楽しむ努力をします^_^;


Oさんいなくて、すっかりリラックスモードの親子。
写真撮影しまくりです✨


前半は峡谷の部分が多かったです。猛暑の時なんかは気持ちのいいコースかもしれません。


次男に30枚くらい写真を撮ってもらったけど、どの景色もほとんど同じという。。


ようやくちょっと違う感じの写真を1枚(*^^*)


また峡谷。
それにしても、舗装道路なのに車がとても少ない良いコースでした。


お昼に近づいた頃にようやく晴れ間が(#^^#)


この後、「通るべき村」を2、3残すのみになって不安がでてきました・・・
先ほどの村で次の村に向かうにあたって住民の方に「こっちでいいんですか?」と聞くと「そうだよ」って言ったのに、、


だって。。ロードバイクで走るような道ではなくなってしまったのです。
しかも結構な上りです。とても無理な所では自転車を下りて押しながら進みます。


おまけにハンドルのテープまでどんどん剥がれてきたし(つд⊂)エーン


普通はここに来るまでに「これおかしいやろ」って気付くと思うんですが、そこはロードバイク初心者のみよん親子。「いつか着くやろ」「いつか舗装道路に出るやろ」とズンズン進みます。


常にポジティブな親子も「さすがにこれは・・」と疑い始めたのは道がなくなったこの地点・・・


グーグルマップを開いてみます。
目的地の村を入れると


川を越えられるように出ているのですが・・・自転車や徒歩ではもちろん、車でさえも。
画面の地点👇

これですよ、目の前の川(水は見えてませんが)Σ(´∀`;)
単に崖だし:(;゙゚''ω゚''):
それでも両手を使ってズルズルと下りて反対側によじ登り、道があるか探す次男。いや、、両手を使わないと下りられないんだったら自転車持って越えられませんから💦😓
しかも対岸から次男「道、ないよ~」


仕方なしにトボトボとひとつ前の村まで戻ります。
ひとつ前の村で地図を出して確認すると、村の中心まで進んだらいけなくて村の入り口の直前で曲がらないといけなかったことが分かりました。


正しい道に戻ってしばらく走った頃、仕事を終えたOさんから電話がかかってきました。「昼飯まだだったら、今からそっち方面向かうから一緒にピクニックしようや」


待ち合わせ地点である峠道の始まる地点に先に着きました。
元々ヒルクライムする自信のなかった峠道ですが、さっきの道間違いですっかり気力も体力もなくなりました。Oさんの車で峠まで戻れるのはありがたい(*´▽`*)


間もなくOさんの車がやって来ました。
車から下りてきたOさん「俺、今から自転車で峠まで登るから車運転して峠まで行けや」Σ(´∀`;)
仕事から帰ったばかりだというのにどんなけ元気なんでしょうか(@_@)
Oさんの車にわたしの自転車だけ括り付け、次男と車で峠まで向かいました。


汗だくになって峠に辿り着いたOさんと😅一緒に峠でシンプルなピクニックを楽しみました(^^♪ 朝よりもだいぶ晴れ間が出てきています。
ちなみに写真に写っているチョコレートケーキ(みよん製)はサイクリング中のおやつにしようと思ってたのに車の中に忘れてしまったのでした( ̄▽ ̄;)


3日目午前もこの続きに書こうと思ってたのですが、長くなり過ぎるので別に書くことにしました。
お読みいただいてありがとうございました。

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