フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

ランド泊の朝&放牧地の移動

書きかけて途中になっていた四駆で知り合いの農家の放牧地を訪ねたときのお話です。


酪農をしているSさんと親しいOさんにランドローバーで連れてきてもらいました。
翌朝に牛さんの放牧地を移動させるのをOさんが手伝いに行くのに便乗させてもらったのでした。
上は車中泊した稜線部の写真で夜に撮ったもの。わたしにとっては確か人生初めての車中泊でした。


眺めが良いのは嬉しいけど、稜線だけあって風が強く、カバー?部分のビニールの隙間から結構風が入ってきて寒かった(;´Д`)


朝には風も止んでいて、爽やかな朝日の下朝ご飯にしました。岩とかなくて地べたです。
Oさんは「車の荷台の板を降ろしてテーブルにして食べたらいいやん?」と言うので「それは写真的に映えないし、立ったままご飯食べるのはイヤ」と断固拒否しました(^_^;)
ちなみに前日ここに来る途中に寄ったおいしいパン屋さんのブリオッシュとジャム、コーヒーです✨


稜線部分にはメインの道路を外れたこんな四駆向けの道?を通ってきました。道路まで下ります。
ここのメイン道路とはオート・ザルプ県とアルプ・ド・オート・プロヴァンス県の境になる峠道で、峠部分は正確にはトンネルになっていて、矢印の部分がトンネルの入り口です。舗装道路でないため普通の車では無理があるので、今回初めてなのです🎵トンネルは午後に通ってみるそうなので嬉しい(≧∇≦)


メイン道路に戻りました。トンネル部分(左の岩壁)や1泊した稜線部分(見えてないけど右側)を振り返って。


さて、現在の放牧地まで下りてきました。
出来たら朝の搾乳も手伝うつもりだったのですが(ってOさんが😅)この頃は早い目に行っているみたいで既に終わっていて、牛さん達も既に遠くに散って好き好きに草を食べていました(;´・ω・)
牛さん達はこの放牧地に3週間ほど滞在していたようです。牛さん達がこの辺りの草を食べ尽くしてしまったので少し高いところの放牧地へと今日の午後移動させるということです。朝のうちに搾乳ハウスなどを運んでしまう予定だそうです。


Sさんも従業員の方も恐らく農家に下りて朝のおやつタイム中なのでしょう、まだ戻ってこないのでOさんが自分のランドに電源システム?を牽引するため引っ掛けました。
Oさんは次の放牧地も分かっているのでこのまま出発するのかと思ったら、やはりSさん達を待つとのこと。電気柵を外したり、待ちつつもすることがあります。


といっても片足に体重を掛けられず松葉杖のわたしにはあまり手伝えることもなく、暇なのでシャレーの方に行くことに。


「羊飼い(または牛飼い)が使います。大切に使って下さい」と石板に掘られています。プラスチックの看板や張り紙よりも風情がありますね(*^^*)


なぜかカップラーメンが。。。


間もなく農場主のSさん、従業員のDさん、農業高校の研修生のC君の3人がやって来ました。Oさんと手順について確認し合います。


牧羊犬のオリちゃんは四駆の陰で休憩しています(*´ω`)カワイイ💖


一番重たいやつ、搾乳ハウス。これは前もって放牧地まで上げておいたトラクターで引っ張ります。
さて、出発進行ですヽ(^。^)ノ


搾乳ハウスは車輪が不安定で変な方向を向いたままだとすぐ脱輪してしまうので、C君が徒歩で車輪の位置をチェックしながらゆっくりと前進します。


Oさん曰く「真横よりも後ろからの方が分かりやすい」らしいので途中からランドの前に座ってもらいました。


四駆のてっぺんにテント乗せたツーリストを見かけました。搾乳ハウスに目が釘付け!?になってるのは確かスイスナンバーの2家族でした。他にもドイツ、ベルギー、イギリスなどのナンバーを見かけました。


「さあ、着いたよ~オリちゃん😻」


新しい放牧地\(^o^)/

早速搾乳エリアにバリケードを設置するDさんとC君。朝夕の搾乳時には牛さん達にこの中に集まってもらうのです。


新しい放牧地にもお花✨✨


結構長引いて退屈してきたので途中からは草の上にしばらく座って待っていました。



2日目午後に続きます。
お読みくださってありがとうございました。

×

非ログインユーザーとして返信する