念願のトンネルの向こう側へ
またじわじわと日が経ってきてしまいましたが、先月末に酪農をしている知人の牛さん達のいる放牧地を訪ねた時のお話です。
ワタスゲの咲く小川の畔でピクニックをしたのち、今回の旅のもうひとつの目的であるトンネルに向かいます。パルパイヨン道路と呼ばれるこの道路の最高地点はトンネル(標高2637m)で、隣の県に抜けることが出来ます。
ご覧のように未舗装路であるため愛車デミたんでは厳し過ぎるので今までドライブしたことは一度もありませんでした。
ドライブしたことはないけれど、実はこの場所には今年の5月に来ているのです。
👇2回前のブログに出した写真ですが、ピンクの矢印が今から通過するトンネルです。
オレンジの矢印の場所。これは実は。。。
5月に山スキーで登った稜線のちょっと高くなっている場所でした✨
記念すべき「ひとりで登ってひとりで下りてきた」場所です🎵
ちなみにトンネルの入り口は雪に埋もれてこの時期には全然見えませんでした。
登るのもテキトーなら下りるのもテキトーでした( ̄▽ ̄;)
さて、先月末のお話に戻ります。
トンネル前まで来ました。この峠(2783m)は17世紀には軍隊の要路になり、現在のトンネルが掘られたのは19世紀の終わり。トンネル前にはかつて山小屋があったようです。
舗装路ではないため、標高の高い道路リストからは現在外されているものの、長い間ヨーロッパで一番標高が高い道路だったそうです。
トンネルには厚い戸があり、他の峠道の標識同様にバイクや自転車のクラブのシールがいっぱい貼られていました。
トンネルの長さは約500m。1車線分しかありません(◎_◎;)
「対向車が来たらどうするの~💦」とOさんに聞くと「一直線やから反対側が見えるやろ。先に入ったもん勝ち」
な、なるほど(@_@)
バイクや自転車(マウンテンバイク)とは何とかすれ違うことが出来ます。
もうね💦💦
なんかめちゃくちゃΣ(´∀`;)
出口が近づいて(´▽`) ホッ
トンネルを出た場所。
Oさんが「トンネルの反対側はちょっと雰囲気違う」と言ってたのが分かりました。
ザラザラで石ころと岩だらけです。
反対側はもう少し緑が豊かでした。
そしてこちら側の方が全体的に道幅が狭いように思われました。
向かいからやって来たのはドイツナンバーのランドローバーです。
全体の半分くらいは外国ナンバーの四駆とバイクでした。他にMTBもぼちぼち。
普通の車では来られないため、一般的にはあまり知名度は高くない道路ですが、オフロード好きの人たちの間では結構有名なんだそうです。
すれ違えないところがとても多く、崖になってるところもあるので怖い💦
午後に牛さん達の放牧地の移動と搾乳のお手伝いをする予定ですが(Oさんが😅)、時間に余裕があったので少し駐車スペースに車を停めて休憩していくことにしました。
荷台で速攻昼寝を始めるOさん。羨ましい・・・
わたしは昼寝はできない体質なので(;^ω^)車の周辺を松葉杖でウロチョロすることにしました。
峠道特有のグネグネを写真に撮ってみたり・・・
お花&道路の写真も🎵
最近は道路の写真を撮るのが大ブームなのです(^^;)
さて、牛さん達の移動に遅れないようにそろそろ峠の反対側に戻ります。
お読みいただいてありがとうございました。
次回はようやく愛しの牛さん達との再会です(^^;)