フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

今年2度目のテント泊へ(道中編)

この夏やたらと友人Oさんのランドローバーで車中泊していたのでテント泊が今季たったの2度目というのが意外に聞こえるかもしれません。


6月後半に足首の2本の骨を切って継ぎ直す(おまけに足りない骨を脛骨の真ん中ら辺から抽出)という大工事・・もとい大手術😅を行ったため、片足に体重を全く掛けられず松葉杖なしでは歩けないし、しゃがめなかったのでテント泊は無理でした。


最近、松葉杖なしでも少しの距離なら歩けるようになり、しゃがんだりも少しずつできるようになってきたので満を持して!?次男とテント泊のキャンプをするために出掛けました。
あ、つい先日「焚火の前から」というタイトルで近況報告したテント泊は順序的にはこれよりも後になります。


行き先はさんざん考えた末、人の少なそうなマイナー目のお山、かつ車で目的地の近くまで行けてあまりたくさん歩かなくてもよいところを選びました。
そこで今までに実際にテント泊したことはないのですが、日帰りのハイキングで3度ほど通ったことのある場所です。一番最近行ったのは去年の11月でした。
こんなとこ👇

小学生のごとく走り回る息子たち(大学生と高校生)😅😅


ね、いいところっぽいでしょう!?
国立公園でも自然保護地区でもないのでテント泊は禁止されていないはずです。
ここには夕方にでも着けばよいとして、日中はもっと遠くまで行ってドライブを楽しみたいと思い、朝の5時に出発しました。


ひとつめの目的地はわたし達が大好きな峠道のひとつ、ガリビエ峠道路です。
わたしは今年の初夏に除雪が終わって開通した直後に一度通っているのですが(Oさんちからの帰りにわざわざ遠回りした)次男は今年初めてです。


お空のピンクがなくならないうちに急いでデミたんを激写。
去年の夏以来約1年ぶりのガリビエ峠道に興奮の次男(^^♪


それでは最近覚えた動画の貼り付けです。
お時間に余裕のある方はぜひ見てみてください。約12秒です。
👇

Galibier août2020


ついでに初夏の除雪直後に同じ辺りを走った時の動画も貼り付けます。
日の出の時間帯を狙って行ったので雪の残る山肌がピンクに染まり、息をのむ美しさでした(37秒あります)。
👇

Galibier juin2020


峠まであと少しです。
奥に白く見えているのはエクラン国立公園最高峰バール・デ・ゼクラン(4102m)。モン・ブラン山塊を擁すサヴォア地方がフランスに統合される19世紀まではフランスで最も高い山でした。


サイクリストさんやバイカーさんがこぞって記念撮影をする峠の道路看板の前で。
ハイシーズンの日中は人がいっぱいでとても写真なんて撮れたもんではありません。


ここで次男から衝撃発言「ねえ、母ちゃん。デミたんあと20kmしか走れないって知ってた?」
Σ(´∀`;)Σ(´∀`;)Σ(´∀`;)
今朝、高速乗る前にガソリン入れようか迷ったんだけど、日の出の時間に間に合わなくなるので(それでなくても間に合わなかったけど😅)寄らなかったのでした。
最寄りのガソリンスタンドは反対に下りた先にあるスキー場であるヴァロワールの町。峠の看板(上の写真)を見る限り18km:(;゙゚''ω゚''):


次男「大丈夫だよ!下りばっかりだから2速くらいでアクセルもブレーキも踏まずに下りたら十分に足りるよ😊」
むむむ、仮免のくせに冷静な判断能力・・・


ドキドキしすぎてガソリンスタンドまでの写真はありません💦
ちゃんと給油出来て(´▽`) ホッ。でも高かったので最低限だけ入れて、後でもっと安いところで満タンにすることに。


ガソリンスタンドから再び目指すガリビエ峠(;'∀')


峠の少し手前で車を停めます。


朝ご飯タイムですよ~
わたしは出発前にうちで一度食べているのですが、次男はオレンジジュースを飲んだだけでした。パンはガリビエ峠に入る前の村にあるお気に入りのパン屋さんの1軒で買いました😊うちから牛乳やバター、ラスベリージャム(先月ラズベリー狩りして作ったもの)、胡桃ジャムを持ってきています。


デミたんを停めた少し奥に可愛らしい車が。メルセデスのバンでキャンピングカーとして使っているみたい。オランダナンバーです。


あまりに絵になるので前からも1枚。
小さなお子さんをふたり連れた若夫婦が時々出てくるので挨拶をしました。
白いワンちゃんを連れていて、ワーゲンバスを同じように車中泊仕様に改造して楽しんでおられるブログ友のチロルさんを思い出さずにはいられませんでした(チロルさんとこの白いワンちゃんはスピッツ)。



大して話が進んでいませんが、長くなってきたのでここで一度投稿します。
お読みくださってありがとうございました。

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