フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

チーズに再会する旅、2日目

長期滞在させてもらったこともある知人Sさんの農家のチーズを味わうため、Sさんの親しい友人Oさんと共に四駆で車中泊して放牧地にやってきました。
チーズはこの1月から農家で作り始めて、最低6~7か月の熟成期間が必要なため、先月ようやく食べ頃を迎えたということです。


車中泊した稜線で夕暮れの1枚。


ボケてて残念だけど😅早朝の写真。
お月様が明るいです。


Oさんが朝の搾乳のお手伝いをする約束をSさんとしていたので放牧地まで下ります。
6時前にはSさんが農家から四駆で上がってくるので、わたしたちは5時半に目覚ましをかけて朝ご飯も後回しにして早速出発しました。


少し進んだところで「あれ、おかしい・・・」とOさん。めちゃくちゃ悪路で常にひどくガタガタしてるのでわたしは気付かなかったのですが、左前輪のタイヤがパンクしていました。


平たい大きめの石を探し、ジャッキを乗せて手早くタイヤ交換するOさん。約15分後には何事もなかったかのように再出発しました。
Oさんが1990年代製造のランドローバーを中古で購入したのが10年前で、これまで一度もパンクしたことはなかったらしいのによりによってこんな真っ暗な時に(^-^;


Sさんの乗ってきた農家のランドローバー。


一度に4頭搾乳できる便利な搾乳ハウス。放牧地を移動するごとにハウスもトラクターでけん引して移動させます。
Sさんが来る前からOさんが牛さんを集め始めていたのでさっさと搾乳が進みました。
搾乳したばかりのミルクを乗せたランドで村に下りるSさんに、後ほど農家に寄る約束をしてお別れします。


朝ご飯を食べるのに良さげな場所まで車で上がります。


平たい台地のような場所に陣取りました。
わ~い、幸せ✨✨


Oさんは近くにある湖まで今からハイキングするとのこと。往復1時間で戻ると言いつつ行ってまったので、コーヒーのお代わりをしつつダラダラと朝ご飯を続けます。朝ご飯は大好きなので(常に)、延ばすことは苦痛ではないのですが・・・


さすがに1時間はつぶせないので(^^;)周辺の花の写真を撮ってみました。6、7月に比べると格段に減ってしまったとはいえ、まだ結構咲いています。
左上から時計回りにアデノスチル、ゼラニウム・デ・ボア、ジョンシアン・ジョーヌ、ジョンシアン・シャンぺートル、スカビウーズ(マツムシソウの仲間)。


退屈なのと、足の調子が悪くないのでフト松葉杖なしで歩いてみたくなりました。
この時期、左足に体重をかけて良いようになって2週間近く経ち、うちの中での小さな距離は松葉杖を使わずに少し移動するようになっていたところでした。


幸い、デコボコの少ない場所を選んで歩くことが出来そうな地形です。
先日「みよんが(再び)歩いた」というタイトルで短く報告させていただいた内容と重なるので簡単に書きます。


ランドローバーがどんどん遠くなります。


元羊飼い小屋だった、現在は使われていないらしい小屋を目標にしました。
Oさんから「荒れ果てている」と聞いていたけど中が気になります。避難小屋とか見るの大好きなんですよね。鍵は開いてるのかな・・・?


どれどれ・・
わわわ、鍵もなんも💦壊れすぎてて自由に出入りできます。


中にはストーブも机もなくて、唯一あったのがこのひっくり返ったガス台:(;゙゚''ω゚''):
綺麗な場所なので荒れ果てていなかったら避難小屋として最高なのに・・・と妄想しつつ小屋を後にしました。


ぼちぼちとランドローバーを目印に下りて行きます。


大して進んでいませんが最後まで書くと長くなり過ぎるのでここで一度投稿します。
読んでいただいてありがとうございました。

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