久し振りに家族3人でキャンプ
「食べ頃になったチーズに再会する旅」を書き終わりましたが、その翌日のお話です。
酪農をしているSさんの農家からOさんちに戻った翌日に子供たちが車で迎えに来てくれました。足首の手術後、日が経っておらず車の運転ができなかったのでOさんちまではライドシェアリングで来ていたのでした。
Oさんちまで運転したのは免許のある大学生の長男でしたが、ここからは仮免歴2年の次男です。フランスで仮免(付き添い運転制度)は15歳から取れますが、5年以上免許のある人が付き添わないといけないのです。
ここだけの話、運転は次男の方が長男よりも上手いです( ̄▽ ̄;)1万5千キロも運転していたらそりゃ上手くもなるでしょう・・・この秋に18歳になるので免許の試験を受けるつもりをしています。
オート・ザルプ県の中でも南方面へと向かいます。
どこかで1泊キャンプして帰るつもりなので、子供たちにテントなどの準備をしてきてもらいました。
途中の町のお肉屋さんで晩ご飯のお肉を購入。
おやつにこの地方名産の揚げ餃子のようなもの(ジャガイモのピュレやチーズなどが入っています)も買いました。お店の外ですぐ食べます。
この日キャンプする場所は実はまだ決まっていません。
でも、ある人と待ち合わせをしていてその人が良さそうなところを教えてくれることになっています。うまく落ちあえるといいんだけど・・・
電話やメッセージで説明された通りにメインの道路から看板も出ていない小さな未舗装路に入ると・・・
あっ、いた!!
ふざけたいでたちの兄さん・・・
ブログを定期的に読んでくださっている方は見覚えがあるかもしれません。
この春、というか初夏に峠道で出会ったスペイン人のNさんです。わたしはロードバイクでなんちゃってヒルクライム、兄さんは残雪のある谷へとスノボに出発しようとしているところでした。
案内されるがまま木が疎らにある森のようなところに車を停めます。
しかし。。これ間違えてもランドローバーじゃありませんからっ💦デミオですから💦💦
そこから少し歩くと見晴らしがなかなかいいです🎵
もし気に入らなかった時の場合、第2候補の場所も近くに考えてくれていたらしいんですがここで十分です。てかもう動くの面倒くさい(^^;)
電話やメッセージで定期的にやり取りしているものの会うのは1か月半ぶりくらいです。
Nさんは夕方までは時間があるけどうちに帰らないといけないとのこと。
おやつにしよう\(^_^)/
よくお菓子を買う養蜂農家兼お菓子屋さんのドライフルーツタルトです。ここでは胡桃ハチミツタルトが一番のお気に入りですが、たまに違うものも買います。
ところでNさんは冬はスキー場のスノボパークで働いているのですが、昨シーズンからSさんの農家のすぐ裏にあるスキー場で働いていてSさんとも知り合いというすごい偶然(Nさんと出会ったのはSさんの農家からは1時間もかかる場所)。そういうわけで、Sさんの農家のチーズも味わってもらいました。
ナッツタルトの断面♩
自家製アプリコットジャムがナッツ&レーズンの下に(≧∇≦)
おやつを食べながら上半身裸で談笑する男子たち。
次男は一度Nさんと会ったことがありますが(それどころかおかしなところで一緒に野宿までしました💦)、長男とは初対面でした。しかしNさんから時々電話があったり、Nさんのボイスメッセージを一緒に聞いたりしていたので初めて会う気がしなかったみたいです😅
Nさんの電動マウンテンバイクを試させてもらったりして遊んだ後は焚火のための枝拾いが始まりました(^^;)
火起こしに必要な細い枝があまり落ちていなかったので枯れ枝を折る長男。
サイズ別に集めました。
焚火跡があったのでこれを利用しようと思ったのですが、少し大きかったのと、この奥の方が視界が開けていたため、このあと枝を全て奥の方に運びました。
テント張ったのはこんなとこです。
もうひとつは少し後ろに張りました。
そろそろNさんが帰らないといけない時間になりました。
もし都合が合えば明日の日中にまた会おうと言って別れました。
まだ明るいけど7時過ぎなので焚火を付け始めました。
楽しみにしていた家族での焚火ディナーピクニックの始まりです😊
楽しそうな子供たちを見るのはとっても幸せです。
黄昏てるところを次男が撮ってくれました。
先ほど買ったラムチョップと豚肉のマリネ。アレニエ(=蜘蛛)と呼ばれる、もも肉のすぐ上の部分にあたる部位です。
チーズやサラミで赤ワインを楽しみつつお肉に移行します。
愛用しているモンベルのフライパンです。
暗くなってきましたが焚火のおかげで明るい(^^♪
焚き火は「照明」「調理台」「暖房」の役割を果たしてくれます。
中途半端なところですが、だいぶ長くなってきたので一度ここで投稿します。
読んでいただいてありがとうございました。