フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

幸せを噛みしめるテント泊の朝

1時間くらいですが自分の足で歩いた場所でのテント泊。
気持ちの良い朝を迎えました。


出発前にはテント設営は湖畔でと考えていましたが、到着時に既に日陰に入りつつあったので日当たりの良い峠近くにテントを張りました。


子供たちがまだ寝ているので峠周辺まで散策に出掛けました。マジックアワーな色の空はこの峠まで来ないと見えないと分かっていたのです。


というのもですね・・・
この方向の空のマジックアワー色を以前見たことがありました。
昨年12月初め👇

アニエル峠道の除雪リミット地点にて。
スタッドレスを履きこなして凛々しいデミたん✨


さて、先月下旬のお話に戻ります。


稜線を少しだけ上がったところから。
正面の稜線はイタリアとの国境になっています。


峠からの景色をぐるりと一周。動画で12秒です。
👇

峠の朝
お山の朝のひんやりとした空気が伝われば・・・と思います(*´▽`*)


朝食前からあんまり歩き過ぎて足が痛くなって駐車場まで下りられなくなると困るので無理をせず戻ってきました。
テントは見えていませんが、ここから少しだけ下りたところに張ってあります。


いつもなら兄弟二人とも爆睡なのになんと長男が起きていました。
次男が起きてくる前にわたしの寝ていたテントを片付けておきます。


昨日のブログにも書いたのですが、パンを駐車場の車の中に忘れてきてしまいました😓
幸い、昨日の晩ご飯のデザートにと思っていた菓子パン(ジャム入りのブリオッシュ生地タルト)が残っています。
ちなみにコーヒーやココアの入っているポーチも車に忘れ(3人のリュックサックの重さ調整でギリギリまでああやこうやと中身を入れ替えていた)飲み物は水と牛乳を温めるくらい💧ちなみに敷物はダイソー商品の手ぬぐいです。
さすがにこれだけでは足りないので、車に戻ってから遅い目の朝ご飯を食べることにしました。


簡単な朝ご飯の後、荷物をまとめました。


ゆっくりと駐車場まで下りて行きます。


なだらかな斜面なので松葉杖のわたしにも安心です。
ただ、昨日の上りでもだったんですが、脛骨と腓骨(両くるぶし)にプレートが入っているため、ハイカットの登山靴に擦れてとても痛い(T_T) バンドエイドを貼ったくらいじゃプロテクトできません。我慢できなくて途中からは左足だけ靴を脱ぎ完全に松葉杖と右足だけで駐車場まで下りました。


途中に出会ったワタスゲ畑。


駐車場に戻り、まずはこの道路の最高地点アニエル峠へ。
そして昨日はガスってたため途中でUターンしたイタリア側へと下りて行きます。


峠道らしいクネクネと曲がった道路が谷を下りて行きます。


イタリアなので看板も当然イタリア語です(^▽^;)


駐車スペースのひとつにデミたんを停めて少し下りて行きます。


ワタスゲがポツポツと咲いている少し湿った土地です。
少し先には小さな池があるのですが、そこまで行くのは足場が悪かったので適当な大きい岩に陣取りました。


ここで先ほどの不完全燃焼の朝ご飯のリベンジです。
少しだけど雲海も出ている(^^♪
パン2種類と農協バター、お気に入りの養蜂農家の蜂蜜、チーズ農協で買える胡桃スプレッドです(いつもほぼ同じ面々の朝ご飯😅)。


この峠道には3回ほど来たことがありますが、イタリア側にはこの辺りまでしか下りたことがありませんでした。今日は時間に余裕もあるのでもう少し下まで下りることにしました。


水がもうほとんどなくなっていたので滝というか水が流れているとことで水汲み。


もうしばらく下りたところにきれいな湖がありました。


また自分をランドローバーと勘違いして舗装路から出て行くオフロードなデミたん。


なんかして遊んでる子供たち。
日が経ち過ぎてて、何してたんだかさっぱり記憶にありません( ̄▽ ̄;)


道路に戻るまでにガタガタが多すぎて案内が必要です(;´Д`)
次男のガイドで長男が運転。



午後編に続きます。
最終回になるかあと2回に分けるか・・・
お読みいただいてありがとうございました。

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