旅の最後を飾る心温まるディナー
先月末に子供たちと出掛けたテント泊でのハイキング&ドライブ記、最終回です。
帰り道に約束がありました。
毎回、大活躍のデミたん。家族の一員なので記念写真はあちこちで撮ります。
デミたんを路肩に停めて待ち合わせの場所まで徒歩で向かいます。
今日待ち合わせているFさんはここからすぐの村に住んでいて、この辺りは2年前に酪農の仕事から引退したFさんの牛さん達が初夏から秋までの数か月を過ごした放牧地なのです。
引退後も、Fさんの仕事を継いだ若夫婦を手伝いにここによくやってくるそうです。
Fさんと奥様が間もなくやってきました。
おうちに向かうにはまだ早いので、近くで週に数回行われている農作物を売る市に連れて行ってもらうことに。
Fさんの車(ワゴン車)に先導してもらいます。
ここを左折するのか…今走ってるのは何十回と通ったことのある道路ですが、左は行ったことのない道です。
この奥に野菜を栽培している農家があり、周辺の畜産農家やチーズ農家(ってFさんの後継者)などが一カ所に集まり地元の住民や観光客どちらもが買いにくる青空市をやっているのだそうです。よく通る地方なのに聞いたことがなかった・・・
せっかくなのでチーズだけでなく野菜やお肉も買い込みました(*^▽^*)
Fさんご夫婦もお買い物されていました。この辺りは風光明媚なのはいいけど日常のお買い物をするお店がとても少ないので住民の方は大変だと思います(・・;)
Fさんご夫妻の住まれる村まで連れてきてもらいました。
左がFさんのおうちです。
ニワトリだらけ(^▽^;)
わたしはもうお呼ばれするのは5回目くらい(うち2回は泊めてもらった)です。この冬に知り合ったばかりだというのに😅
次男も来るのが2回目ですが、長男は初めて。
ワンちゃんが走ってやって来てわたしたちを歓迎?してくれました。
フィルー君というオスのワンちゃんです。7月に迎え入れたそうで、写真では見ていましたが会うのは初めて。
遊んで遊んで!と転がりまくっています。
4か月なのでまだ子供ですね、やんちゃ盛りで落ち着きがない(;^_^A
18世紀の建築だという年季の入りまくったおうちです。
馬具が掛かってるのもカッコいい・・・
2階は住みやすく改装されています。
あれっ、フィルー君も上がってきました。
うちの子供たちもワンちゃん好きなのでいっぱい遊びました。
Fさんの奥様がタルト生地を捏ねておいたものをFさんがタルト台に伸ばします。
デザートにリンゴのタルトでも作るのかなと思ったら、メインに使うそうです。
楽しみ(≧∇≦)
Fさんのご家族がおられる北イタリア、アオスタ渓谷のスペシャリティーの生ハム・・と思ったら牛肉なんだそうです。そんなに塩辛くなく、とろけるようで甘味さえ感じる絶品です。
ワインはわたしからのお土産のブルゴーニュの白。ブログにも書いたことがあるお気に入りの生産者のものです。
写真に撮り忘れてしまいましたが、この後トマトサラダが出ました。実がしっかりと詰まって種がほとんどないとても美味しいトマトでした。
わ~い、先ほど準備していたタルトがオーブンから出てきました(^^♪
トマト、玉ねぎ、アンチョビ、ブレット(ほうれん草と青梗菜の間みたいな野菜)のタルトです。
かなり大きく切り分けられてしまいましたが、おいっし~~い✨
みんなお代わりしてなんと全部なくなりました(◎_◎;)
チーズはトム(山のチーズ)とボーフォール。
あいにくFさんの後継者の若夫婦が作っているチーズは切らしているとのことでした。
デザートはわたしが持って行った胡桃ハチミツタルト。もう何回このブログに出てきたか分からないほど定番になっています。このおうちに持ってくるのも確か2回目(;'∀')
Fさんからは「ぜひ泊まっていきなさい」と言ってもらっていたのですが、長男が翌朝に大学の新学期の手続きがあり、今晩中に帰りたいというので泣く泣く!?おいとましました。
長々と書いた夏の終わりの家族1泊お出かけ記はこれでお終いです。
お付き合いくださった方、ありがとうございました。