フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

悪天候の中放牧地に行ったときの話

「放牧地に息子と週末に行くけど、一緒に来るか?」と友人Oさんから誘いの電話があったのは8月末のことでした。チーズを作る放牧小屋の工事があるそうです。


既にこの夏2回ほど行っているOさんの親しい友人Sさんの放牧地のことです。
「はいは~い!もちろんです(≧∇≦)」


この夏、ずーっとお天気が良かったので天気予報も見ずに返事してしまったけど、
高速を出てお山地方に入るとこの天気(;´Д`)


Oさんちに到着したころには雨は弱まっていましたが、この日は1日中雨という予報です。
放牧地に行く道路は舗装されておらずデミたんでは無理なため、毎回Oさんの四駆で行きます。
牛さん達には会いたいけど、あんまり土砂降りだったりすると辛いな~って思っているとOさん親子「小降りなら今日行くつもりだったけど、屋外での工事もあるからちょっとキツいんで明日朝の出発にしよう」とのこと。(´▽`) ホッ


雨の午後。ランドローバーの燃料タンクに少し漏れがあったので交換する、という楽しい?用事があって嬉しいOさん。息子さんがアシスタントです。


わたしはメカニックのお手伝いは出来ないので、買い物に行って明日持って行くサラダでも準備することに。


うちでも作りまくっているタブレ。通常はミントとパセリを入れますが、Oさんのリクエストでパセリの代わりにコリアンダー(パクチー)を使いました。日本でもフランスでも苦手な人も多いハーブですが、意外にもOさんは大好きだということ。わたしも好きなので問題なしです♪


翌朝出発した時はまあまあ青空が広がってきました。
この日の予報は朝曇り時々晴れ、昼前から快晴だそうです。


大きな湖の反対側に渡る頃から雲が支配し始め・・・


目的地周辺ではこんなドン曇りに:(;゙゚''ω゚''):


・・・てか、雪ですかΣ( ̄□ ̄|||)
ちなみに氷河とかではなく(そのお山2600mほどしかないので)、新雪です。
昨日1日中降ってた雨はこの辺りでは雪だったということです。
ちなみにこれは以前「速報!アルプスに初雪」というタイトルで短い記事にもしましたが、8月30日のお話です。


Sさんの農家にチーズ作りを指導しに来ていた、つい先日のブログでも子供たちとドライブの帰りに寄って晩ご飯をご馳走になったFさんとも合流する予定なんですが、まだ来ていないようなので一軒だけ開いているカフェにコーヒーを飲みに行きました。というか外は寒いので暖を取りに行ったというか(^^;


カフェのワンちゃん。大人しくて可愛い~~(≧∇≦)
ボーダーコリーの雑種ちゃんのようでした。
Fさんと連絡がつきました。忘れ物をしてUターンしてたため💧着くのが午後になるとのことでした。


トラクターとSさん。
わたし達も放牧地にはお昼から行くことにして、午前中は農家周辺でSさんの用事を手伝うことに。


SさんとOさんが忙しかったので農場のランドローバーをわたしが移動することに・・・


うひゃー、硬い💧💧
Oさんのランドローバー以上に古いのでペダル類が半端なく硬いです。


牛舎に戻りました。
牛さん達がいなくてがらーんとしています。


牛さん達の水飲み場のシステムです。2頭につきひとつ設置されています。
漏れている個所があったので、Oさんがパッキンを交換しました。


ランドローバーの荷台のドアはテーブル代わりにもなるんですね~
なんならディナーもここで食べることもできます(;・∀・)
知れば知るほど奥が深い四駆・・・
このブリキ板は放牧地の小屋の修理に必要なんだそうです。


SさんとOさんが忙しそうなのでわたしも何かしよう・・・


牧羊犬のオリちゃんと遊んだり。


牛舎にいた仔牛ちゃんと遊んだり。


人懐っこい(≧◇≦)
可愛い過ぎる💦💦


Sさん「みよん、暇しとるなら仔牛にミルクやってくれや」

そらきた!ほいきた!
残念ながら、哺乳瓶ではなくてバケツでした。生まれて2日間以内くらいはお母さん牛のミルクのみを哺乳瓶でやりますが、その後は飲み口の付いたバケツから飲ませます。
でもバケツを突き上げてこぼしてしまうこともよくあるので、バケツを手で押さえるという大事な役割を任されてます( ̄▽ ̄;)
あ~たまらなく可愛いです✨✨
牛さん達のお世話を手伝わせてもらってた春を思い出します。


午後編に続きます。

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