フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

初雪のガリビエ峠でピクニック(8月)

ちんたらしているうちに何と1か月も経ってしまいました。
8月末にアルプスに初雪が降った時期のお話です(^^;)


放牧地に友人Oさんと出掛けた翌日、うちに帰る途中に湖畔で撮った1枚です。前日には雪の積もる(ちょっとだけど)山の中にいたとは思えないいかにも夏、な1枚です。


しょっちゅう寄るチーズアトリエのブティックに寄ります。


この日は営業時間内でしたが、お店が閉まっているときでも自動販売機があって主力商品のチーズが買えるようになっています。


前はブティックに直接入ることが出来たのですが、コロナ対策で入り口と出口を別にしたため、工場部分を通って入ることになります。
軽く見学するような感じで悪くありません(*^^*)
ここは近辺の農家からミルクを買って何種類ものチーズを作っている中規模の会社です。質はまあまあ良くて値段はあまり高くないのでよく寄っています。


メイン商品ともいえるグリュイエールタイプのチーズ「フォンチュ」の夏のミルクもの(銀色の包み紙)を少し切ってもらい、安く売っている冬のミルクのものの中でも少し欠陥がある(ひび割れ過ぎているなど)ものを2切れ買いました。
冬のミルクのものは夏のよりも味が大人しい目ですが、十分においしいのでチーズフォンデュに最適です🎵


この日は、帰りに駐車場からあまりたくさん歩かずに行けるきれいな湖にミニハイキングをしようと思っていました。
しかし、周辺まで来ると2日ほど前に降ったばかりの新雪で周りの山が美し過ぎるのを見てしまい、絶景ドライブの代表コースであるガリビエ峠道に行きたい気持ちが一気に高まりました。


峠道に入ってすぐの辺り。
放牧の牛さん達が寝そべっている平和な風景です。肉牛として名高いシャロレでした。


これだけの雪を被った山々を見るのは初夏以来です。
氷河のある山もあるのですが、温暖化で氷河の面積は年々激減しており、真夏に白く見える部分はほんの少しなのです・・・


遠くから見ていて分かっていたことではありますが雲の中に入っていきます(・・;)


サイクリストさん達の聖地ガリビエ峠に到着した時には完全に真っ白💦
車から降りもしませんでした(^▽^;)


でもここから少しだけ下りたところにビューポイントがあるのでそこまでは行こう・・・


😻😻
奇跡的に雲が少し晴れて手前の道路の部分は見渡せました。
建物はカフェです。こちら側の斜面にひとつ(もっと下にあるチーズ農協ブティックでも簡単な飲み物は頼める)、反対側の斜面にひとつしかありません。おそらく景観を守るために規制をしているんだと思います。


真夏に比べてほとんど通行車両はありませんでした。
さて、こちら側はお天気が悪いので(^^;)峠の反対側に戻って、タイトルにも書いたようにピクニック目的の簡単なハイキングをしたいと思っています。


心当たりのあるパーキングに車を停めて・・・


デミたんが遠ざかっていきます。


普通の道だと松葉杖なしで歩けるのですが、ハイキング道では松葉杖またはストックが必要です。この日はストックが車に入っていなかったので不自然なことこの上ないけれど松葉杖でのハイキングです💦


頂上(ってほどでもないけど)には先客がっ:(;゙゚''ω゚''):
わたしがよくお邪魔している酪農の農家にいる牛さん達と同じアボンダンス&タリーヌちゃん達です✨ここらへんではボーフォールチーズが作られていますが、使われるのがこの2種類の牛さん達のミルクなのです。


・・・えっ(◎_◎;)
のそのそとこちらに向かって来ました💦💦
スミマセン、お邪魔しました~~と少し下まで下ります。


牛さん達が来ないであろう狭い場所に陣取ってお昼ご飯にします。
先ほどのチーズ屋さんで買ったグリュイエールタイプの夏ミルクのチーズ、それに1枚目に載せた湖の畔にある町の食料品店で買ったパテと地ビール(マーマットのイラストが可愛い)です。パンも途中に通るお気に入りのお店で買ったものです♩


ガリビエ峠道からロータレ峠(2057m)に到着する寸前のお気に入りの景色。8月末の初冠雪に来られて大満足です。


最後にデミたんの写真をもう一枚。
親バカですみません( ̄▽ ̄;)( ̄▽ ̄;)


あ、親バカついでに・・・
うちに帰って出会ったもうひとつの可愛い存在・・・
👇

ハムスターのビリーちゃんです。
1秒もじッとしていてくれないので食べ物で釣って写真を撮ります^_^;
甘くないコーンフレークスを頬張っているところです。



お読みいただいてありがとうございました。

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