フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

放牧地でチーズフォンデュ

9月上旬のお話です。
酪農のお仕事をしている知人Sさんの放牧地で牛さんのミルクを搾乳した後、麓の村の農家まで下りずに放牧地のシャレー(山小屋)でチーズ作りを出来るように小屋の工事をしたことを最近のブログでは書いてきました。


Sさんのチーズ作りの師匠、Fさん夫妻がシャレーに滞在してチーズ作りを始めたというので次の週末に様子を見に行こうと友人Oさんに誘われました。
今回はOさんちに寄らないで直接Sさんの農家で待ち合わせしました。


早い目にうちを出て、少し寄り道をしてから行きました。3年くらい来ていなかった景色の良い渓谷道路です。


こんなワクワクする道です♪


この道路はすれ違えない細い部分も多い崖道なため3年前には怖かったのに、ここ2~3年でもっと怖い道をいっぱい運転したせいか、一体どう怖かったんだかも思い出せませんでした(^▽^;)


さて、今日は来る途中で買い物をしてきてと言われています。


途中の小さな村にあるお気に入りのパン屋さんで・・・


パンをたっぷり買いました。なんせ今回放牧地で2泊の予定なのです(≧∇≦)


Sさんの農家に着くとOさんはまだ到着していませんでした。
あれっ、珍しいマツダのピックアップが入ってきました。Sさんのお兄さんのものです。


デミたんと並べさせてもらって記念撮影しときました\(^o^)/
青同士なのも嬉しい(^^♪


間もなくOさんと高校生の息子さんがやって来て、デミたんは村の駐車場でお留守番してもらってOさんの四駆に乗り込みます。未舗装のかなりの悪路なのでデミたんでは手に負えないのです・・・


放牧地に着いたのは夜の7時半。正面のお山が赤く染まって美しい・・・


前の週に工事をしたシャレー。Fさんご夫妻が数日前から泊まり込んでチーズ作りを行っています。洗濯して干してあるのはチーズ作りに使う麻布です。


今日のメニューはチーズフォンデュなのです(≧∇≦)
もちろんここの農家で作ったチーズを使います。今年の1月に作ったものです。
サラミをつまみつつチーズを小さくナイフで切ります。


味付けには白ワイン(シャルドネ)、ニンニク、黒コショウとナツメグです。


もちろん全部はフォンデュに使わないので飲みますが、ワイングラスなんて洒落たものはここにはないのでお茶碗を使って乾杯。


小屋内の薪ストーブでワインを沸かし、チーズを溶かし込みます。
Oさんの息子さんのA君がなめらかに溶かしてくれました。


屋外のテーブルに移して温め続けます。


わ~い、いい感じに溶けてます✨


いただきます💖
混ぜているのはA君。隣がFさん夫妻でわたしの左隣がOさんです。
デザートにはもう毎回のように登場している蜂蜜くるみタルト(テーブルの端に写っています)💦 わたしも手作りのお菓子を持って来ていたんですが、今回2泊なので別の機会に出すとしよう・・・


日が暮れるとさすがに寒くて小屋内に移動してハーブティーを飲みつつみんなでおしゃべりを続けました。


正面のお山には天の川が😻
お月様が出ていなかったので肉眼でもよくお星様は見えていましたが、スマホのフォトライブラリーの機能で加工してよりはっきりさせた画像です。


ここの小屋は小さいしFさんご夫妻が使っているので、わたしとOさん親子は別の小屋で寝泊まりするといい、とSさんから言われています。林道を四駆で5分ほどの距離です。


👆こんなところです。
夜は真っ暗だったのに加え、この週末にはその小屋の写真を全く撮らなかったみたいで探しても出てこなかったので💦(ブロガーともあろうものがっ😓)、別の時に撮ったものを載せておきます。


中はこんな感じで比較的使い勝手が良いのです。普段は鍵がかかっていて使えないことが多いらしく(鍵は村役場に頼めば借りられるとか)、よい状態に保たれているのでしょう。
マットレスもあるので寝袋は必要ですが立て付けもよく隙間風もゼロなため、とてもよく寝られました。



2日目に続きます。いよいよシャレーでのチーズ作りです(^^♪

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