ロックダウン以来初めての遠出

2020/11/15 07:00

ロックダウン3週目にして、初めて遠出をする機会がありました。
日本のジャーナリストの知人から執筆中の本に載せる写真を撮る仕事を依頼されたのでした。

まだ出版されていない本ということでモザイクをかけておきます。

このページに使うそうです。
レストラン関係の写真なのでお店に交渉すると、写真を送ってきてくれたのですが、コピーライトを入れる必要があるし、画像自体もイマイチ！？だったので撮りに行くことになりました。

外出許可書（スマホ版）には「お仕事への行き来」を選びます。
ロックダウン以来リヨンを出るのは初めてでドキドキします。

目的地は結構近場で、隣の県のドンブ地方。沼がたくさんあることで知られています。
日が昇るのが遅いので、これで8時くらいです。

沼がどんなにたくさんかって・・・
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これですよ、半端ない💦
大小合わせて1000以上あると言われています。

目的地の村に車を停めます。
可愛い🎵

ヴォナ村にあるミシュラン3つ星レストラン、ジョルジュ・ブランです。
大昔に一度だけ食べに来たことがあります。めちゃくちゃ美味しかったし、中庭がとても広くて田舎のお屋敷という感じだったのを思い出します。当時車を持っていなかったのでバスで行ったのですが、夕方にしか帰りのバスがなく、店の方が「じゃあ庭でゆっくりしていって下さい」を言ってくれたのを真に受けて、ダラダラして帰ったのでした(￣▽￣;)

コロナで閉店中ですが、外観の写真だけで良いので問題ありません。レストランが送ってくれた写真は建物が陰になって暗い感じだったのでした・・・
デミたんは可愛いけど、枠から出てもらって撮りました(^^;)

こちらの可愛い建物も、閉まっていますけど関連のレストランです。この村はジョルジュ・ブラン関係のお店だらけなのです。ちなみに、グループは村内だけには収まらず、近辺の町やリヨン市内にもレストランを展開しています。

せっかくなので、グループが経営しているパン屋さんに寄って帰ることにしました。

地元の人たちで賑わっています。

パンは素朴な感じのものが多いです。左端のライ麦の天然酵母を使っているというバゲットとブリオッシュ（写ってない）をチョイス。左側の部屋にはお菓子コーナーがあるので見に行きます。

パンの素朴さとは対照的に、洗練されたお菓子が並んでいます。ミシュラン3つ星だったら当然ですよね・・・
買うつもりはあまりなかったのですが、値段がそんなに高くなかったので4つ選びました。

上の陳列棚には地方菓子も。
この地方は生クリームが有名でAOP（産地呼称制度）で保護されているほどなので、それをふんだんに使ったお菓子「ガレット・ブレサンヌ」がどこのお菓子屋さん・パン屋さんでも売られています。ブリオッシュ生地を延ばして生クリームと砂糖をたっぷりとかけて焼いた
素朴なもので、わたしもうちの子供たちも大好き。リヨンは近いのに、そんなに見かけないんですよね・・・これも迷わず購入です🎵