フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

雪の湖畔でピクニック(ロックダウン前)

その日の晩にロックダウン宣言されるとは知らずに次男と久しぶりにお出掛けした時のお話です。もう1か月も前のことで申し訳ないです・・・


遠景から撮った(もちろん次男が。雪の中)デミたん。
グランドン峠からすぐのもうひとつの峠へと向かう道路。こんなお天気のせいか、峠道では3、4台しかすれ違うことがありませんでした。


先ほどはドン曇りの雪の中で無理やりピクニックしましたが、少し晴れ間も出てきています。


間もなくラ・クロワ・ド・フェール峠に到着。
標高的にはこちらの方が高くなっていますが、先ほどのグランドン峠の方がわたしは雰囲気的に好きです。こっちは素通りです( ̄▽ ̄;)


ラ・クロワ・ド・フェール峠から下りて行く道路は冬はそのままスキー場のゲレンデになるっぽいですΣ(゚Д゚) 安全ネットが掛けられていました。
夏の間はこんな不格好なものはありません。観光客が減り峠道が冬季閉鎖に入る直前に設置するのでしょう。この道路も11月下旬の現在では閉鎖されています。


少し下りると湖があります。この辺りには3つほど湖があり、これよりも小さい、少し歩かないと行けない湖の畔で子供たちとキャンプしたことがあります。
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2年前の秋でした。二つ目の、素通りした峠の駐車場から簡単に行けるので10月半ば頃に次男と1泊で行くつもりだったんですが、天気予報が悪く中止に(そしてベランピング、という流れ)なってしまいました・・・


この日の予定としては、峠の反対側に下りてさらに別の峠を経由し、この地方の中心的な町サン・ジャン・ド・モリエンヌにあるオピネル(アウトドア用ナイフ)の博物館、そしてみよん家の食卓に欠かせないボーフォールチーズの農協へ行こうということになっています。
ランチはこの峠道を下りた、別の標高の低い峠周辺かな、と思っていました、時間的に。


しかし、雪景色のこの湖があまりにきれいなので、次男にここでランチがよくない?と聞くと「僕もそう思ってた!」と満場一致\(^_^)/


ランチの材料になりそうなものはパンしか持って来ていないので買い物する必要があります。実は・・前の日の夕方に近所のお肉屋さんでラムチョップを買ったのに冷蔵庫に忘れてきたんですね(-_-;)
峠道を下りたところの村へ行くことに。


デミたんを要所要所で激写することを忘れません。
なんか雰囲気のいい山小屋に見えてますけど、レストランというか軽食の出来るカフェです。夏の観光客の多いシーズンしか開いていないようです。


写真の右下に見えているのが麓の村、サン・ソーラン・ダルヴです。冬はスキー客で賑わいます。夏も避暑客がいるのでお店はそこそこ開いてますが、10月末なんて閑散期だからお店開いてるのかな・・・不安な気持ちで下りて行きます。


嬉し~~(≧∇≦)
お肉屋さん、電気ついてる💖


地元の特産物も、住民の人が買いそうな普通のものも揃った広い清潔な店内。お店の人も感じが良かったです。右下の写真はサヴォア地方の特産物、クロゼと呼ばれるそば粉または小麦粉の小さなパスタです。
わたし達はお店で作っているソーセージ、塩バラ肉、サラミ、そしてチョリソー(ここで作ってないと思うけど💦次男が好物)を買いました。


峠へとUターンします😅
「ラ・クロワ・ド・フェール峠、開通」の看板。
お天気は回復してきました(≧∇≦)


デミたんに頑張って湖ギリギリまで寄ってもらいました(^^;)
まあわたしもそれくらい歩けるんですけど、ピクニックの荷物持ってくのが面倒( ̄▽ ̄;)


美し過ぎる✨✨


これですよー、さっき買ったお肉屋さん手作りのソーセージ♡
ディオ・ド・サヴォアという名前でサヴォア地方の名産物です。


ここでピクニックするのは初めてですが、夏場はよくキャンピングカーなどが停まっておりテーブルがあるのは前から目を付けていたんですね。最高過ぎます(*´▽`*)


ソーセージは太くて火が通りにくいので(経験済み。特に気温の低い時は💧)、半割にして焼き焼きしました。


ワインボトル持ってご機嫌な人。この日の晩にロックダウン(2日後に施行)が発表されるとはつゆ知らず(ーー゛)



オピネル博物館編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

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