フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

ロックダウン中のみよん家を救ったお買い物

ロックダウンは緩和はされたものの、まだ継続中のフランスです。
先週末から生活必需品以外を売る商店も開き、自由に散歩、運動できる範囲も「自宅から1km以内、1時間まで、一日一度まで」から「20km以内、3時間まで」になるなど、自由が広がりました。順調に患者数が減っていった場合、12月15日からもっと遠くに行くのにも許可書がいらなくなるそうです✨



ロックダウン2日前の次男とのお出掛け記の最後が少しだけ残っていました。


オピネル(ナイフ)博物館兼ブティックに行きました。
これはその少し前にひとりで行ったときに買ったものの一部です。


この後、大事なところに行きました(*^^)v
ブログを定期的に読んでくださっている方には十分すぎるくらいに何のことを言っているのか分かるかもしれません・・・


フォンデュに、お料理に、食後(料理とデザートの間)に、ピクニックにと大活躍のチーズ、ボーフォールの農協(協同組合)の製造所兼ブティックです。


入り口にはボーフォールとタリーヌ種の牛さんの可愛いイラスト。
ボーフォール作りに使われるのはタリーヌ種とアボンダンス種のミルクのみです。


わたしがしょっちゅうブログに書いている知人Sさんの農場にいるのは主にアボンダンスですが、タリーヌも少しだけいます。
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9月に放牧地で撮ったSさんのタリーヌちゃんの一頭。
お目目が大きくて可愛らしいんです💖💖


店内に置いてあった可愛いイラストのミルク入れ(を模した、おそらく傘立て?)・・・
でも次男とふたりして「これは違う!」と指摘。ボーフォール作りに使われる2種類の牛さんとは違う、おそらくモンベリヤルド種と思われる牛さんのイラストです(^^;) 
モンベリヤルドはフランシュ・コンテ地方が原産の品種でフランスでもっともポピュラーなチーズのひとつ、コンテを作るのに使われています。


店内は広々としていて、モダンなパティスリーかと思うような内装です。
コロナ影響で3人までしかお客さんが入ることが出来ません。


前の人がチーズを買うのに長引いていたので、欲しいサラミをチェックしつつ順番を待ちます。6種類前後あり、よく買うのはスモークのものやボーフォール入り、ブルーベリー入りなどです。サイズが小さめなのでお出掛け時にいいです。


サヴォワ地方の名産チーズのひとつ、トム・ド・サヴォワ。


エメンタール・ド・サヴォワやアボンダンス(ここではチーズ名)といった、この農協では作っていないけど近くの地方のチーズもいくらか売っています。


一番メインに売っているのは、やはりボーフォールです。
こないだ来た時もでしたが、夏のミルクのものは売り切れで、冬ミルクのものしかありませんでした。それでも十分においしいので、ちょっとまとめて買っておくことにします。
600グラム前後に5枚切ってもらいました。


バターや生クリームも💖
他に、少し谷の奥の地方作られているブルーチーズも2切れ切ってもらいました。


どっしりとした重みが幸せ✨✨
帰りは高速部分だけわたしが運転しました。
仮免の次男は110kmでしか走ることが出来ないので(制限時速130km)帰るのに時間がかかる😅


おうちに連れて帰ってきた子たち(*´▽`*) いつもより少し多い目になりました。
この日の晩にロックダウンが発表されることになります。
ロックダウンと言っても、スーパーなどの食料品を売る店は開いているので、食いっぱぐれることはないんですけど、チーズやワインは作っている人(または農協)から買いたい主義のみよん家。しばらくお出掛けできなくなり、この日にどっさりと買ったおいしい物たちのおかげでロックダウン中、だいぶ救われました(が、ほとんど全部なくなりました)(^^;)



お読みいただいてありがとうございました。

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