フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

あの峠道に普通車でチャレンジ

今月中旬に友人Oさんと、久々に知人の酪農家Sさんのところにお手伝いに行ったときのお話です。



隣村まで干し草を取りに来ました。

Oさんはトラクター、わたしは農家のランドローバーを運転しました。

こんなに積み上げて紐とかで縛ってないので恐々ゆっくりと運転😅



Oさんはトラクターの先の尖ったところに樽型の干し草をふたつ突き刺して農家まで帰りました。


このブログを定期的に読んで下さっている方は覚えて頂いてるかもしれませんが、この農家の牛さん達は雪のある季節は牛舎で、春の終わりから秋にかけては標高の高い放牧地で過ごします。



Sさんのお家でお昼ご飯を頂いてから、その放牧地方面にドライブ&お散歩しに行くことにしました。

Oさんの愛犬、ラフィちゃん(オス、3ヶ月半)も一緒です♪



いつもはOさんのランドローバーで行くのですが、この日は放牧地に行く用事がなかったので普段乗りの小型車、クリオ(ルノー・ルテーシア)で来ています。農家の四駆(干し草を運んだランドかSさんのピックアップ)を借りる手もあったのですが、Oさんはこれでも行ける、と…

未舗装路の悪路なんですけど⁉️



初めらへんからしてこんなガタガタです。

絶対にうちの可愛いデミたんでは来たくない💦

運転がとても上手なOさん、何の問題もなく進んでいきます。



このワイルドな景色に不自然な普通車😅

 


ただ、進むにつれて雪が出てきてツルツルに凍ったところもあり、Oさんの車はこの時点でまだ冬タイヤに代えていなかったため、ここら辺で諦めることに。わたしの車はもっと早くから冬タイヤにしているけど、ここまで辿り着けてなかったと思います💦

そして、雪や氷がなかったら絶対Oさん、峠まで行けてたと思います😅


 

車を停めて歩くことにしました。

Oさんに撮ってもらった1枚。



ガチガチに凍っていて滑るところは道路脇を歩きます。



この時はこの程度の雪の量でした。

今ではたっぷりと積もっていて普通車はもちろんのこと、四駆でも全く来ることは無理だそうです。



ラフィちゃん。

あまり人懐っこくなくて、微妙に距離を保ちながら付いてきます(^^;



もう、いい加減足首が痛いんだけど…

Oさんに「小屋まで行って引き返そう」と促され(強制され)歩き続けます。



もう一息〜💦

足首痛い…

でもこんなに歩けるとは思わなかったので自分でもびっくり。鬼コーチ様々です✨



歩いたご褒美に❓一枚撮ってもらいました(Oさんは写真撮るのが嫌い😅で、下手…これもトリミングし直した)。


この後、農家に戻ってOさんは搾乳のお手伝い、わたしは足首が痛くなり過ぎてたので別のお手伝いを。



チーズ作りに使う麻布を手作業で洗うことです。3枚あり、凝固したチーズ成分をスプーンを使ってこそげていきます。洗濯機では洗えないのです。

本来ならチーズを作った直後に洗うのですが、最近従業員の方が辞めてしまいSさんひとりで中々大変で溜まってしまっていたようです。




愛おしい大人の牛さん達、可愛らしい仔牛ちゃん達に別れを言います。



いつも通りチーズをたくさんもらいましたが、おまけに今朝に搾乳したミルクに浮いてきた生クリームももらって帰りました(๑>◡<๑)

濃厚で香り高く、ほとんどチーズの味さえ感じられる生クリームです✨



お読みいただいてありがとうございました。

×

非ログインユーザーとして返信する