フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

悪天候の中スキーで散歩

酪農をしている知人Sさんの農家にお手伝いをしながら滞在しています。

Sさんに伝統的なチーズ作りを教えたFさん夫妻が熟成カーブの様子などをチェックしに1泊でやって来ました。2日目は雪が降る悪天候でしたが、お二人は「そんなの気にならないよ。スキーで散歩しよう」とな∑(゚Д゚)



マジすか…

わたししばらく滞在するから今日は無理に出掛けなくてもいいんですが(-。-;



Fさん達の愛犬フィルー君も一緒です。



こんなですよ💦

暖かい部屋でお茶でも飲んでる方が適切な気がするんですけど。。

まあ逆にこんな天気でわざわざハイキングに行くこともめったにないので経験としてはいいかもしません。おふたりは山スキー歴50年以上の超ベテランなので心配ないし。



Fさんとフィルー君が先に、わたしと奥さまのCさんが後に続くかたちです。



少し急な斜面がありFさんとわたしはここから、Cさんは遠回りの緩やかな坂から登りました。



出発から1時間半くらいで小屋が見えてきましたが、これは目的地ではありません。



さらに20分ちょっと行くともう一軒の山小屋が現れました。本日の目的地ですε-(´∀`; )ホッ



同じ小屋、夏に来た時。

ブログを定期的に読んで下さっている記憶の良い方は見覚えのある景色かもしれません。ここはFさんの指導のもと、放牧期間中にSさんの牛さん達のミルクでチーズを作った小屋なのです✨



放牧期間以外は避難小屋として誰でも泊まれるように居住スペースの方に鍵はかけていないので、状態が気になります。



積雪のせいでやたら床が遠い(⌒-⌒; )



小屋内は特に荒らされたりゴミが放置されたりということはありませんでした。

雪玉がいっぱいできて気になるフィルー君😅



全然取れないのでオピネルで毛ごと切るFさん😂



お昼ごはんは前夜のラクレットの残りのチーズと生ハムやサラミ類、パン、ミックスナッツです。



チーズの皮をもらえてご機嫌なフィルー君。



デザートがわりにアーモンド入りのビスケットを持って来ました。お気に入りのパン屋さんのものです。



天気は回復するどころかますます雪がひどくなってきました。しかも気温があまり低くなくて体につくとすぐに溶けて濡れてしまうような嫌な雪です(TT)


 

同じアングルで夏に撮っていました。

「羊飼い(牛飼い)が使います。きれいに使って下さい」


帰りは辛すぎて写真の一枚もなしです😅

Sさんの農家に戻るとSさんは用事で留守で電話がかかってきました。「出産間近な牛がいるから様子見てきてくれないか」

Fさんたちと牛舎に下りると正に産気づいてる💦



Fさんいて良かった✨

初産の若い牛さんでスルっと出ないので干し草を留める紐を足に結んで引っ張りました。普通はもっと太いロープを使うんですが、どこにあるのか分からず(⌒-⌒; )



仔牛ちゃんをペロペロして羊水を拭ってやるお母さん牛。何度見ても心打たれます。どちらも元気で良かった(*^^*)

フランスは夜間外出禁止令が続いており18時までに帰宅しないといけないので、この後Fさん夫妻はSさんの戻るのを待たずにスタコラさっさと帰っていきました。


お読みいただいてありがとうございました。

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