フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

新たなスキーの楽しみ方を発見した日

滞在していた村から2日連続で同じ稜線までスキーで登ってきたところまで書きました。



先客の山スキーヤーのご夫婦の奥さんが撮ってくれました。稜線上で一番高い地点になっていて2616mだそうです。右手の斜面から登ってきたわけですが、とてもなだらかなのに対して…



反対側の斜面は絶壁です。高所恐怖症ってわけじゃないけどじっと見てると怖い😱



ところで少し離れたところの稜線の少し下の山肌にポツンと穴のような黒い点があるのですが…

ここはわたしにとっては馴染みのある場所なのです。ブログを定期的に読んで下さっている方は覚えておられるかもしれません。



伝説の悪路⁉️パルパイヨン道路のトンネルです✨

この道路の下の方でSさん(わたしがお手伝いしながら滞在している農場主)が牛さん達の放牧を行なっている関係でこのトンネルも夏から秋にかけて何度も通りました。



中はこんなです(⌒-⌒; )

一車線しかないし、デコボコだし、灯りもなし😱

秋に通ったときには氷柱だらけでした💦




トンネルを抜けると隣の県に出ることが出来ます。こちらの斜面の方が道が狭くて崖っぽいです。



4人の先客はみんな下りて行ってしまいました。わたしも下りるか〜♪


ところで、ここらへんの稜線に登ってくる人は皆、わたしが歩き始めたのとは別の村から出発しているみたいです。なぜなら、ここを真下に下りたらその村に着くからです。つまり、真下に下りずに左、左へと向かわないといけない💦ドキドキ💦



真下に下りてしもた🤣いや、1000m以上下りるわけですから、このくらい大丈夫でしょう。。

しかし結果から言うと、この部分だけが悪かったわけではないけど十分に左側に戻らず半分以上下りてきてしまい、出発地点の村に戻るには少し登りつつ進まないといけなくなってしまいました😓スノーシューなら何の問題もないけれど、またスキーに滑り止め付けるのイヤ( ̄▽ ̄;)



ひゃっほう✨

このまま真下の村まで下りることにしました🤣

というのも、その村はクロスカントリースキーのコースがあり、コロナ影響で今シーズンリフトが動いていない普通のスキー場に比べるとお客さんがいっぱい来ています。そこから下界のメイン道路に出るにはわたしが滞在している村のすぐ近くを通るので、誰か乗せてってくれるだろう( ̄▽ ̄;)



「ひゃっほう」の写真くらいの密度の木の間は怖くなくなってきたけど、この後かなり密です。スキーヤーさんのトレースがあるので(ほんの少しだけど)この辺通って帰れるとは思います。恐る恐る木の間を滑ってみました。お?新雪がたっぷりあるせいでスピードがあまり出ず、スキーをコントロールする余裕が十分にあります。スピード怖いから助かります(^◇^;)



こんな場所滑るの初めてだけど(ほんの少しだけ恐々滑ったりはあったにしても)、めちゃくちゃ楽しい✨



こんな急な斜面もフカフカの雪がたっぷりあるおかげでスピードが出ないでゆっくりと滑ることが出来るのです。

森の部分だけで高低差300m以上下りてきました。



無事、クロスカントリースキーのコースに到着しました。平和な世界ε-(´∀`; )ホッ

さて、駐車場に向かおう…親切そうな人に声をかけよう♩



運良く、最初に声をかけた40代くらいのカップルが快く承諾してくれました。



隣の県から来られたご夫婦でした。普段なら普通のスキーをするけどリフトが動いてないから毎週末になると色んなクロスカントリーのスキーコースを試してるんだとか。バックカントリーは難しい印象だから尻込みしてるそうです。

わたしがスキー昨シーズンから始めたばかりだけど、ほぼダイレクトにバックカントリーしてると言うと「えっ、じゃあ僕達もやってみようかな⁈」と俄然乗り気になってました。

村の入り口まででいいです、って言いましたが農家の前まで送って下さいました(*^^*)


お読みいただいてありがとうございました。

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