フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

アルプスの雪のお宿で迎える朝

山好きの同僚S君と彼女Cちゃん、S君の女友達ふたりと一緒にフレンチアルプス北部、サヴォワにある山小屋に泊まりに行ったときのお話です。

 


今回の素敵なお宿はこちら、エギーユ・ダルヴ山小屋(2260m)です。管理人さんはいませんでしたが、鍵は開いていて使えるようになっています。フランスの営業山小屋、特にCAF(Club Alpin Français, 山岳協会みたいなもの)に属している山小屋の半分くらいは同じように管理人さんがいない時期にも使えます。



朝7時半。

早くに出発したグループもありましたが、ほとんどの人はゆっくりみたいで、食堂は静まり返っています。



水はほぼ使い切ってしまったので、雪を集めて来ました。ストーブ用の薪は切れてしまっていましたが、ガスボンベはあります。山小屋使用料を払うので遠慮なく使わせていただきます。



台所の棚には色々置いてあります。避難小屋と同じように利用者が置いていくのかな、と思います。なんとなく使う気はしないですけどね💦



ガス台は他の宿泊客も使うので空いているとは限りません。2杯目の飲み物(インスタントコーヒー)はジェットボイルで作りました。



各自が持って来たものを交換しつつ楽しいご飯タイムです。みんな食欲ある〜💖気持ちの良い食べっぷりです。



ご飯の後片付けした後は、管理人さん不在時の使用料分の小切手をこの木箱に入れました。12ユーロは薪ストーブ使えなて寒かった(薪のストック切れ)ことを思うとちょっと高いかな…安いところだと8ユーロくらいの山小屋もあります。



荷物をまとめて出発準備です。少し下りて隣の山に登り返すつもりだったんですが、宿泊客に昨日の午後にそちら方面で雪崩れがあったと聞き、もう駐車場まで下りることにしました。

昨日は到着時、既に日陰で寒かったけれどどんどん日向になってきています💖



山小屋の窓に向かいの山が映ってポスターのようです✨コロナ対策の注意点が書かれています。



スキーヤーが大半ですが、たまにスノボの人も。

確かに日が当たってポカポカしてるけど、半袖って💦登ってる最中だと一時的に汗だくになったりするけど…



S君たちは今回スノーシューで来ています。



昨日はこの斜面、日陰になって凍結し始めていて苦労しましたが、お日様のおかげで柔らかくなってきました(*'▽'*)


  

急な部分を下りたあと、振り返って。



あとはなだらかなところ中心です。



谷底を下りるわけですが、アップダウンも結構あるのでスノーシューには問題ありませんが、わたしはみんなより少し高い位置をアップダウンに影響されないようにトラバースっぽく下りた部分もありました。



駐車場に向かう急な森の部分に入る少し前にある山小屋。ここの持ち主の方と少し一緒に歩いたことがあります。まだ当時、改装途中だったのでした。

その時の一枚👇


持ち主のおじさま。ドカ雪が降ったので改装中の小屋が雪の重みで潰れてないか心配になって見に来たそうでした😅大丈夫みたいだったけど。


S君たちは4人で1台の車で来たので、帰りは2台に分乗しました。


S君と彼女Cちゃんに乗ってもらいました。

ひとりだとケチって地道で帰ろうと思ってたんですが、高速代払ってもらって早く帰ることができました☺️おまけにS君が運転してくれました♪



お読みいただいてありがとうございました。

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