雪山で思わぬ出会い
少し前のスキーハイキング記になります。
この日は滞在していた酪農を営むSさんの農家の隣村から歩くことにしました。
20分ほど歩いた地点で振り返って。
奥の谷に向かう川に沿った緩やかなハイキング道です。
谷って大抵は朝のうちは日陰なので、地面は凍ったところが多いです。スキー用のアイゼンを持ってきていますが、ほぼ平らなのでまだ滑る危険はないため付けるのはもうしばらく後にします。
シーズンも終盤に入り、昼間日当たりが良いところは雪がなくなってきました。石のほとんどない草の上で少しの距離ならスキー板を履いたまま歩きますがこんな状況ではスキー板は外して持って歩きます。
この谷底のハイキング道は「妖精たちの小径」と名付けられており、いくつかのオブジェ?アート作品?が飾られています。
これは力作ですね(⌒-⌒; )
なんかちょっと怖い「手」。めちゃデカいです💦
グランピングっぽいパオ?が。中にはベンチなどあり快適そうです。
このあと少し進んだところに橋があり谷の反対側に渡るのですが、スキーにアイゼンを付けてる2人組の男性がいたので挨拶しました。
片方の男性が「あれ、僕たちどこかで会ったよね?〇〇でのクライミングのイベントだっけ?」
「わたし〇〇はほとんど行ったことないし、クライミングもしません💦(何言ってんだ〜全然覚えない顔だし!)」
「でも仕事は××で、男の子ふたりのお母さんじゃない?」
「確かに😮えーっ⁉️どこでどこで❓❓」
以下2年ちょい前の写真です。
👇
子供たちと山小屋2軒をハシゴする2泊3日雪山ハイキングをしました。
2泊目に雪に埋まったこんな素敵な山小屋に泊まったんですね…駐車場からのアクセスが大変なこと、地域的にもメイン道路から離れた不便な場所であるためか、2月のバカンス時期だったのに泊まり客はわたし達の他に2人組が2組あっただけでした。
そこで一緒になった方でした。
一階の窓で鍋を洗ってるのがそうです。前夜に連れの方(今回とは別のお友達)とチーズフォンデュ食べておられて、わたしも味見させてもらったのでした。
2年前と違ってヒゲ面だったこともあり、分からなかった(⌒-⌒; )
わたし達より1日前から泊まっておられて、雪が詰まった煙突をゾンデ棒(雪崩れに埋まった人を探す折り畳み式の棒)で1時間以上かけて掃除して薪ストーブを使える状態にしてくれたのでした(≧∀≦)
上はその時の様子をスマホ写真で見せてくれている図です😅
思い出話はここまでにして、この日のハイキング記に戻ります。
アイゼンは付けたものの、急だし地面も露出していてガタガタな地形なのでスキーを担いで歩く兄さんたち(⌒-⌒; )
わたしはガタガタの登山道は足首が痛くてスキー板を履いた状態のほうが安定しているため、ここら辺は外さずに歩きました。
かなりの急斜面です:(;゙゚'ω゚'):
幸い、怖いところはそう長くありませんでした。
そして兄さん達がさりげなく歩調を合わせて時々待っていてくれたので安心して登ることができました。
怖いところ終わったけど急斜面は続きます。
兄さん達はこのエリアでは最も難易度が高い頂上を目指してるそうなので「わたしは大丈夫ですから、先を行って下さい」と促しました。電話番号を交換し「またいつか一緒に歩きましょう」と別れました。
兄さん達は青いラインの感じに登って行ったんですが、近道っぽいピンクのラインな感じに登ったらかなり急で(そんな感じしないんですが、雪の表面がガリガリでアイゼンがなんとか引っかかる程度)やたらと時間かかりました(ーー;)急がば回れ、ですね💧
嫌な急斜面を登り終えてホッとしたところ。
この谷底から登ってきました。
後編(中編かも)に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。