フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

いくつかの平凡な出来事

少し前に知り合いの酪農農家のお手伝いをしながら滞在していた時のことです。



雪深い地方で村の標高自体1600mあるので3月4月はまだ冬です💦頻繁に雪が積もります。



この日も朝起きると外は真っ白でした。

デミたんもほぼ雪だるまです💦



仕事には普段からゴム長靴なので雪でも困りません(⌒-⌒; )



ここで住み込みで働くことの大きなメリットはなんといっても朝夕の仕事の間にスキーができることです。



そして新雪で足跡がない山の美しさといったら💖

この日黙々とひとりでスキーで登っていると、ハスキーがテクテクとやってきました。



犬ぞりなんかで活躍しちゃうだけあって、雪景色に映えまくりです∑(゚Д゚)

農家の飼い犬オリちゃん(ベルジェ・デ・ピレネー)や友人Oさんの飼い犬ラフィちゃん(ボースロン)とスキーするといつも「うーん、映えてるな」って思っていたけど、比じゃありません。



しかも人懐っこい❤️

可愛い✨



この人達のわんこでした。

しばらく立ち話をしましたが、最寄りの少し大きめ(この辺では)の町の方たちでした。綺麗な場所だけど、マイナーなので遠くからやって来る人はバカンス期以外ではほとんどありません。


この日は稜線まで行かず、高低差600mちょっとの短いコースにしておきました。

これだと、お昼には農家に戻って来られます。5日連続で稜線(高低差1000〜1100mほど)まで登ったこともあるんですが、農家に戻ってゆっくりする間なく夕方の仕事(かなり力仕事)に入るから疲れるんですよね(^◇^;



この日は牛舎の2階に借りていた部屋でゆっくりする時間がありました。夕方、下りるとオリちゃんがわたしが来るのを待っていました⁉️可愛い💖

朝デミたんに積もっていた雪は既に融けていました。


別の日、スキーインストラクターをしている知り合いとその同僚から農家の裏山のわたしの定番になってる稜線コースに行くよ〜って連絡がありました。



わたしは農家の朝の搾乳、おやつタイムのお世話が終わってから出発したので彼らにはだいぶ遅れをとっています。追いつくのは無理だけど、どこかで会えるとは思うのでとりあえず急いで登ります。



電波があるところまで来て、彼らと連絡が取れました。丁度稜線から下りてくるところでした

インストラクターだからカッコよく滑り下りてくるはず、写真撮ってあげよう、と構えていて…



撮れたのが、まさかのこれ( ̄◇ ̄;)

雪が柔らかくて滑るの難しいんだと💦



まあね…

確かに気温が高い目の日はお昼前になると雪が融けてきてこんなことになりがちです(⌒-⌒; )



少し立ち話をした後、別れて(写真撮りましたよ!とは言わずに😅)わたしも稜線へと登りました。



稜線の裏側の景色。



質素ながら幸せな稜線ランチの後、農家まで1000mちょっとの高低差のスキーを楽しみました。


お読みいただいてありがとうございました。

×

非ログインユーザーとして返信する